飯豊まりえ×野島伸司「何曜日に生まれたの」メインキャスト9人が解禁。溝端淳平、早見あかり、シシド・カフカ、陣内孝則らが集結2023/06/29
飯豊まりえが主演を務め、テレビ朝日系で8月6日にスタートする連続ドラマ「何曜日に生まれたの」(日曜午後10:00=ABCテレビ制作)のメインキャスト9人が発表された。
「何曜日に生まれたの」は、「101回目のプロポーズ」「ひとつ屋根の下」(ともにフジテレビ系)や「高校教師」(TBS系)など数々の日本を代表する名作を生み出してきた脚本家・野島伸司氏のオリジナル作品。飯豊は、10年間部屋に閉じこもっている引きこもり女子の主人公・黒目すいを演じる。
ボサボサ髪でスウェットにTシャツ姿で、趣味はネットゲームであるすいは、落ち目の漫画家である父・黒目丈治(陣内孝則)と2人暮らしの日々を送っている。ある日、丈治はレギュラー連載を持つ雑誌の編集長・来栖久美(シシド・カフカ)から呼び出され、一方的に連載打ち切りを告げられる。連載を続ける代わりとして、久美は丈治に新たな企画を提案。それは「人気ライトノベル作家・公文竜炎(溝端淳平)と組むこと」と「引きこもりの娘をテーマに描くこと」だった。実の娘を題材にする上、偏屈で奇人と呼び声高い公文とのコラボレーションに難色を示す丈治だったが、葛藤の末に条件を受け入れ、公文と奇妙な共同作業が始まる。そんな時、すいのもとへ高校時代の同窓会の招待状が届き、すいは突然パニック状態になる――。
今回解禁されたのは、主人公・すいの運命を大きく動かす面々だ。
すいの社会復帰を物語にしようと画策する顔出しNGの人気小説家・公文を演じる溝端は「野島さんの作品に呼んでいただき、喜ばしい気持ちと同時に、強い覚悟が必要だと身が震える思いです」と気を引き締め、「僕が演じるのは一風変わった売れっ子作家であり、飯豊さん演じる黒目すいのトラウマを解いていく謎が多い人物です。ハードルの高い役ですが、新たな挑戦ができる喜びを感じながら演じさせていただきます」と意気込む。
早見があかり演じるのは、久美の妹で、公文と同居生活を送る来栖芽衣。芽衣は公文に悪い女性が寄りつかないように見守るも、その正直な性格から事あるごとに公文と衝突を繰り返すこととなる。早見は「何が起こるか全く分からない展開でドキドキ。ふと笑える瞬間もあって。素晴らしいキャストの皆さまとこの作品を一から作れること、とても楽しみです。たくさんの方に届きますように(欲深い金曜日生まれより)」と期待を寄せる。
久美役のシシド・カフカは「今まで演じた中にはない色を持った来栖久美という女性。野島伸司さんの世界に、しっかりとした色を添えることができるよう、共演の皆さんの勢いをお借りしつつ思い切って走り抜けられればと思います」と力を込める。
そして、不器用ながらも娘を思い、娘を題材とするコラボに難色を示すも葛藤の末に条件を受け入れる売れない漫画家・丈司に扮(ふん)する陣内は、「まず、個人的に1960年代の大ヒット曲、ザ・ホリーズの『バス・ストップ』を野島氏が主題歌に持って来たことに衝撃を受けました。脚本はさらに話が、進むたびにエッ? エッ? エー!!って言う、数々の名作を生んだ野島ワールド、野島マジック全開の作品です。頑張ります」と希代の脚本家の手腕に早くも魅了されたことを明かしつつ、今後の撮影に気合十分だ。
さらに、すいは高校時代にサッカー部のマネジャーを務めており、大事な試合を前にしたある日、サッカー部のエースとバイク事故を起こしてしまう。10 年前のバイク事故は本当に、ただの事故だったのか!? 同窓会の招待状をきっかけに、すいの止まっていた人生が大きく動き出していく。
そんな高校時代のサッカー部のムードメーカーで、マネジャーだったすいに思いを寄せる江田悠馬役は井上祐貴。サッカー部のエースで、すいと共にバイク事故を起こしてしまう雨宮純平役はYU。すいと同じくマネジャー仲間で大親友だった瑞貴役は若月佑美。同じくマネジャー仲間で孤独を愛する謎の女・橋爪リリ子役は片山友希。補欠ながらもサッカー部のキャプテンで皆から愛されていた城崎健人役は濱正悟。物語のキーマンとなるこの5人は、オーディションで選出された。
また、飯豊が演じるすいのビジュアルも解禁となった。飯豊は「撮影に入る前の顔合わせの時に、皆さまとお会いしました。その後、本の読み合わせを行ったのですが、一同が座りながらセリフをなぞって読んでいるだけでも、お一人お一人の個性豊かな表現力に、思わず笑みがあふれました。私が演じさせていただくひきこもりの主人公をすくい上げてくださるようなパワーを、それぞれの形で持ち寄ってくださっています。とても心強いです。お力をお借りしながら、私自身もしっかり受け止めてお返しできるよう、ご一緒できる3カ月間をかみ締めて、撮影に臨んでゆきたいと思います」とコメントを寄せられている。
関連記事
- 飯豊まりえが野島伸司オリジナルドラマ「何曜日に生まれたの」で主演! 3度目の野島作品出演に「とても光栄」
- 溝端淳平、「どうする家康」今川氏真の抱える葛藤に共感。「見えないものと戦っている中、蜷川さんの言葉に救われた」
- 「どうする家康」今川氏真役・溝端淳平が「静岡まつり」に参加。「皆さんの優しさに包まれながらの行列は楽しかった」
- 敵か味方か!? 小澤征悦、シシド・カフカ、浜野謙太が生田斗真主演「警部補ダイマジン」に警察関係者役で出演
- 小泉孝太郎主演「松本清張 眼の壁」に泉里香、上地雄輔、薮宏太、陣内孝則が出演
- 継がれる浪漫──。斎藤工×西島秀俊がエンターテインメント大作「シン・ウルトラマン」で共演
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年冬】TVドラマガイド
2025年の冬(1月・2月・3月)にスタートする連続ドラマを曜日別で特集!
大河ドラマ「べらぼう」、奈緒×松田龍平W主演「東京サラダボウル」、黒木華や佐藤大樹らが出演する「風のふく島」、山田杏奈主演「リラの花咲くけものみち」のほか、深夜ドラマやBS放送の新着ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポート情報などを順次公開!
【2024年秋】TVドラマガイド
2024年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で大特集!
朝ドラ「おむすび」、月9「嘘解きレトリック」、柳楽優弥×坂東龍汰「ライオンの隠れ家」、松本若菜×田中圭×深澤辰哉「わたしの宝物」、菊池風磨主演「私たちが恋する理由」、現代版「若草物語」や「ザ・トラベルナース」など注目作のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時更新☆