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「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!2023/07/18

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 テレビ朝日系で8月6日にスタートする連続ドラマ「何曜日に生まれたの」(日曜午後10:00=ABCテレビ制作)の制作発表会見が開催され、主演の飯豊まりえをはじめ、共演の溝端淳平、早見あかり、シシド・カフカ、陣内孝則が登壇した。さらに、脚本を手掛ける野島伸司氏も出席。作品に懸ける意気込みや、ミステリアスなタイトルの作品に込めた思いを語った。

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 ABCテレビが2023年4月に新設した日曜午後10時の全国ネット放送の連ドラ枠第2弾となる「何曜日に生まれたの」は、「101回目のプロポーズ」「ひとつ屋根の下」(ともにフジテレビ系)や「高校教師」(TBS系)など多くの人気作品を放ってきた野島氏によるオリジナル作品。飯豊が演じる引きこもりの主人公・黒目すいを中心に展開する、恋愛ありミステリーありのジェットコースタードラマだ。

 プライム帯の連ドラ初主演となる飯豊は、「放送開始は8月6日とまだ1カ月ほど先なのですが、皆さまに早くお届けしたいという気持ちが高まっております」と手応えを語りながら、「サスペンスでもあるので、私が演じるすいが10年前に引きこもりになる前の高校時代の描写と、現在の世界観が常に混じり合う展開が本当に面白いなと思います。高校時代のパートと現在のパートのコントラストも見どころだと思いますし、関わってくださる皆さまが個性的でミステリアスなので、一筋縄ではいかないドラマになると思います」と作品の期待を高める。

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 ミステリアスなベストセラー作家・公文竜炎を演じる溝端は、「飯豊さんと陣内さんが演じる黒目親子がとっても不器用ですが、愛くるしくてかわいらしい。そしてシシドさんと早見さんの演じる来栖姉妹がとってもパワフルで快活で、出てくるキャラクターがすべて愛すべきキャラ」とそれぞれの役について魅力をアピール。

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 すいの父親・黒目丈治を演じる陣内は、飯豊とは初共演になるが「すごくすてきな女性で。こんなすてきな女優さんがいらっしゃったんですね。溝端くんは、10年ぐらい前にご一緒して、その頃から出来上がった人でしたけど、より深く役を掘り下げる人になっちゃって。すごいなと思います。もう(このドラマは)万全です」とキャストへの信頼を見せる。ただ、子役との関係は微妙な様子で「ロケ地のことを『遠いなあ〜』と言ったら、『僕はニューヨークまで1シーン撮りに行きました』ってマウントを取ってきました(笑)。なんか『この子の方がスケールでかいな、俺ちっちぇえな』と思って。シシドさんの息子役なので、ぜひ注目していただければと思います」と、子役との攻防戦についてユーモラスに明かし、笑いを誘った。

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 来栖久美演じるシシドと、その妹・来栖芽衣を演じる早見は、風貌が似ていることについて司会から振られると、「顔の濃さが似ていますね」と言うシシドに、早見が「さっき分析したんです。眉毛と鼻の形が似てるんじゃないか」とコメント。

 撮影に関しても、早見から「家でのシーンの時に、お姉ちゃん(シシド)はリモートで参加することが多く、実際に別室で撮影をしているんですね。すごくやりづらいんです。よくこんなにもたくさんの言葉をしゃべれるなって。目線も、本当のリモートでやると画的によくない場合があるので、「◯◯さん」「◯◯さん」とキャストの名前が書いてあって、そこを見てセリフをしゃべるという、すごく技術力が必要なことをやってらして、それを当たり前にされているのが素晴らしいなと思っております」と芝居の細部まで絶賛。

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 すると、シシドも「テレビでお見受けした通りの、快活な方でした。その上で、今回の来栖芽衣という役がものすごく早見さんに合っているんじゃないかなと思います。公文と芽依の掛け合いを見ているのがすごく好きです。皆さんにも楽しんでいただけるんじゃないかなと思っているポイントです」と姉妹としての信頼関係が早くも出来上がっているようだ。

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 さらに、野島氏は「あまり人と会うことがないので、こんなに大勢の人がいると、ちょっと人当たりして明日はぐったりするかもしれません(笑)」と少し緊張した面持ちで、キャストに対して「皆さんバランスがとてもいいですね。飯豊さんは高校生の頃に初めてお仕事をしてから、今回が3回目になります。溝端くんとは昔舞台で一度一緒になったことがあって、その時はまだかわいらしい、少年明けの青年みたいな感じだったんですけど、すごくスキルを持って、順調にお芝居を構築してきてくれている。この役はとても難しい役だと思うんですけど、フラットにかわいらしく、時にかっこよくやってくれればいいかなと思います」と期待を寄せた。

 本作に込めた思いについては、コロナ禍の影響で、理想のキャンパスライフを送ることができなかった大学生が、構想のきっかけだったことに触れながら、「キャンパスライフを想像しながら入学したのに、キャンパスに通えず、そのまま何年間もリモート授業になってしまった大学生たち。想像していた華やかな大学生活が送れないまま退学した人もいれば、引きこもりになってしまった人もいる。その世代独特の、特殊な世界の、若い世代がずっとひっかかっていたんです。だから今回は、コロナ禍で数年間のキラキラした青春を送れなかった子に寄り添おうかなというのが、最初の考えでした」と語った。

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 会見では、ロングバージョンの本編PR映像が初解禁。キャスト陣と野島氏も初めての視聴となる中、いくつもの伏線が張り巡らされた、そのワクワクする仕上がりに飯豊が「うれしいです。暑い中、ベテランの監督やスタッフの皆さんに支えていただきながら撮影した映像が、こうして形になる完成すると、やっぱり感動しますね。野島さんと一緒に確認できたことも感動ですし、『(自分の演技を)見られてしまった!』と緊張します(笑)」と率直な感想を述べると、野島氏も「今回は、個人的に感覚が好きな、大塚(恭司)監督にチーフで(演出を)やってもらっているので、今後どんな映像になるのかが楽しみです」とうれしそうな表情を見せた。

 また、1989年に放送された、野島氏の作品「愛しあってるかい!」(フジテレビ系)で主演を務めた陣内は、「野島さんが僕の年齢を気にしてくださって、なるべくロケに出ないように、セットで済むように脚本を書いてくださっているそうです」という裏話も。「すごくうれしいです。セット内ですごく生き生きとやってます」とまさかの暴露をしながらも、話を受けて野島氏も「降板されると困るので(笑)。陣内さんの体調管理だけは考えて書いたつもりです」と話し、野島氏の優しさと気遣いも脚本に織り込まれているようだ。

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!
「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!
「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 続けて、会見では占術研究科の水晶玉子氏がサプライズ登場。「水晶玉子presents『この夏の最強運勢は、何曜日生まれなの?』」と題し、劇中にも登場する「曜日占い」が実際に行われた。

 タイやミャンマーといったアジア圏ではポピュラーな占いとされている「曜日占い」は、生まれた曜日によって運勢を判定していく占いだ。キャストの生まれた曜日は、飯豊、野島氏が月曜、溝端が水曜、早見が金曜、シシドが日曜、陣内が火曜。それを踏まえて、水晶氏がこの夏の運勢ベスト3を発表していった。

 まずは、ベスト3に入らなかった7位から4位までを一挙に発表。6位の水曜生まれの溝端は「水曜日生まれの方は長期的な計画を立てるといいと思います」とアドバイスされ、「分かりました!」といい返事。4位の陣内は「火曜日生まれの方は勝負運が強い」と言われるも「一か八かの大きな勝負は一度だけ」と念を押され、「毎週土・日に勝たしてもらわないと困っちゃう!(笑)」とこぼす場面も。

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!
「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 ベスト3の発表に移ると、まず第3位にランクインしたのは月曜生まれ。「すてきな仲間に出会う時期。チームで動くとより運気がUP」という運勢に、飯豊は「一番いただきたかった言葉でうれしいです!」と笑顔に。月曜同士はシンパシーを感じ合う関係とのことで、飯豊と野島氏のほかにも、若月佑美、片山友希、濱正悟とキャストの中で最も多いのが月曜生まれだという。チームワークのいい現場になっていることも間違いなさそうだ。

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!
「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 第2位に選ばれたのは金曜生まれ。「自分でも気付かなかった魅力が花開く時。子ども時代好きだったことを再開すると吉」という占いを受けて、早見は「子どもの時に好きだったことが全く思いつかないので、家でゆっくり考えます(笑)」とコメント。

 第1位には、日曜生まれが選ばれる。「好きなこと・楽しいことに思い切り取り組める時期。とにかく派手に楽しんで!」という結果を受けたシシドは「派手に見られがちですが、ものすごく地味なんです。何が派手かもよく分からないくらいですが…」と悩みながらも、「できれば私生活を派手に…」という水晶のアドバイスに、「頑張ります!」と気合を入れていた。

「何曜日に生まれたの」飯豊まりえ、野島伸司が会見に登壇。曜日占いで“この夏の運勢ベスト3”も発表!

 ドラマのオンエアが日曜というところでも、真夏の強運に見舞われている「何曜日に生まれたの」チーム。くせ者ぞろいの登場人物が織り成す、謎が謎を呼ぶ予感に満ちたドラマへの期待が高まる中、会見は幕を閉じた。

 なお、この制作発表会見の模様は、7月23日午後10:00にABCドラマYouTubeチャンネルでプレミア公開される。また、TVer、ABEMAでも同日午後11:00から公開予定だ。


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