JO1、INIの“弟分”DXTEENがいよいよデビュー。「必ず笑顔になることを約束します！」2023/05/07
JO1、INIが所属するLAPONEエンタテインメントから、新たなグローバルボーイズグループが誕生した。その名も、DXTEEN（ディエックスティーン）。大久保波留（おおくぼ なる）、田中笑太郎（たなか しょうたろう）、谷口太一（たにぐち たいち）、寺尾香信（てらお こうしん）、平本健（ひらもと けん）、福田歩汰（ふくだ あゆた）の6人からなる。
平均年齢18.6歳と若さはじける彼らだが、そのデビューまでの道のりは決して平坦ではなかった。大久保、寺尾、平本、福田はINIが選出されたオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で惜しくもデビューを逃した4人。そこに新たな風を吹き込む存在として、田中、谷口の2人が加わり結成されたのがDXTEENだ。韓国で約1年間練習生として“修業”をし、今回念願のデビューとなる。
グループ名のDXTEENの“D”は「DREAM（夢）」、“X”は「EXTENTION（拡張）」「EXPAND（拡大）」を指しており、「夢を拡張、拡大していく青春たち6人の無限な可能性」という意味が込められている。諦めずに挑戦と努力を重ねてきた彼らにぴったりの名前だ。
既に多くの大型イベントやショーケースの出演が決定しており、デビュー前から話題性の高さがうかがえる彼らだが、いよいよ5月10日にデビューシングル「Brand New Day」を発売する。YouTubeで公開されている表題曲「Brand New Day」の再生回数は300万回を超えており、コメント欄は彼らへの祝福と称賛にあふれている。
デビューに先駆け、メンバーそれぞれが日本各地のメディアにプロモーションを敢行。在福メディアの取材に応じた、大久保、谷口、平本に話を聞いた（大久保は福岡出身）。
――デビューが決まった時の気持ちを教えてください。
大久保 「めちゃくちゃワクワクしました！ 1年近く練習生で、いつまでこの生活が続くんだろうっていう“悩み”がずっとあったんで、やっとデビューができるって。やっとファンの方に会えるなぁとか、どんな曲になるんだろうとか。いろんなことをその1日で考えました」
谷口 「メンバー全員そうだと思うんですけど、家族や友達にデビューの報告をできるっていうことが本当にうれしかったですね。いつ報告ができるんだろうっていう不安もありましたし。あと、僕と笑太郎は途中からの参加メンバーなので、もともといた4人のファンの方々の前で、どういう見せ方やパフォーマンスをしていったらいいやろっていうことも考えました」
平本 「ファンの皆さんが待ってくれていたので、やっと目の前に出られることがすごくうれしかったですね。あとは家族と友達に早く伝えたいっていう気持ちも大きかったです。韓国での合宿は簡単に家族や友達に会えないっていう状況で、すごく苦しい時間だったので」
――お話にも出ましたが、約1年間の韓国でのトレーニングはとても過酷だっただろうな…と思うのですが、大変だったことや印象に残っていることなどありますか？
大久保 「大みそかの6時間くらいのダンスレッスンです。結構きつかったし、正直『大みそかも（練習）あるんだ』って思ったんですけど（笑）。その後の年明けのデビューに向けての準備は本当に楽しくて。すごく思い出に残っています」
谷口 「僕の場合はみんなと違っていて、もともと韓国で練習生生活をしていたんですが、韓国人とのコミュニケーションの壁っていうのは、練習生生活の中で大きな悩みでした。でも、韓国人の練習生の方たちから学んだことはたくさんありますし、それをDXTEENの活動でも生かせているのかなというところもあるので。大変でしたけど、やっててよかったなと、あらためて思いますね」
平本 「月末評価（先生へその月の成果を披露すること）がしんどかったですね。1カ月間そのために課題曲練習して、月末評価が終わるとすごくホッとするんですよ。でもその次の日からは、すぐ次の準備をしなきゃいけないっていう。何回も繰り返していると『いつデビューできるんだろう』っていう不安がどんどん大きくなっていって…」
――皆さんはJO1やINIの“弟分”となりますが、意識はされますか？
大久保 「『NHK紅白歌合戦』出場など、先輩方の“功績”について意識はどうしてもしてしまいますね。僕たちも置いていかれないように、必死で努力しないとなって思っています。でも尊敬も応援もめちゃめちゃしてます」
谷口 「すごくリスペクトしています。JO1さんもINIさんも、僕たちがいつか立ちたいと思っている舞台に立ってこられて、第一線で活躍されているので。それにダンスはそろっていて、クオリティーが高いじゃないですか。僕たちも先輩方を目指して頑張ろうって意識を上げてくれている存在です」
平本 「デビュー発表の記者会見の時に、与那城さん（JO1のリーダー・与那城奨）と木村さん（INIのリーダー・木村柾哉）も一緒に舞台に立っていただいたんですが、すごく落ち着いて話していらっしゃって、さすがやなぁと思いました。僕たちは緊張で震えてるような状態だったんですけど（笑）」
――デビューにあたって「こんなグループになりたい」という目標などはありますか？
大久保 「僕は海外でライブをしたいですね。『こんにちは！』じゃなくて、どこかの言語であいさつして、パフォーマンスするっていうのにめちゃくちゃ憧れがあります。JO1さんやINIさんはタイやLA（米・ロサンゼルス）に行かれているので…。自分たちもそういうふうになれるように頑張ろうって思います」
谷口 「国内でいうと、ドームツアーは一つの夢であり目標ですね。そのためにも、まずいろんな方々に愛されるグループになりたいです」
平本 「個人的には、ライブやイベントで全ての都道府県を回って、全国の皆さんの前でパフォーマンスをしたいなって思いますね」
大久保 谷口 「おぉ～!! いいね！」
――デビュー発表の記者会見の際、谷口さんは与那城さんや木村さんにグループとしてのルールについて相談されていましたが、以来何か決めたことなどあれば教えてください。
谷口 「いくつかアドバイスをいただいて決めさせてもらったんですけど。まずチームとして根っこに置いている部分は“すべてのことを全力でやる”っていうことですね。一つ一つのお仕事はもちろん、あいさつも全力で…と決めています」
――お二人から見て、谷口さんのリーダーっぷりはいかがですか？
平本 「リーダーって感じがしますね。こういうONの時はすごくしっかりしてるなって思います」
谷口 「ONの時…（笑）」
平本 「OFFの時はやっぱり違いますね（笑）。リーダーはリーダーなんですけど、意外な一面が…っていう。徐々に…皆さんにも知られていくと思います」
大久保 「最近はONの時も危ういかなって思いますけどね（笑）」
谷口 「それは自分でもちょっと思ってるよ（笑）」
――“愛されるリーダー”なんですね。大久保さんと平本さんはご自身のことを、グループ内でどんな役回りだと思っていますか？
大久保 「僕は…意識しているわけじゃないんですけど、基本的にリアクションがいいって言われるんです。なので、あまり堅くならずに自然な感じでいかせてもらえたらなって…」
平本 「僕はもともとボケ役なんですよ。ただこの2人…特に波留がすごく天然で、太一はポンコツで…」
大久保 「最悪やん！ 最悪のコンビやん！（笑）」
平本 「（笑）。僕がボケたとしても、分からずに終わっちゃうんです。2人がなんも考えずに話していて、僕がツッコむっていう…。役が変わっちゃいました」
大久保 「申し訳ないですね（笑）」
谷口 「これを機に、キレッキレのツッコミ担当になってもらって…」
平本 「勉強しておきます（笑）」
――では、デビューシングルについてお聞きします。まずは表題曲以外の3曲で、自分の一押しの曲、そしてそのポイントを教えてください。
大久保 「僕は『Come Over』を推します。ほかの3曲は『僕たちはこうだ!!』っていう曲なんですけど、この曲に関しては、相手に語りかけるような歌詞で。雰囲気もほかとは違って、ちょっと大人っぽくて。ラブソングっぽくもあるので、聞いていてキュンってする1曲です」
谷口 「僕は…最近よく練習している曲なんですけど『Sail Away』ですかね。（JO1の）川尻蓮さんがすてきな振りを作ってくださった曲で、思い入れが強いです。そして何よりグループ名が歌詞の中に入っているんです。そういうところも、大切な1曲に思えるところなんかなと。歌詞も僕らにドンピシャで当てはまるような内容で、プラスダイナミックな振り付けで。本当に気持ちがグッて入りやすいというか。パフォーマンスしていても楽しいです。ファンの皆さんの前で披露したら、皆さんと一つになれるような曲と振り付けだと思います」
平本 「僕は『Unlimit』ですかね。この曲はパフォーマンスの構成がちょっと面白くて、振り付けもキャッチーで。前に乗れるような楽曲と振り付けなので、聴くのはもちろんですが、目で見て楽しんでもらえる1曲なんじゃないかと思います」
――では、表題曲「Brand New Day」について伺っていきます。注目してほしいポイントをそれぞれ教えてください。
大久保 「エネルギーやフレッシュ感っていうのが僕たちの魅力だと思うんですけど、それを最大限に生かしてくれる曲かなと思います。デビュー曲でしか表せない歌詞の内容もそうですし。デビューシングルの表題曲がこの曲でよかったなって思います」
谷口 「僕は振り付けが見どころかなと思います。メンバー同士でワチャワチャしている振り付けがあったり、TikTokっぽい手のみのダンスのパートもあったり。振り付けからも僕らのよさが伝わるようになっていると思うので、そういうところも細かくチェックしてもらえたらより楽しんでもらえると思います」
平本 「曲のテンポ感も、歌詞も幅広く共感できるような感じの曲になっています。見ても聴いても楽しめる1曲で、僕たちの魅力を最大限に出している曲だなと思います。この曲でスタートするぞっていう」
――YouTubeには「明日からの新生活、不安だけどこの曲を聴いて元気が出た」といったコメントが多く見られました。
3人 「おお～っ!! うれしい!!」
大久保 「そういう一つ一つの声をぜひファンの方から“生”でもらいたいですね」
谷口 「入学シーズンといえばコレっていう曲になればいいですね。うれしいです」
――では、最後に読者の皆さんへメッセージをお願いします。
大久保 「必ず笑顔にすることをお約束するので、これから僕たちDXTEENをたくさん応援してください。よろしくお願いします」
谷口 「デビュー曲『Brand New Day』は聴いていてワクワクする楽曲になっています。まずYouTubeの動画をいっぱい見てもらって、たくさん聴いてもらえたらうれしいです」
平本 「この先、楽曲がどんどん増えていくと思うんですけど、今この時点で知っておいてもらって、ぜひ“沼”にハマってもらって（笑）。僕らが成長していく姿を見守っていただけたらなと思います」
――ありがとうございました。
【リリース情報】
「Brand New Day」
〈初回限定盤A〉￥1,700（税込）／CD＋DVD
収録曲：①Brand New Day ②Unlimit ③Sail Away ④Sail Away（instrumental）
DVD収録内容：DXTEENの旅6゛（たびログ）#1
〈初回限定盤B〉￥1,700（税込）／CD＋DVD
収録曲：①Brand New Day ②Unlimit ③Come Over ④Come Over（instrumental）
DVD収録内容：DXTEENの旅6゛（たびログ）#2
〈通常盤〉￥1,200（税込）／CDのみ
収録曲：①Brand New Day ②Unlimit ③Brand New Day（instrumental） ④ Unlimit （instrumental）
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