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佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江の共演で「マイホームヒーロー」がドラマ化&映画化2023/08/22

佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江の共演で「マイホームヒーロー」がドラマ化&映画化

 佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江らの共演で、人気コミック「マイホームヒーロー」の実写化が決定。10月24日からMBS・TBSの「ドラマイズム」枠(MBS=火曜深夜0:59、TBS=火曜深夜1:28)でのドラマ化に続き、2024年春には映画版も公開されることが分かった。

 「マイホームヒーロー」は、2017年から「ヤングマガジン」で連載をスタートし、累計330万部を突破。現在も連載中の原作・山川直輝氏&漫画・朝基まさし氏による大人気コミックだ。平凡なサラリーマンが、愛する一人娘の彼氏を殺害し、その死体を隠蔽するという衝撃的な物語の幕開けがSNS上を大きくにぎわせ、過激なテーマ故に一部では「実写化は不可能では?」とも言われてきた。

 愛する家族とただ平穏に暮らしていくことだけが生きがいだった、ごく普通の父親・鳥栖哲雄は、ある日、娘の彼氏を殺害して殺人犯になってしまう。一線を越えてしまった哲雄を待ち受けるのは、冷徹で残忍な闇社会の半グレ組織だった。娘を守るために殺人犯になった父。夫の秘密を守り、支える妻。そして何も知らない娘。推理小説オタクの“ただのおじさん”は、家族を守るために命を懸けた絶対に負けられない闘いに挑む。哲雄は“家族のヒーロー”か、それとも“ただの犯罪者”か…サラリーマンVS半グレ組織――。次々に巻き起こる日常ではありえない常軌を逸した展開で1秒たりとも目が離せない、ノンストップ・ファミリー・サスペンスが幕を開ける。

佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江の共演で「マイホームヒーロー」がドラマ化&映画化

 佐々木が演じるのは、おもちゃメーカーの営業職として働く、平凡なサラリーマンの哲雄。趣味は推理小説を読むことと書くこと。小説投稿サイトに10年前から執筆作品を公開していて、日頃からミステリーに使えそうなトリックのメモをためている。一人娘で、大学生の零花(齋藤)には煙たがられているが、零花と妻・歌仙(木村)のことを誰よりも愛している。

 佐々木は「娘の彼氏を殺してしまったことから物語は始まります。罪を犯し後戻りできず、警察から追われ、組織から狙われ…それでも、男は逃げない。知恵と勇気と家族への愛が、いつしか鳥栖哲雄をヒーローに仕立てます。登場シーンの9割がピンチ、撮影中は毎日血塗れでボコボコ。その最悪が、最高でした。超最高の原作に敬意を表し、スタッフキャスト一丸で没入し挑んだ『マイホームヒーロー』、ご期待ください」と撮影の日々を振り返りつつ、作品をアピール。

佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江の共演で「マイホームヒーロー」がドラマ化&映画化

 高橋が扮(ふん)するのは、半グレ組織のメンバー・間島恭一。盗聴やピッキングなど犯罪知識を豊富に有し、冷静な判断と行動力で組織からも信頼を置かれており、まだ若いが組織のリーダー格を担っている。

 高橋は「僕が演じる間島恭一は半グレで悪いことを当たり前のように行っていますが、本当の思いだったり心(しん)がしっかりあって、根はいいやつなんです! 今回オファーをいただいた時、うれしさと不安が半々でした。どう演じようか、間島恭一のすべてが僕の初めてでした! 原作を読み、研究しつつ自分なりにどうすればいいかを考えて、監督と話し合いながら、そしてキャストの皆さん、スタッフの皆さんに支えてもらいながら自分にできる精いっぱいのことはできたかなと思います! 原作ももちょー面白いですから、実写版ももちょー面白く仕上がってると思います! せひ、楽しみにしててください!!」と役づくりに悩みながらも撮影を全うしたことを報告。

佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江の共演で「マイホームヒーロー」がドラマ化&映画化

 齋藤が務めるのは、哲雄と歌仙の一人娘・零花。大学1年生で、進学とともに一人暮らしを始めた。初めての彼氏ができたが、父親には内緒にしている。

 齋藤は「温かな家族、穏やかな毎日、それらが守られているのがなぜなのかを知ることは、大人になることと同じなのかなあと思いました。不安もありましたが、私のやれることはそもそも少ししかないと考えたら、あとは周りのキャストの皆さん、スタッフの皆さんが引き上げてくださいました。皆さんのおかげです。正義や悪で区別するには難しい、愛のある物語だと思います。最高の原作、映像になるとどんな化学反応が起こるのか、とっても楽しみです」と作品の出来栄えに期待を寄せる。

佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江の共演で「マイホームヒーロー」がドラマ化&映画化

 木村は、哲雄の妻でありよき理解者・歌仙役担う。実家は資産家として知られる呉服店。哲雄と零花のことを大切に思い、家族を守るためには、時に常識では考えられない行動もこなしてしまう大胆さも持っている。

 木村は「私の役は、少しずれていますが、家族を守ろうとする、時に大胆な人です。原作があり、それをリスペクトしつつ、初めて見る方々にも楽しんでいただくには、役をどうつくるか、、非常に悩みました。でも、きつい撮影をみんなで乗り越え、今は楽しんでいただきたいという思いでいっぱいです。原作のファンの方も、初めてご覧になる方も、私たちと同じジェットコースターに乗ってしまったつもりで、ドラマから映画まで、ぜひ一緒に、スリルを楽しんでいただけたらうれしいです!」と呼び掛けている。 

 また、鳥栖一家を追い込んでいく犯罪組織「間野会」のメンバー役で、吉田栄作、音尾琢真、淵上泰史、内藤秀一郎が出演。吉田が演じるのは、麻取延人(内藤)の父・麻取義辰。電話で幾人もの人格を使い分け、言葉巧みに金をだまし取る詐欺師であり、半グレ組織の重要人物だ。延人に対して、異常ともいえる執着を持つ。

 そして、半グレ組織の中心核で、恭一や竹田(淵上)らを束ね、体術や武器の扱いにも優れた犯罪と殺しのプロで、痕跡は一切残さない窪役を音尾。半グレ組織の中堅メンバーで、恭一とは犬猿の仲の竹田役を淵上。零花の彼氏で、義辰の一人息子・麻取延人役を内藤が務める。延人は気性が荒く、気に入らないと感情を抑えられず、暴力を振るうこともしばしばあるというキャラクターだ。

佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江の共演で「マイホームヒーロー」がドラマ化&映画化

 吉田は「僕は今回主演の佐々木蔵之介さんが演じる鳥栖哲雄と、深い訳あって大きく敵対する人物、麻取義辰を演じさせていただきました。原作である漫画を読ませていただいた限りでは、この難解な人物像をどのように演じるか、自分自身の内でかなり模索しました。ある時ふと気付いたのは『麻取の思いは、哲雄の思いと同じ』ということでした。そして原作という素晴らしい絵コンテがあるじゃないか!ということ。劇中では、哲雄と麻取の距離が少しずつスリリングに近づいていきます。そして最後は…。僕自身もテレビシリーズ、そして映画の完成を楽しみにしています」と役づくりの過程を伝える。

佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江の共演で「マイホームヒーロー」がドラマ化&映画化

 音尾は「のめり込むように読んだ『マイホームヒーロー』の一員になることができて、とても光栄に思います。窪は、主人公に対して常に圧をかけていく役柄になりますが、原作では、後々新たな魅力を発揮してファンの方も多いキャラクターだと思います。私自身もファンなので、演じるのが私ですみませんという気持ちはありつつも、今回ドラマ化された範囲で『マイホームヒーロー』全体の世界観が垣間見えるようにできていると幸いです。蔵之介さんをはじめ出演者の皆さまもスタッフも一丸となって、試行錯誤の連続で作り上げました。ご覧になる皆さまに、美しい家族の絆が届きますよう願っております」とメッセージを寄せる。

佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江の共演で「マイホームヒーロー」がドラマ化&映画化

 淵上は「半グレ組織のメンバーで、組織で中でも最古参の1人でもあります。年の離れた恭一とはいつも対立し合う仲ですが、心のどこかで認めていたり、後輩思いなところもある、実は優しい人なんじゃないかなと思います。でも今回、佐々木蔵之介さんにはほとんどひどいことばかり…申し訳ないなぁと思いつつ、ひどいこと振り切って思いっきり楽しみながらやり切りました。すいません(笑)。とにかく原作ファン並びに初めての方にも、ドキドキする内容になっていますので、ぜひ楽しんで見ていただけたらと思っております」と撮影を振り返る。

佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江の共演で「マイホームヒーロー」がドラマ化&映画化

 内藤は「鳥栖零花の彼氏で、暴力を振るったり、過去に殺人を犯してたりという極悪人を演じました。自分が経験したことのない役柄だったので、この役を演じ切れるかとても不安でした。そのために体重を数kg落とし、狂気的に見えるよう、そして延人の雰囲気に近づけるように役づくりを頑張りました。いつもと違う自分の演技をみていただければうれしいです! 皆さまぜひご覧ください」と明かしている。

 なお、監督を務めるのは、「ドラゴン桜」「グランメゾン東京」「ユニコーンに乗って」(すべてTBS系)など数々の人気ドラマに演出として参加した青山貴洋氏。10月スタートのドラマ「マイ・セカンド・アオハル」(火曜午後10:00)ではメイン監督を務める。また、本作が劇場長編映画デビューとなる。

 青山氏は「原作を見たのは5年前。『マイホームヒーロー』というタイトルに、ホームドラマのような、ほっこりとした物語を想像していたら、全く違うドキドキ、ハラハラのサスペンスでした。でも、とてつもなく面白い。今回、映像化するにあたり、うれしいより緊張感の方が強かったです。しかし、やるならば、『自分が感じた原作の空気感をどう演出するか?』漫画はクライムサスペンスでありながら、コメディー要素もあるし、何より自分の中では究極のホームドラマ。このよさを抽出しようと四苦八苦しました。その結果、抽象的な表現ではありますが、あんまり見たことのないエンターテインメントの連続ドラマ、そして心が伝わる映画ができたと思っています。それは、すべての関わった役者部、スタッフの力であり、何より撮影時に面白いものにするぞ、という現場の気概が映像に表れていると信じています。佐々木蔵之介さんをはじめとした、役者の皆さんの演技が本当に素晴らしく、今まで見たことないような表情をしています。全員一丸となって作った『マイホームヒーロー』ドラマも映画も、楽しみにしてください」とアピール。

 原作の山川氏は「とてもありがたいことに、『マイホームヒーロー』を心から愛してくれている人たちによる実写化が決まりました。撮影見学に行かせていただいた際にも、スタッフの皆さまだけじゃなく、佐々木蔵之介さんや木村多江さんをはじめとした出演者の方々に『読んでます。本当に面白いです!』などと言っていただき、『作品を読んでくださっているあの俳優さんたちが演じてくれるんだなあ』と不思議で、そしてうれしい気持ちになりました。ぜひご覧ください」とコメント。

佐々木蔵之介、なにわ男子・高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江の共演で「マイホームヒーロー」がドラマ化&映画化

 漫画の朝基氏からは、お祝いイラストとともに「読者の方々が想像していた『実写化ならこの役者さん!』にいつも佐々木蔵之介さんのお名前が挙がっていました。そして、その方に実際に演じてもらえるこの喜び! 家族を守るために人を殺してしまった主人公…。きっと漫画やアニメとはまた違った、よりリアルな緊張感を持った作品に仕上げていただけるスタッフ、キャストであると、僕も今から楽しみにしています!」と完成を心待ちにしている。


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