Travis Japan・宮近海斗が「特捜9」第7話に出演。2年ぶりの登場で「皆さんと同じ世界にいられてうれしい」2023/05/10
テレビ朝日系連続ドラマ「特捜9 season6」（水曜午後9：00）の5月17日放送・第7話に、Travis Japan・宮近海斗がゲスト出演することが分かった。
「特捜9」として6年目、そして前身となる「警視庁捜査一課9係」から数えると18年目に突入。浅輪直樹（井ノ原快彦）が、小宮山志保（羽田美智子）、青柳靖（吹越満）、矢沢英明（田口浩正）ら特捜班チームをまとめる主任として、そして、昨シーズンから加わった若手警察官・三ツ矢翔平（向井康二）、高尾由真（深川麻衣）の先輩としてまい進し、個性派刑事たちの活躍を描く人気シリーズ。season6では、事件のほかに特捜班メンバーそれぞれが抱える“事情”が色濃く映し出され、彼らのプライベートが捜査に複雑に影響を及ぼしていくストーリーが好評を博している。
宮近が演じるのは、伊東四朗が扮（ふん）する“伝説の鑑識”猪狩哲治の下で修業に励む、真面目な若手鑑識官・佐久間朗。2018年のseason1では、初々しさの漂う新人として描かれたが、シーズンを重ねるにつれ、たくましく成長。21年のseason4では、すっかり特捜班から頼りにされる存在となっていた。宮近がリーダーを務めるTravis Japanのアメリカ留学中に放送された昨年のseason5では、佐久間は海外研修に出ている設定であることが、直樹たちの口から語られていた。そして、このほど研修を終え、一回り大きくなって帰国。第7話では、師匠である猪狩のために直樹の捜査に協力し、2人で事件の真相に迫るという異色のストーリーが展開する。宮近は「season4」以来、約2年ぶりの登場となる。
season4以来、約2年ぶりとなる宮近との共演について、井ノ原は「宮近演じる佐久間くんはこの2年間、アメリカ研修に行っていたという設定です。久々に共演しましたが、ちゃんと“成長して帰ってきた佐久間”になっているなと感じました！ 先日、この『特捜9』撮影の帰り、宮近が一緒にジャニーズJr.のレッスンに顔を出してくれたんですよ。彼を連れて行ったら、僕も尊敬されるかなと思って…（笑）。久々に一緒にレッスンを受けたりして、楽しかったです」と明かし、後輩の成長に目を細める。
さらに、「第7話は、佐久間くんが僕らの捜査を手伝ってくれるという、今までにない展開になっています。久しぶりに私服姿の佐久間くんが登場しますし、佐久間ってこんなにしゃべる人だったんだ…と驚くぐらいしゃべっているので、アメリカから帰国して自主的に行動するようになった彼を見られるのがポイントだと思います。佐久間くんはもちろん、伊東四朗さん演じる猪狩さんや山田裕貴くん演じる新藤亮もみんな同じ世界に存在していると思っていただけると、“今頃彼らは何してるのかな”なんて想像しながらドラマを見ることができて楽しいと思いますよ！」と見どころをアピールした。
宮近は「実は、2年ぶり、という感じは全くしませんでした。井ノ原さんをはじめ、チームの皆さんが“壁”を感じさせないようにいてくださったからこそです。本当にありがたかったですね。井ノ原さんのすごさは、もちろん現場で感じることもあるのですが、テレビ画面を通して分かることもあるんです。井ノ原さんは単に台本通り演じるのではなく、あえて分かりやすく振ったり、“間”を取ったり、画面に映った時にこういう演技をした方が生きる、という“百戦錬磨の勘”みたいなものがすごいんです。毎回、オンエアを見て、『なるほど！ あの振りがこんなふうに効いていくのか！』と驚かされるんですよね。今回もオンエアを見て、あらためてすごさに気付くんだと思います。今回、撮影現場でもいろいろお話をさせていただきましたが、現場以外でも一緒にジャニーズJr.のレッスンに参加させてもらい、僕も楽しかったです！」と井ノ原に絶大な信頼を寄せている様子。
今回の出演に向けては、「第7話は、いうなれば“猪狩さん回”で、そこに僕も参加させていただきました。僕は毎週season6のオンエアを拝見しているのですが、佐久間というキャラクターが久々に『特捜9』の皆さんと同じ世界にいると思えたことが、ただただうれしくて…。佐久間が加わった状態の第7話を見るのが、自分でも楽しみです！ ぜひ皆さんにも楽しんでいただきたいです」と喜びとともに、視聴者へ呼び掛けている。
今回、直樹と佐久間がタッグを組んで追うのは、猪狩から持ちかけられた“身元不明遺体の似顔絵にまつわる謎”。警視庁が公開している身元不明遺体の似顔絵を見たという女性・関口エリ（宮田早苗）が、「どういうことか説明してほしい」と、猪狩のもとに抗議にやって来たという。エリは、猪狩が5年半前に描いた”行旅死亡人”の女性の似顔絵が、行方知れずの娘・萌絵（工藤遥）にそっくりだが、萌絵は生きているはずだというのだ。
エリの説明では、萌絵は10年ほど前、劇団女優を志して家出同然で上京したものの、今でも毎年、エリの誕生日には萌絵からプレゼントと直筆の手紙が届くとのこと。萌絵は生きているのか？ それとも彼女の死を隠したい第三者が萌絵だと偽ってエリに手紙を送っているのか…。
猪狩に真相究明を頼まれた直樹は、アメリカ研修から帰国したばかりの鑑識官・佐久間の協力のもと、捜査を開始。直樹と佐久間は、手がかりを求めて萌絵が所属していた劇団を訪ねる。しかし、代表の松島信人、劇団出身の声優・小川奈央（北原里英）は、萌絵は6年前に理由も言わずに劇団を辞めたと証言。それ以来、行方を知らないと話す。
その後、3年前に萌絵の姿を見たという人物が浮上。やはりエリの言う通り、萌絵は生存しているのか？ そして、犯罪に巻き込まれたゆえに身を隠しているのか？ 謎はさらに深まっていく。
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