石川恋が「猫カレ -少年を飼う-」で連ドラ初主演！ 16歳の猫系男子には齋藤潤が抜てき2023/08/17
石川恋が、BSテレ東で10月7日にスタートする真夜中ドラマ「猫カレ -少年を飼う-」（土曜深夜0：00。テレビ大阪＝土曜深夜0：55）で連続ドラマ初主演を果たすことが分かった。30歳の独身女性と16歳の猫系男子の同居生活を描いた“ホーム・スイート・ヒューマンドラマ”で、猫系男子には注目の新星・齋藤潤が抜てきされた。
「猫カレ -少年を飼う-」の原作は、電子コミックとして累計発行部数約15万部を突破し「今一番報われてほしい年の差恋愛」として多くの読者を魅了する、青井ぬゐ氏の人気コミック「少年を飼う」。主人公は、都内の大手広告代理店でバリバリ働き、「かわいげがない」「鉄の女」とやゆされる会社員・森川藍（石川）。残業や深夜帰宅は当たり前、結婚ラッシュどころか終電にすら乗れない日々を送っている藍が、ネコのようにマイペースな16歳の美少年・遠野凪沙（齋藤）と出会い、孤独な2人の奇妙な同居生活が始まる。
藍とは、年齢も環境も重なる点が多いという石川は、「自分の機嫌は自分で取れて、着実にキャリアを重ねて自立できていることは素晴らしいことのはずなのに、そうして武器をそろえながら30歳を迎えてみると、なぜか周りからは『かわいげのない鉄の女』と敬遠されてしまう。そのもどかしさに深く共感し、自分が30歳になったこのタイミングで藍と出会えたことに運命を感じました」と表し、夢中で原作を読んだことも明かした。
齋藤との共演については、「原作と同じくリアルに16歳で凪沙役を演じる齋藤潤さんには、役を通して私自身にもさまざまな新しい感情を与えてもらえそうで、一緒にお芝居できることがとても楽しみです」と期待している様子。そして、「日々を強く生きようとするすべての人に、癒やしを届けられたり、背中を押せるような作品にできればと思っています。連続ドラマ初主演ということで緊張もしていますが、あまり気負いすぎずに、スタッフ・キャストの皆さんと力を合わせて1シーン1シーン丁寧に作り上げていきたいです」と意気込みを語っている。
出演が決まって「本当にうれしかった」と喜ぶ齋藤は、「一瞬で好きになってしまった、あんなにもかわいらしい凪沙くんを自分が演じられるんだといううれしさが込み上げてきました」と初々しくコメント。原作を読んだ際、「藍さんと凪沙の関係がどうなっていくんだろうと、ページをめくる手が止まらないほどのめり込んでいました」と振り返る。
凪沙を演じることにプレッシャーを感じていると明かしつつも、「石川さんが演じる藍さんと向き合い、いい空気感をお届けしたいと思います。原作の素晴らしさに加えて、映像としての魅力が出せるよう、佐伯（竜一）監督をはじめとしたスタッフの皆さん、キャストの方々とすてきな作品になるよう全力で努めます」と真摯（しんし）な姿勢を見せている。
原作者の青井氏は、ドラマ化の話を聞いて「驚きました！ ずっと二次元で想像してきた世界が、三次元でも見られる日が来るとは夢にも思わなかったので（笑）」と声を弾ませ、「漫画ならではのよさがあるように、生身の人が創る映像ならではのよさもあると思うので、そういった違いを一視聴者として皆さんと楽しめたらと思っております」と期待を寄せた。
ドラマを手掛ける瀧川治水プロデューサーは「拾い猫のように美少年との突然の同居が始まった時、主人公は最初、彼の存在が心の癒やしになりました。でもやがて、保護者的な愛情と変わっていき、さらにそれは次第にタブーとも言うべき恋愛に育っていく…。猛烈仕事女子社員のその繊細な心の変化を、石川恋さんが緻密に熱演してくれます」とアピールし、加えて「それぞれの孤独な立場を超えて、互いの存在が絆に育っていく、愛と癒やしのドラマです」と力を込めている。
なお、藍の高校時代の同級生であり、凪沙が通う高校の美術教師として再会を果たす・鹿目圭斗、藍が心を許す親友・新島清香、凪沙の高校の同級生・有馬柊平＆志田こころ、謎の美少女・鈴村華恋のキャストは、近日発表予定。
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