松田龍平が「0.5の男」で驚きの役づくり!?「ポテチを⾷べながらゲームしていました」2023/05/23
WOWOWで5月28日から放送・配信する「連続ドラマW 0.5の男」(日曜午後10:00)の完成報告会が開催。主演の松田龍平と、沖田修一監督が登壇した。
「0.5の男」は、新時代の家族の姿を温かな目線で描くホームドラマ。80代の親世代が、50代のひきこもりの子どもを抱える家庭が増えており、現在では中高年のひきこもりの人数が全国で60万人を超え、「8050問題」と言われる深刻な問題になっている。そんな時代に、実家暮らしの40歳のひきこもり男が、家の建て替えをきっかけに、妹家族と“2.5世帯住宅”に住むことに。これまで自由気ままでストレスフリーな生活を謳歌していたが、暮らしが一変。否応なしに家族のゴタゴタに巻き込まれ、外の世界に放り出され、少しずつ新しい自分になっていく。まさに、「8050問題」前夜の主人公が、親世帯と子世帯が一緒に暮らす2世帯住宅に、子世帯の単身のきょうだいが1人加わった“2.5世帯住宅”に同居するところから、物語が始まる。
ある時期から実家にひきこもったままの40歳の主人公・立花雅治を演じた松田は、「ずっとこのような役をやりたかったので、ついに来たか!と思ってうれしかったです」と喜びを表し、「撮影に⼊る前にちょうど雅治のような暮らしをしていたんですよ。まさに、ポテチ⾷べながらゲームしていて。これは役づくりなんだと。先の⼼配をしないで“幸せ”という名のぬるま湯につかっていました(笑)」と冗談交じりに報告した。
沖田監督とは映画「モヒカン故郷に帰る」(2016年)以来、約7年ぶりのタッグ。松田は「久々に沖田監督と一緒にできるうれしい気持ち半面、『モヒカン故郷に帰る』が素晴らしい映画だったので、プレッシャーもありました。どのようなアプローチができるだろうかと、ドキドキしていました」と率直な心境も明かした。
その沖田監督も「『モヒカン故郷に帰る』の撮影が終わった直後、松田さんから『またやりましょう』と言われました。そこからだいぶ間が空いてしまったけれど、また松田さんとできるチャンスだと思って臨みました」と“相思相愛”だった様子。
さらに、撮影中のエピソードも。インタビューで「沖⽥監督はニヤニヤしながら撮影していた」と松⽥が話していたこともあったそうだが、本人は無⾃覚だったらしく、沖⽥監督は「ニヤニヤしてました?」と聞くと、松⽥は「楽しそうでしたよ。演じていると監督、どんな表情かなと気になるので、ちらちら⾒ていた」と語った。
これには、「雅治にぴったりだなと思っていたのかな。なんか変なオーラがあって⾯⽩かったのかも」と返す沖⽥監督。するとお互いに「気持ち悪いね(笑)」と苦笑い。和やかな2⼈の空気感に、場内からも笑いが起きていた。
そして、最後には、沖⽥監督が「1話が⾯⽩いなと思った⽅は続けて⾒てほしい。⾃分ももう1回⾒たいと思うほど好きな作品になりました」と手応えを口にし、松⽥も「40歳の引きこもりがゆっくり成⻑する物語です。ゆっくりだけど⼤きな⼀歩を踏み出しているんじゃないかなと。1話は無料で⾒られるみたいなので、そのまま続けて⾒てほしいです。全5話、ぜひ続きも⾒てください」と呼び掛けた。
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