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「隣の男はよく食べる」倉科カナ&菊池風磨のラブシーンの心境は真逆!?「全然照れなかったかも」「夢中でキスしてました!」2023/04/10

「隣の男はよく食べる」倉科カナ&菊池風磨のラブシーンの心境は真逆!?「全然照れなかったかも」「夢中でキスしてました!」

 テレビ東京系で4月12日にスタートするドラマParavi「隣の男はよく食べる」(水曜深夜0:30)の記者会見が行われ、ダブル主演を務める倉科カナとSexy Zone・菊池風磨をはじめ、共演の山田真歩、高橋光臣が登壇し、ドラマの見どころや撮影現場の様子などを語った。

 「隣の男はよく食べる」の原作は、「月刊officeYOU(オフィスユー)」(集英社クリエイティブ)で連載中の美波はるこ氏による同名コミック。デジタルコミック200万ダウンロードを記録している人気作だ。長年恋から遠ざかっていた料理上手の独身オトナ女子・大河内麻紀(倉科)の手料理をきっかけに始まる、肉食年下イケメン男子・本宮蒼太(菊池)とのピュアで不器用な“ムズキュン”ラブストーリーが展開する。山田は麻紀の同期で何でも話せるよき理解者・町田桜、高橋は頼れる上司のシングルファザー・篠原一義を演じるほか、市川由衣、塚本高史、=LOVE・佐々木舞香、ニッチェ・近藤くみこといった多彩なキャストも出演する。

 会見では冒頭のあいさつで、倉科が「撮影時期は半年くらい前でしたが、ようやく地上波オンエアを迎えることができるということで、すごくうれしいですし、キャスト、スタッフさん含めて精魂込めて作ったので、楽しんでいただけたらなって思っています」とコメント。菊池も「このドラマ、キュンキュンもしつつ、いろんな前向きになれるような要素もありますので、ぜひ楽しんでいただけたらなと思います」と紹介した。

「隣の男はよく食べる」倉科カナ&菊池風磨のラブシーンの心境は真逆!?「全然照れなかったかも」「夢中でキスしてました!」

 自身が演じるキャラクターの「共感できる部分や、演じる上で気を付けていることなどは?」という質問に対して、倉科は「年齢的にも仕事にまい進しているところも、恋愛に不器用だったりとか、考えが真面目すぎるところとか、すごく共感できるんですけど、結構、制作・脚本の段階で、スタッフさんに女性の方がしっかり関わってくださって、女性ならではの“あるある”というか、直面する悩みや思いみたいなものをすごく脚本に込めてくださって、私だけじゃなくて見てくださる方も共感できることが多いんじゃないかなっていうのと。気を付けたところ、工夫したところは、やっぱりラブコメなので、どうしてもリアリティーがなくなってしまうことが多いんですけど、今回は結構リアリティーを求めて、アドリブ感のあるような自然体の芝居ができたらなあと思い、本番前から結構皆さんとコミュニケーションをとったり役柄で接してみたりとか、いろんなアプローチをしていました」と振り返った。

 菊池は「よく食べるところが共通するかなあ? 撮影ではカットを追うごとに食べなくてはいけなかったりとか、同じシーンで何回も食べるということが多かったんですけど、そんなに苦じゃなかったところは、やっぱり僕、よく食べるんだなっていうのを思いましたね。お芝居中にご飯をたくさん食べた方が面白いっていう、山田先生からの熱いご指導が初日にございまして。『食べなきゃ面白くないからね!』って(笑)」と暴露。

 それを受けて山田が「そんな言い方してないです。でも、タイトルを背負ってるので、ここでチョビチョビ食べられたらね(笑)。ごめんなさいプレッシャーかけちゃって」と弁解。菊池は「おっしゃる通りです! 先生、ありがとうございます(笑)。それがずっと僕の頭の中にこだましてまして。そのおかげで本当にすごく見応えのあるシーンになってますので、ぜひチェックしていただけたらと思います」とアピールした。

「隣の男はよく食べる」倉科カナ&菊池風磨のラブシーンの心境は真逆!?「全然照れなかったかも」「夢中でキスしてました!」

 さらに、山田は「私は恋愛パートは全く知らないんですけど。『大丈夫。いける、いける』っていう、自分の中では“歩くポジティブシンキング”と呼んでいて、本当に麻紀が『どうしよう?』って悩んでいる時に『大丈夫だよ』って背中を押して、飛べないと思っていた崖も飛べちゃうみたいな。だから桜がいることで、麻紀が勇気づけられたり、『できるかな』って思えるような、そういう一緒にいるだけで、明るく元気になる存在になったらいいなというのは、気を付けてやっていました」と演じた役への思いを明かした。

「隣の男はよく食べる」倉科カナ&菊池風磨のラブシーンの心境は真逆!?「全然照れなかったかも」「夢中でキスしてました!」

 それを聞いた倉科が「本当に山田さん自体もですし、桜という役柄が本当にエネルギッシュで、麻紀ちゃんだけだと一歩踏み込めないところをすごく背中を押してくださるので」と言うと、山田は「他人事だから言えるんでしょうね。『できるできる』って(笑)。自分だったら不安ですけど、でもそれが、逆に麻紀ちゃんが乗り越えられたりすると、本当に親身になって喜んだりして。恋愛も大事ですけど、女性同士の友達関係も深まった感じで」と話し、倉科も「すごく撮影も楽しかったし、エネルギーめっちゃもらった感じでした」と恋愛のみならず、本作における2人の友情も見どころであること伝えた。

「隣の男はよく食べる」倉科カナ&菊池風磨のラブシーンの心境は真逆!?「全然照れなかったかも」「夢中でキスしてました!」

 高橋は「倉科カナさん演じる大河内さんの上司ということで、しっかりしておかないといけないし、というプレッシャーもあったりとか。まあ、前半は、そういうふうにかっこいいような男でいたいなと思いながらも、そんな40の男が恋愛をすることによってどういうふうに変化していくのかとかっていうのは、ちょっと気をつけながら演じていました」と明かした。

 すると、菊池が「高橋さんすごいですから。いつもアーモンド食べてるんですよね。確かアーモンドしか食べてない時期もありましたよね」と、またもや暴露。高橋は「風磨さんのことをネットでいろいろ調べたら、すごい体してるんですよ。それを見ちゃったから、ずっとそれに見ほれちゃって、どうやったらこれと戦えるんだろうかと」と応戦。さらに、菊池が「いやいや、そんなことないですよ。ねえ、山田さん」と山田に振ると、今度は山田が「そうそう。初対面だったんですけど、現場に木刀を持ってきてたんです。最初、木刀って分からなくて、黒い長いバッグを持って入ってきたので『何だろう?』って思ってたら、重そうに置くから『何ですか?』って耐えられずに聞いたら『木刀』って(笑)」と意外な情報が。「ちょっと修練してるんで。自分を鍛えてるんで」とうろたえ気味の高橋に対して、山田が「まともに見えて一番ツッコミどころのある人でした(笑)」とちゃかすなど、和気あいあいとした現場の雰囲気が感じられるやりとりに、会見の場は爆笑の連発だった。

 続いて、「この作品ならではの魅力は?」という質問に対して、倉科は「私はラブコメをあまりやったことがなくて、やったとしてもヒロインの恋敵みたいな役が多くて、毎回あまり幸せになれないんですよ。ハッピーエンドを迎えたことがなくて。いつも『私のしかばねを越えていけヒロインたち!』って思ってたんですけど。今回、やっと幸せになれるような役柄で、みんなから応援されて、なんか撮影がすごく楽しかったです。『ヒロインの気持ちってこんななんだ。こんなに幸せなんだ』って思いました(笑)」と演じ切った心境を語り、菊池とのラブシーンについては「全然照れなかったかも」と答えた。

 菊池が「全然照れてくれなかったんですよ。僕はめちゃくちゃ照れてましたね」と言うと、倉科は「それを見ているこっちが恥ずかしいみたいな。全然照れなかった」と強調。山田が「キスシーンとか、どういう気持ちでやってたの?」とさらに問うと、「普通に麻紀ちゃんとしてドキドキるぐらいな。『あ、こっちから撮るから、こうした方がいいかな?』ってそういうこと考えてやってた。菊池くんはどんな…?」とコメントしつつ菊池に振ると、「夢中でキスしてました! 無我夢中で『カット』が聞こえなかったもん」と明かし、またも笑いを誘った。

「隣の男はよく食べる」倉科カナ&菊池風磨のラブシーンの心境は真逆!?「全然照れなかったかも」「夢中でキスしてました!」

 そんな菊池は、自身にとってどんな作品なのかを聞かれると、「倉科さんが言ってたように僕も成就する役ってなくて。あと自分の恋愛がメインになることもあまりなくて、どちらかというと僕の恋愛はサブストーリーで、かつあまりうまくいかないというのが、結構今までの傾向だったので、それでいうと本当に恋愛をちゃんとして、それが主軸なっていってというのが初めてだったので、これから例えばもし、恋愛ドラマがあるとしたら、自分の中で基準になるような作品になったなあと思います」と真剣な面持ちで述べた。さらに、本作の魅力について「とにかく三大欲求に真っすぐなところじゃないですかね。欲を隠すことなくというか。本当は隠しているつもりももともとないんだろうけど、より作品だからさらけ出せることもできたし、それを共感してもらえることもできたと思うし。結構友達同士だったらあるかもしれないけど、あまり欲について話すこととか共感を得ることとかないと思うんですけど、この作品はそんな一つの共感材料になれたらいいなと思いましたね」と語った。

 また、本作では役柄が肉食系でクールな面もあるキャラを演じている菊池だが、「バラエティーなどの普段の自分とどちらが本来の自分に近いのか?」という質問に「それはやっぱり僕は常にクール。バラエティーでもそんなにおちゃらけたりの印象はないです、僕はね。もう1回見直してください。今回は役作りがいらなかったです。当て書きかなって思いました(笑)」と答え、笑わせた。

 最後に、あらためて倉科は「撮影の時も幸せな気持ちにいっぱいなって。このドラマは、三大欲求をポップにキュートに描いていて、出てくるキャラクターがどれも愛くるしくて、もちろん、蒼太と麻紀ちゃんの恋の行方もぜひ最後まで見守ってほしいんですけど、この『隣の男はよく食べる』という世界にどっぷりと皆さんも浸ってくださったら、うれしいなと思います」と期待を寄せた。

 菊池は「本当に見どころとしましては、今日の会見のこの雰囲気で、スタッフさんとかみんなですごく楽しく、みんなで作っているような作品でしたので、それはドラマを通しても皆さんに伝えることができると思いますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。よろしくお願いします!」と力強く呼び掛け、会見を締めくくった。


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