森山未來、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、関口メンディーが「パリピ孔明」に出演決定!2023/07/24
フジテレビ系で今秋スタートする連続ドラマ「パリピ孔明」(水曜午後10:00、開始日未定)の新たなレギュラーキャストとして、森山未來、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、関口メンディーの出演が決定した。
向井理が主演を務める「パリピ孔明」は、原作・四葉夕ト氏&漫画・小川亮氏による同名コミックを実写化。「ヤングマガジン」(講談社)で現在も連載中で、累計発行部数160万部突破している人気作だ。中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井)が現代の東京・渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す1人の少女・月見英子(上白石萌歌)を軍師のごとく成功に導いていくサクセスストーリー。
森山が演じるのは、英子が働くライブハウス「BBラウンジ」のオーナー・小林。オールバックでヒョウ柄の派手なスーツを着こなす小林だが、実は面倒見がよく、常連やスタッフから慕われている。また、極度の「三国志」オタクで、「三国志」について孔明と語り合ったことをきっかけに、行く当てのない孔明をスタッフとして雇い入れる。
本作の監督・渋江修平氏と何度か一緒に仕事をしたことがある森山は、「渋江さんは、独特な世界観で魅せる方という印象。その方が民放ドラマの、しかもゴールデンの枠で『パリピ孔明』の監督を担当されると聞いて興味を持ちました」と明かし、原作の小林を踏襲しつつ遊んでいるそうで、「衣装も振り切れていていい感じです。クランクアップしたら、このままこの衣装で帰りたいぐらいです(笑)」と気に入っている様子。また、森山は、横山光輝氏の漫画「三国志」にどっぷり漬かっていたらしく、演じる小林の「三国志」好きにも負けていない。「プロデューサーと相談しながら、各物語の要所要所に『三国志』ネタを原作より少し濃いめに織り交ぜているので、『三国志』を知らない方でも楽しめますが、知っているとより楽しんでもらえるかもしれません!」と力を込めた。
ダンサー・振付師として世界中で活躍している菅原は、ハイレベルなダンスパフォーマンスと歌唱で注目を集め、SNSフォロワー数10万人超えの人気シンガー・ミア西表を演じる。ミアは美意識が高く常に肉体を鍛えており、気丈な性格が故に周囲に弱みを見せることができない不器用な面がある。
民放ドラマに出演するのは本作が初となる菅原は、「よく、アニメに出てきそうな顔だと言われるので…(笑)」と自虐ネタをはさみつつ、「不安はありましたが、監督やプロデューサーさん、スタッフさんたちの熱いパッションを感じて、これは面白いことになりそうだなと思いました」とオファーを受けた時のことを振り返る。台本を読んで、「コメディーでありながらもヒューマンドラマで感動的なシーンも多く、どのキャラクターも個性が強めではありますが、それぞれ生きるのに一生懸命で熱い物語」と感じたとのこと。
演じるミアついては、共感できる部分も多かったそうで「一見、意地悪ですが、強い面も弱い面も持つ人間味あふれるキャラクターだと思います」と表した。また、演じる上で「ミアの言葉遣いが難しく自分の言葉にするのが大変でした。どう言えばナチュラルになるのか考え、日本語よりも英語で書き換えた方が素直に感情を出しやすいと思いました。リアルを追求するために、そして、コメディーであるからこそ、“セリフを英語に書き換えて練習する”という方法が浮かびました」とユニークな暗記法を告白。人気シンガー役のため、歌にも挑戦した。「最初は歌うことに少し抵抗があった」という菅原だが、「私は、あくまでもダンサーなので…。でも、もともと歌うのは大好きですし、実際にドラマの世界で歌ってみると、楽しみながら撮影できたのでよかったです」と意欲的に臨んでいることをうかがわせる。
宮世は、MCバトル選手権3連覇で“無敵のフリースタイラー”という異名を持つ若き天才ラッパー・KABE太人に扮(ふん)する。プレッシャーに弱く、MCバトルで急性胃潰瘍になり倒れて以来、ラップ界から身を引いてしまう。俳優業だけでなく、アーティストとしても活躍している宮世だが、「大好きな作品からのオファーにプレッシャーを感じました」と答えつつ、「自分にしか出せないKABE太人を出していきたいなと思っています」とやる気十分。実写化する想像がつかなかったようだが、「撮影に入ってみると、テンポ感もよくて、コメディーチックな部分がありつつもヒューマン部分もあり、さまざまな年代の方に楽しんでいただける作品になっていると思います」とワクワク感を楽しんだ様子。
演じる太人については、「彼のバックボーンも描かれているので、過去を知って共感してもらえる部分があったらうれしいです。彼の秘めた思いをぶつけるラップシーンでは、僕自身、全身全霊でラップに挑戦しました。フリースタイルラップなので、語りを韻を踏んでラップするのがすごく難しかったです」と苦労も明かした。いろいろな動画を見て勉強したそうで、「初めての経験でしたが、いい刺激になりました。全力で挑んだ、ラップシーンにぜひご注目いただきたいです!」と笑顔でアピールした。
路上ライブで警察に許可書を求められ、困っていたところを英子に助けてもらうシンガー・久遠七海には、Netflixシリーズ「First Love 初恋」(22年)で満島ひかりが演じる主人公の学生時代を演じ、“透明感の塊”と注目された八木が起用された。透明感のある歌声で、英子も七海の歌唱力に一目置き、路上ライブでの出会いをきっかけに2人は意気投合し仲良くなるが、実は彼女には大きな秘密がある。
演じる七海に関して、八木は「自分の夢よりも好きなことがはっきりしている子。何かを成し遂げたいという思いより、“音楽が大好き”という気持ちで、頑張っているイメージです。それ故に、自分のやっている活動に違和感を覚え、葛藤しながら生きています」と分析。歌もダンスも楽器(ギター&ベース)も未経験で「音楽に長けている七海役が私に務まるだろうか?」とうれしい半面、焦りも感じていたという。それでも、「一緒にレッスンをしながら頑張ろう!」とプロデューサーやスタッフから言われて、「これほどありがたいことはないなと思い、頑張るしかない!」とポジティブに考えるように。さらに「とっぴで面白いシーンもたくさんあるのですが、異次元からきた孔明の言葉は、時に核心を突いていて、自分の心にも刺さるものが多くありました。そして、みんなに個性が立っているので、映像化された時にどんな形になるのかワクワクしています」と声を弾ませた。
関口は、作詞・作曲・振り付けまですべてを自らこなす、歌って踊れるスーパーアーティスト・前園ケイジ役。抜群の歌唱力とクールな踊りで多くのファンを魅了する。しかし、前園には、英子が働く「BBラウンジ」のオーナー・小林と切っても切れない因縁があり、英子の前に“最大のライバル”として立ちはだかる。EXILE/GENERATIONSのパフォーマーとして活躍する関口は、同局の連ドラ出演は「モトカレマニア」以来約4年ぶり。「『モトカレマニア』では黒髪坊主だったんですが、髪がだいぶ上の方に伸びて成長しました(笑)。ボックスヘアにしたら、芝居の仕事は来ないと思っていたのですが、まさかオファーをいただけるとは夢にも思っていなかったです」とコメントし笑いを誘う。
もともと原作が好きだったということで、「音楽業界にいる人間として勉強になる作品だと思っていたので出演できてうれしいです。共演者の皆さんも、キャラが濃いインパクトのある方々ばかりなので、演技力はもちろんのこと、負けないように頑張りたいと思います!」と意欲をにじませる関口。役衣装を見て「インパクトがすごい」と思ったらしいが、「何度も着ているうちに慣れてきて、居心地がよくなってきています。この衣装を着ている時は、すごく自信がみなぎっている気がします」と愛着を見せる。そして「原作の前園ケイジは歌って踊れるスーパースターなので、彼に劣らないように歌を含めて日々トレーニングに励んでいます。歌という部分でも新しい自分の扉を開くきっかけになると思っています!」と強調した。
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年冬】TVドラマガイド
2025年の冬(1月・2月・3月)にスタートする連続ドラマを曜日別で特集!
大河ドラマ「べらぼう」、奈緒×松田龍平W主演「東京サラダボウル」、黒木華や佐藤大樹らが出演する「風のふく島」、山田杏奈主演「リラの花咲くけものみち」のほか、深夜ドラマやBS放送の新着ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポート情報などを順次公開!
【2024年秋】TVドラマガイド
2024年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で大特集!
朝ドラ「おむすび」、月9「嘘解きレトリック」、柳楽優弥×坂東龍汰「ライオンの隠れ家」、松本若菜×田中圭×深澤辰哉「わたしの宝物」、菊池風磨主演「私たちが恋する理由」、現代版「若草物語」や「ザ・トラベルナース」など注目作のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時更新☆