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少年忍者・川﨑皇輝が「拝啓、奇妙なお隣さま」でドラマ単独初主演! 大東立樹が共演2023/04/26

少年忍者・川﨑皇輝が「拝啓、奇妙なお隣さま」でドラマ単独初主演! 大東立樹が共演

 少年忍者/ジャニーズJr.・川﨑皇輝が、テレビ朝日系で今夏放送されるスペシャルドラマ「拝啓、奇妙なお隣さま」(日時未定。一部地域を除く)で、ドラマ単独初主演を務めることが分かった。さらに、ジャニーズJr.・大東立樹が共演する。

 「拝啓、奇妙なお隣さま」は、2000年7月の創設以来、数多くのシナリオライターを輩出してきた「テレビ朝日新人シナリオ大賞」で昨年9月に史上最年少の当時22歳で第22回大賞に選出された、若杉栞南氏の同名作品が原作。昏睡状態となって入院した男子高校生・山本陸が、同じ病室に入院中の患者=“お隣さん”2人と、意識の中で会話を繰り広げていくという意欲作だ。

 「テレビ朝日新人シナリオ大賞」で最終選考員を務めた脚本家・井上由美子氏は「悲劇と喜劇、絶望と希望のバランスが巧み」と評価。両沢和幸氏も「大胆でユニークな発想。隅々までアイデアを目配せして書かれた素晴らしい脚本」と語り、岡田惠和氏も「さまざまな思いを整理して書いたところに技術の高さを感じる」とこぞって絶賛の言葉を送った。

 しかし、“昏睡状態の主人公たちが意識下で語り合う“という異色の設定から、岡田氏は「基本的には心の声だけで芝居をしてもらう…という、プロになって俳優さんのことを考えると、なかなか書けないタイプの脚本。でも映像になったものを見てみたい」と、ドラマ化にあたりかなりチャレンジングな試みになるでことにも言及していた。

 その主人公・陸を演じることになった川﨑は、「ドラマの話を伺った後、資料を見た時に知りました」と明かし、「大役を任せていただけたこと、とてもうれしく感じました。シナリオは本当にすてきなので、皆さんにどのように感じ取っていただけるか、後は自分の芝居次第だと思い、とても緊張感もありました」と、あらためて大役への抜てきに気持ちを引き締めた。

 作品の印象については、「本当にすてきな作品だと感じました。患者たちの意識の中だけの会話という着眼点と発想にはとても驚きましたし、この設定だからこそ描ける心情の変化や人間関係は、今までのどのドラマにもなかった新しい魅力のように思います。人の命のはかなさやもろさと同時に、力強さも描いている作品なので、一つ一つが非常に繊細に描かれており、だからこそ、主人公を演じることへの責任も非常に強く感じました」と力を込める。

 今回、陸と同室にいる患者の息子・桑部裕太役を務める、ジャニーズJr.・大東は、川﨑とドラマ初共演。これには、川﨑が「大東とは、ドラマ以外の現場ではよく一緒に仕事をしているので、共演を知った時は非常に心強かったです。役と年齢もぴったりで、絶対にすてきな役になると感じたので、さらに主演としての緊張感が高まりました。作中、サッカーに熱中している役なのですが、大東本人が色白すぎたため、日焼けを模して肌を茶色くしています。日焼けした大東が、撮影1週間たっても結局見慣れませんでした」とエピソードを披露しつつ、全幅の信頼を寄せていることを明かした。

 当の大東は「最初に台本を拝見した時、すべての登場人物において、本当に共感できる部分が多いと感じました。その影響もあり、すぐに物語に入り込むことができ、感動しました。こんなにも素晴らしい作品に出させていただけることに、ワクワクしたことを今でも覚えています」とコメント。加えて、川﨑との共演には「皇輝くんにはいつもお世話になっており、優しくしてくださっていたのでご一緒させていただけることが本当にうれしかったです。撮影外ではいつもの皇輝くんで、撮影中は陸として生きているんだなと感じてしまうくらい、お芝居に対して真摯(しんし)な姿に、あらためて尊敬しました。とてもすてきなお芝居でした」と語っている。

 そして、放送に先駆け、川﨑は「命やその最期をもテーマにした作品ですが、必ず、生きることに対して明るく前向きにしてくれる作品です。この作品が、自分の初単独主演作品であることをとてもうれしく思いますし、本当にすてきなシナリオですので、より多くの方々に見ていただきたいと思っています。すてきなお話を壊さぬよう、精いっぱい演じさせていただきましたので、見届けていただけるとうれしいです」と視聴者にメッセージを送っている。 

 ひき逃げ事故に遭った高校生・陸は数日後、病室のベッドの上で目を覚ました。その直後、同室の患者2人、高校教師・桑部辰郎とベテラン声優・川口修吉に話しかけられ困惑する。陸は事故のせいで意識障害、いわゆる昏睡状態に陥っており、修吉は3年、辰郎は1年以上、同じ状態だったからだ。“目覚めた”といっても身体を動かすこともできず、3人が意識下で会話をしていることは誰も気付かない。にもかかわらず、辰郎と修吉は病人とは思えないほど陽気で、陸は彼らの明るいトークに面食らう。ところが、翌朝、陸にとってショックを受ける出来事が起き、陸は自らが“死にたくても生かされて、生きたくても死ぬかもしれない”という危うい状況に置かれていることを痛感する。

 そんな中、陸は、修吉が口ずさんでいた詩が、彼の娘で詩人の史子の作品であることを知る。辰郎は、陸の意識が完全に戻って、元の世界に帰ったら、作者である彼女から直接その詩について教えてもらえばいいというが、陸自身は、ある理由から、目覚めることに対して前向きになれない。その頃、辰郎の息子・佑太(大東)もまた、史子の詩に興味を持つ――。


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