畑芽育&山下幸輝&杢代和人&齊藤なぎさ&志田こはく&菊地姫奈&みとゆな「最高の生徒」の“同級生”7人はすでに相性抜群!2023/07/13
日本テレビで7月15日スタートの連続ドラマ「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」(土曜午後2:30、関東ローカル)の制作発表会に、主演の畑芽育、共演の山下幸輝、杢代和人、齊藤なぎさ、志田こはく、菊地姫奈、みとゆなが登場した。
「最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~」は、日本テレビ系で7月15日にスタートする連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(土曜午後10:00)の舞台である鳳来高校3年D組の隣クラス・3年C組で繰り広げられる青春ストーリー。遺伝性の病気を患っており、余命1年と宣告されているため、一生分の体験を1年という有限の時間で生きる女子高校生・伴ひかり(畑)の姿が描かれる。一部の生徒たちは、二つのドラマの境界を越えて交わり物語を紡ぐ。
主人公・ひかり役を務める畑は、役柄について「自分の母親から遺伝してしまった病気によって、余命1年と宣告されたものの、残り1年でどのようにして最高の1年を過ごせるか、誰よりも輝けるかっていうのをモットーに、ひたむきに力強く生きる女子高生の女の子」と紹介。
続けて「最初は初主演ということで、プレッシャーがあったり不安に押しつぶされそうな日もあった」と率直な心境を明かしつつ、「でも、始まってしまったらそんなことを考える余裕がないぐらい、あっという間に時間が過ぎていて。もうすぐ撮影も折り返しぐらいで、とても刺激的な毎日を送らせてもらっています。暑さに負けないように、引き続き7人で一生懸命、最高の作品を作れるように頑張りたいと思います」と意欲満々で作品に臨む。
ひかりの同級生・藤原大志役の山下は現在21歳。久々に高校生として過ごす時間がとても楽しいと声を弾ませ、「『最高の教師』とクロスオーバーして出演しているので、試行錯誤しながらお芝居しています。僕が演じる藤原は、ある事件があって問題児が集まる3年D組に入れられて、もんもんと過ごしている。その事件については『最高の生徒』で明らかになると思うのですが、また違う藤原が見られると思います。みんなといる空間がすごく好きで、そのギャップというか違いも楽しみにしてもらえたら。(ストーリーに)ダンスとかも絡んできて、みんなのチームワークや、高校生らしいフレッシュさを味わっていただけたらうれしいです」とアピール。
木下幹太役の杢代は「演じる幹太はツッコミキャラ、そしていじられ担当なのですが、女性に囲まれてもそれが溶け込んでいて、すごく仲間思いで熱い部分があったり真っすぐな男。このドラマを通して、今を強く生きる精いっぱいさを伝えていけたらいいなと思っています」とコメント。
美山志乃役の齊藤は「演じる志乃ちゃんは、ひかりちゃんと幼なじみ。ダンスも日常生活でも自分のやることに一生懸命なのですが、恋愛が絡んでくると、すごく面倒くさく、情緒がゆらゆらしてしまう女の子。今はみんなでダンスをすることが久しぶりで、懐かしい気持ちになったり、青春のような毎日を送らせていただいています」と、充実した撮影となっていることを報告。
さらに、二色愛未役の志田は「愛美はみんなから頼りにされるお姉ちゃん的な存在。たまに格言を言い出したり、ちょっと奇妙奇天烈な部分があるんですが、すごく繊細で、真っすぐな女の子。暑い夏に負けないくらい、思いっきり全力で頑張っているので最高の作品を皆さんに届けられたら」、加賀凛役・菊地は「私が演じるりんちゃんは2次元と、2.5次元が好きなオタク気質のある女の子で、自分の好きなものを真っすぐに好きという気持ちを持つ、心(しん)のある女の子。笑いだったり、涙だったり、高校生ならではの感情を表現できるように頑張りたいですし、ひと夏の青春を楽しんでもらえたらなと思います」とそれぞれ意気込みを語った。
役柄と自身の共通点が多いという鍋島聖衣良役のみとゆなは、役柄に関して「高校生ながらSNS活動をして、そのSNS活動をしている中でも、自分でバズりたいとか、もっと上を目指したいっていう気持ちがある人物。その中にやっぱり負けない気持ち、心の強い負けず嫌いな女の子」と紹介。加えて「演技の経験はほとんどありませんが、私を選んでいただいて、この作品を通して、私のことを見ていただけるので、私にしかできない演技で、私にしか伝えられないことを視聴者の方に伝えられたらと思います」と強い意欲を持って、本作に取り組んでいることをうかがわせた。
同世代が集まった現場の雰囲気はとてもいい様子で、山下は「7人がそろうと会話も弾むし、たわいもない会話をしながら、撮影の時はパッと切り替えてお芝居に入るし、高校生を実際にやっている感じがして、すごくうれしいですし、楽しい」、杢代も「男女隔たりがなく仲がいい。楽屋でもみんなで話すことが多いので、それが仲のいい秘訣(ひけつ)だし、僕たちチームのいいところなのかなと思います」と実際のクラスメートのような時間を過ごしていることを伝えた。
また、先日20歳の誕生日を迎えた齊藤は、一同から誕生日のお祝いをしてもらったと顔をほころばせ、「ケーキを持ってきてくれる時に役割分担ができていて、話をそらしてくれる人がいたり、ケーキを持ってくる人がいたり。誕生日プレゼントも用意してくれていたんですが、知らない間にみんなが話し合ってくれたみたいで! かわいいワンちゃんのぬいぐるみとパジャマをいただきました」とうれしそうに話した。
さらに、畑は「空き時間にみんなで人狼ゲームをしたり、女の子たちで恋バナをしたり、リアルな高校生な感じで現場が進んでいくのですごく楽しいのですが、ひかりが余命1年という事情を抱えている女の子なので、今こうして和気あいあいとみんなと楽しく過ごせていることが、今後効いてくるなと。楽しいからこそ、みんなと離れたくないし、みんなとは違う1人のシーンに出てくる感情があったり。なので、撮影以外の場所でみんなと和気あいあいと楽しく撮影できているということが、役にも生きてくるなと感じています」と現場の雰囲気のよさが、ひかりの役づくりの上でも力になっていると語った。
ストーリーにちなみ、「この1年で挑戦してみたいこと」を聞かれた志田は、「5月に19歳になって、10代最後ということもあってたくさん趣味を作りたいです」と回答。畑から興味があることを尋ねられると、「スポーツ観戦がすごく好きなんです。フィギュアスケートをやっていたので、フィギュアスケートを見るのもすごく好きですし、野球や格闘技だったりとか、スポーツ観戦全般が好きなので、オリンピックはたまらなく好きです」と熱弁。
齊藤は「ハリー・ポッター」の体験型施設を訪れた指原莉乃からすごく面白い動画が送られてきたそうで、「今、そこに猛劣に行ってみたいです」、みとゆなは「今年中に海外に行きたい。一番行きたいのはスペインなんですが、まずは近場から攻めて、自分が海外に行ってどうなるのかを知りたい」、杢代は「車が好きなので、運転免許を取りたい」とそれぞれコメント。
山下は「僕はインタビュアーをやってみたい。時間制限のないインタビューで、どうでもいい質問をしてみたいです。『1日24時間ですが、そこに2時間追加されたらどうする?』とか」と話すと、畑が「現場でこういうくだらない質問をしてくるんです! 『12カ月の中でいらない月は何?』とか。『心理テストのように質問に意味があるの?』と聞いても、特にないって言うんですよ」と、実際に山下から質問を受けていることを暴露した。
本作では、役柄と自身のキャラクターが一致していると口をそろえた一同。特に齊藤は「本当に私そのままで、自分とかけ離れているところがなくて怖いです。自分の今までの人生を見られているなと思ったぐらいで、自分そのままで演じやすいです」と述べた。
会見の最後には、全員を代表した畑が「7人みんな同じ立ち位置で頑張っているチームです。最初にお話を企画聞いた時に、プロデューサーの鈴木(努)さんから、『余命があるからこそ、誰よりも輝いて誰よりも最高に生きてやるんだぞとキラキラと輝く女の子を演してほしい』という熱いメッセージをいただいて。台本を読むと、どのシーンでもひかりが輝いているし、ひかり以外の6人も自分の人生をものすごく楽しんでいて、キラキラしてて、Z世代の方々に刺さるような作品になっています。もちろん、老若男女の方に見ていただきたいですし、7人それぞれ個性的なキャラクターで、それぞれがいろんな思いを抱えながら悩みだったりとかを抱えながら、過ごしているので、見てくださる方々は、きっと誰かに感情移入できるんじゃないかなと思います」と力を込めた。
そして、「まだ前半戦で和気あいあいとした撮影ではあるんですが、これからどんどん感情の揺れ動くようなシーンを撮っていくと思うのですが、自分が悲しくて負けないように、ひかりはすごく強い女の子なので、そのあたりをどう視聴者の皆さんに、うまく伝えられるかかっていう戦いだと思っています。本当に暑い中ではあるんですが『この7人でよかった』と、もう思ってるんですが、終わった時にもそう思えるように、チームワーク抜群な感じで楽しんで撮影していきたいです」と、今後の撮影に向けてあらためて気を引き締めていた。
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