紺野彩夏主演「サブスク彼女」に望月歩、寺本莉緒、内藤秀一郎、逢沢りなが出演2023/04/23
ABCテレビで5月7日にスタートする連続ドラマ「サブスク彼女」（日曜深夜0：55、関西ローカル。DMM TVで独占配信）に、望月歩、寺本莉緒、内藤秀一郎、逢沢りながメインキャストとして出演することが分かった。
紺野彩夏が主演を務める「サブスク彼女」は、実写映画化でも話題となった「左様なら今晩は」「青春は変態」など、“現代の青春白書”を突飛ながらもキャッチーな設定でみずみずしく描く山本中学氏による同名コミックが原作。月額定額制のサブスクリプション（サブスク）と恋愛をモチーフに、現代を生きる若者たちの恋に揺れる心情を映し出すラブストーリーだ。
“本命として選ばれない”というむなしさと、恋愛感情を“搾取”されて続けてきた苦い経験から脱するために、“サブスク彼女”というサービスを始める主人公の女子大生・トモ（紺野）。そんな彼女と深く関わっていく人物を、今回発表された出演者が演じる。
さらに、本命の彼女がいながら、酔いしれる恋を押しつけては、“2人目の彼女”も手放せないトモの元カレ・カズキ役が柾木玲弥に決定。トモが“サブスク彼女”を始めるきっかけとなった物語序盤のキーマンとして、第1話ゲストで登場する。
望月が扮（ふん）するのは、トモの地元の同級生・ユースケ。実は高校時代からトモのことをいちずに思い続けているユースケは、就職活動のために上京し、トモと再会。そこで秘めた思いを告げるものの、その恋は実らず、“サブスク彼女”として契約することになる。
自身の役どころについて、望月は「真っすぐで純粋で一生懸命な人です、そっくりな友人がいて余計に愛着が湧きました。表情豊かに描かれていたので、そのコミカルさを顔芸にならないように丁寧に演じようと思いました」と意気込みとともに紹介。
寺本は、男性に“都合よく使われてしまう女”になってしまう自覚はあるものの、ついつい尽くしすぎてしまいセックスフレンド止まりとなってしまう24歳の派遣バイト・なーちゃん役を務める。なーちゃんはSNSで知った“サブスク彼女”に興味を持ち、トモと出会い、共にサービスを始めることになる。
「そんな考え方ができるのか…とびっくりしました。恋の形にはいろんな種類があるのかなぁと考えさせられました」と原作の斬新なコンセプトに驚いたことを明かしす寺本は、「なーちゃんの喜怒哀楽、全話通して垣間見れる表情の変化に注目してみてください！ かわいい女子3人が三者三様の恋愛をしています。サブスク彼女という制度で彼女たちは変わっていくのか、恋は報われるのか、それとも始まるのか。共感できる部分もたくさんあると思います。楽しんで見てくださるとうれしいです」とアピール。
内藤は、コースケに続き2人目のユーザーとなるヨリ役。役者志望の30歳で、セフレのなーちゃんからサービスを紹介してもらい、興味津々で登録することになる。
出演にあたり、内藤は「ヨリは、一番愛が欲しいところから愛がもらえない。ほかで補おうとする。見返りがないとそこから逃げ出そうとしてしまう。そうなってしまった男の末路を、言葉と行動で特に表現できればと思いました。初めての役どころを経験させていただきました。この作品を得て役者としててレベルアップすることができたと思います」と新境地を開拓し、手応えを感じている様子。
32歳のバリキャリ会社員・スミレを演じるのが逢沢。スミレは、いわゆる男性優位な社会に嫌気が差していたところ、SNSで見かけた“サブスク彼女”に興味を持ち、トモと一緒にサービスを始める。
逢沢は「私も音楽を聴く時などはサブスクを使用しています。人が便利に使うものという印象があるので、人が、恋愛が、サブスクになるというそんな割り切った関係は成立するのか想像がつきませんでした」と述べつつも、「登場人物の恋愛事情を知るとサブスクにたどり着くのも納得する部分があり、原作を読んでいる間はずっと胸がザワザワしました」と、見事にそのコンセプトを昇華した原作に感銘を覚えた様子。加えて「人間の生身の姿、リアルだと感じる方もいれば、特殊に思う方もいるかと思います。いろんな感じ方で見てもらえたらうれしいです」とメッセージを寄せている。
また、ドラマのオープニングテーマがこはならむの「ずぎゅんぎゅんゆらり」、エンディングテーマが理芽の「ルフラン feat. 笹川真生」に決定したことも発表された。
こはならむは、2019年からYouTubeで活動をスタートし、現在チャンネル登録者数は42万人を突破するアーティスト。「ずぎゅんぎゅんゆらり」は、都合よく扱われる女子の本音をありのまま直接的にさらけ出す歌詞に、ボカロテイストの中毒性のあるサウンド、そして、感情の揺れ動きを細やかに表現した歌声が特徴的な楽曲となっている。
そして、理芽は透明感とあでやかさが同居する不思議な歌声を持つバーチャルシンガー。「ルフラン feat. 笹川真生」は、甘い歌声とは裏腹に、日々とめどなくあふれる願いや叫び、寂しさが伝わってくるメロディアスなポップチューンに仕上がっている。
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