「明日カノ」シーズン2に綱啓永、新井美羽、稲葉友、石川恋、橋本マナミ、本田響矢の出演が決定2023/04/21
5月2日からMBS・TBSの「ドラマイズム」枠(MBS=火曜深夜0:59、TBS=火曜深夜1:28)で放送される「明日、私は誰かのカノジョ シーズン2」に、綱啓永、新井美羽、稲葉友、石川恋、橋本マナミ、本田響矢が出演することが分かった。さらに、作品のキービジュアルも公開された。
茅島みずきが主演を務める「明日、私は誰かのカノジョ」は、累計500万部を突破しているをのひなお氏による人気漫画。昨年4月期にドラマ化されると、登場人物たちのリアルすぎる心理描写が話題となった。その続編となる今回は、原作の「洗脳編」「What a Wonderful World編」を実写化。現代社会に生きる女性のリアルな生きざまに、“つらくてもつい見てしまう…”「明日カノ」の沼が再び戻ってくる。
生活費、学費やブランド品まで、自分で稼ぐために高級ソープランド店で働く女子大学生の留奈(茅島)は、ある日人気歌い手アイドルの隼斗(綱)を接客。メンタルが弱く、SNSでの誹謗中傷に悩んでいた隼斗はリピーターとなり、悩みを聞いているうちに、2人は店外でも関係を持つことに。一方、留奈と同じ店で働く江美(入山法子)は、元バンギャルでスピリチュアル信仰のある40代女性。父の死去に伴い実家に戻るも、心酔する占い師・レター先生(橋本)の導きにより地元のスナックで働くことに。そして、その店の常連である岩崎(稲葉)に関係を持ちかけられる――。
「君の花になる」(TBS系)での熱演やその劇中のボーイズグループ・8LOOMでの活躍が話題の綱は、配信系アイドルグループ・エルストメンバーであり人気配信者の隼斗(通称・バシモト)を演じる。また、隼斗の熱烈なファンであり、高校生の心音役を新井が担う。
綱は「隼斗はメンタルが弱く、すごく繊細な性格です。また、動画配信者でもあるということで、同じ表現者として僕も気持ちの部分で共感できるところがいくつもありました。原作がとても人気の作品ということで、期待に応えられるよう、自分なりに精いっぱい演じさせていただきました。ぜひご覧ください。そして、お楽しみに!」とアピール。
新井は「初めて挑戦する役柄の女の子でした。うまく演じられるか不安もありましたが、どんなふうに演じようかなと、とてもワクワクしました。そして、私が演じるシーンは、対スマートフォンでのシーンが多かったので新鮮でした。作品が決まる前から、シーズン1を拝見していたのですが、女性の感情や表情を繊細に描かれていたので、役作りやシーンごとに抱えてる情緒を細かく考えて挑みました」と演じる心音の役柄と役作りについて触れ、「推しや好きな人がいる方に共感していただける場面もあると思うので、この作品がたくさんの方々に届いたらうれしいです」と見どころを語る。
稲葉は、江美の学生時代の友人であるサチコの夫・タケちゃんの同僚である岩崎役を務める。岩崎は、同僚のタケちゃんと共に江美の働くスナックに通う常連で、江美に好意を寄せる存在。そして、その江美が勤めるスナックで働く25歳女性・未来役に石川、江美が崇拝する占い師で、江美が何かを決断する時には、必ず頼りにする存在のレター先生役に橋本が配された。
稲葉は「言語化してカテゴライズすることはできるけれど、言葉にしてしまうと少し違うんだと思ってしまうような感覚が、絶妙に描かれている作品だと思いました。自分しか抱えていないのかもしれないという悩みも広げて見てみれば、たくさんの人が抱えている悩みなことが多い、けれどもその苦悩はやはりその人だけのもので。そんなそれぞれが孤独に抱えているものを劇的に解決するわけではないけれど、少し視界が明るくなるような救いを感じさせてくれると思います。岩崎という人間を真っすぐに演じさせていただきました。ぜひともご覧ください」と作品への思いを伝える。
石川は、ストーリーについて「原作を読んで、主人公たちの人生におけるリアルな描写やセリフに心を揺さぶられ、時には私自身にも突き刺さるものを感じました。どんなことがあっても自分が選んだ道を受け入れながら生きていくしかない。また、どんな時も、新しい一歩を踏み出す時がスタートラインなのだと、今作に参加させていただき、あらためて教えてもらいました」と感想を述べる。続けて、「そのようなメッセージを意識しながら、今回いただいた未来という役を演じました。未来も、いろいろな出来事を乗り越えて今は新しい目標を持ちながらスナックで働いている女性です。スナックに来たお客さんを楽しませるために一生懸命な姿や、プライドを持って働く姿、江美さんを優しく支えようとする姿など、未来のさまざまな顔を見ていただけると思います! 私がそうであったように、皆さんの背中も押してくれる作品になっているはずです。どうぞお楽しみに!」と役作りを明かし、作品の魅力をアピール。
橋本は「原作では一見して爽やかに見えるレター先生ですが、読み進めて行くうちにレター先生にもつらい過去があるのではないかと思い、役作りがとても膨らみのある楽しい時間になりました。入山法子さん演じる江美役との対峙(たいじ)シーンでは、レター先生の世界観で江美の不安定な心情を魅了するようなシーンになったかと思います」と撮影を振り返り、「視聴者の皆さまにも伝わっていただければうれしいです。シーズン2もパワーアップしていますのでぜひご覧ください」と呼び掛ける。
そして、「明日カノ」ドラマ史上初となるオリジナルキャラクター・牧由人役を本田が担当。牧は、ゆあ(齊藤なぎさ)を風俗嬢にスカウトしたスカウトマンとして登場し、ゆあの過去が明かされる「特別編」に登場する。
本田は「シーズン1を拝見していて、女性5人がそれぞれ強く生きていく姿が魅力に感じて、とてもすてきな作品だと思っていました。あの世界に自分も入れることが撮影前からとても楽しみでした。牧は原作にはいないオリジナルキャラクターであり、ゆあの人生の中で、忘れたくても忘れられない存在だと思います。ゆあの生き方は、牧との出会いがあっての姿だと思うので、そこを意識して演じました。牧とはどんな人物なのか、ゆあの過去が分かる特別編もぜひ楽しんで見ていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。
なお、公開されたシーズン2のキービジュアルは、シーズン1同様に、キャラクターに合わせたカラーリングと細かくディレクションをされた衣装を身にまとったものとなっている。頬杖をつき、こちらを見つめる留奈と江美の表情からは、一瞬で作品の世界観に引き込むような魅力があふれている。こちらを伺うように見つめる2人の視線の先には、何があるのか? 作品への期待を膨らませるビジュアルに仕上がっている。
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