福山雅治＆大泉洋、橋本環奈＆山田涼介、山田裕貴＆赤楚衛二らTBS春ドラマの出演者が集結！「ラストマン」の現場は永瀬廉のものまねが流行中!?2023/04/10
TBS系では、今春スタートする同局のドラマ出演者が一堂に会した「TBS DRAMA COLLECTION 2023 Spring!!」を開催。4月23日スタートの「ラストマン－全盲の捜査官－」（日曜午後9：00）の主演・福山雅治、共演の大泉洋、永瀬廉（King ＆ Prince）、今田美桜、4月18日スタートの「王様に捧ぐ薬指」（火曜午後10：00）の主演・橋本環奈、共演の山田涼介（Hey! Say! JUMP）、坂東龍汰、長尾謙杜（なにわ男子）、4月21日スタートの「ペンディングトレイン―８時２３分、明日 君と」（金曜午後10：00）の主演・山田裕貴、共演の赤楚衛二、上白石萌歌、松雪泰子の3番組・計12人が参加した。
登壇者が勢揃いした冒頭には、大泉が昨年末の「NHK紅白歌合戦」で一緒に司会を務めた橋本も登壇していたことから、MCを務めた見取り図（盛山晋太郎、リリー）に「いつでも司会を変われる。疲れたら言ってください」と冗談を言うと、盛山が橋本に「司会を奪おうとしていますか？」と質問。「思っていません」と否定した橋本だったが、「でも大泉さんが隣にいらっしゃるので、いつでも代われます」と笑った。
オープニングトークの後は、各ドラマの出演者が登場し、見どころや撮影エピソードを披露。まずは、「ペンディングトレイン―８時２３分、明日 君と」の4人がステージへ。
「ペンディングトレイン―８時２３分、明日 君と」は、話題の作品を多数執筆してきた金子ありさ氏によるオリジナルストーリー。いつもと変わらない朝、都心へ向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまうところから物語はスタートする。乗客たちは突如、日常を奪われ、何もかも遮断され、ペンディングされた非日常の世界へと放り出されてしまい、共にサバイバル生活を生き抜くことに。困難を前に、懸命に生きる人々の姿を描く予測不能のヒューマンエンターテインメントとなっている。
この電車に乗り合わせた乗客で、メディアでも活躍するカリスマ美容師・萱島直哉を山田裕貴、正義感あふれる消防士・白浜優斗を赤楚、高校の体育教師・畑野紗枝を上白石、人材派遣会社を経営するキャリアウーマン・寺崎佳代子を松雪が演じる。
大自然の中で撮影は嫌いな虫との格闘や苦労も多い様子だが、山田裕貴は「大変ですが、電車の一両が突如未来に飛んでしまったところから物語が始まるので、僕らキャストだけではなく、乗客の皆さん合わせて46人一体となって撮影していて、舞台をやっているような感覚で毎日撮影をしています」とコメント。
消防士役を演じる赤楚は、役作りについて「筋トレをしつつ、消防士で屈強な男という設定なのですが、僕、肌が白かったので、黒くしようと、日焼けサロンへ6回ほど行ったんです。でもいざ消防士さんに会ったら、思ったほど黒くなくて（笑）。イメージだけでしたね」と苦笑した。
高校教師役の上白石は「私の両親が教師をしているので、アドバイスをもらいました。相談をしながら、先生が言いそうな言葉をリストアップして送ってくれました（笑）。ただそれぞれ過去のシーンは回想でしかなくて、今のシーンの方が重要なので、あまり教師のシーンはないんですが、ありがたくいただきました」とエピソードを明かした。
また、松雪がセットについて語っていると、リリーが「松雪さんの色気がすごすぎて、話が全然入ってこない。色気の塊ですね」とメロメロな様子を見せ、盛山から「出禁にするぞ！（笑）」と注意される場面もあった。
最後に、山田裕貴が「ドラマの現場でも盛り上がっている言葉があって。萌歌ちゃんが演じる紗枝の言葉で『やれるだけやってみよう』っていう言葉があるんですが、それは本当に生きていく中でも大事ですし、僕らもこのドラマで『やれるだけ全部やってみよう』と思うので、たくさんの人にそんな思いが伝わればいいなと思います」とメッセージを届けた。
続いては、「王様に捧ぐ薬指」に出演する橋本、山田涼介、坂東、長尾が登場。「王様に捧ぐ薬指」の原作は、わたなべ志穂氏による同名漫画。大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”羽田綾華（橋本）と、業績不振の結婚式場を立て直すため、好きでもない女性との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”新田東郷（山田）が繰り広げる胸キュンラブコメディーだ。愛がないのに結婚を決めた男女の、超打算的なシンデレラストーリーが展開。綾華の初恋の相手で高校時代の同級生・神山絢斗を坂東、綾華の弟・羽田陸を長尾が務める。
会場入り前にはブルーカーペットを歩いた出演者たち。感想を問われた橋本が「レッドカーペットのイメージが強いので、ブルーも鮮やかで奇麗だなって思いました」と感想を話すと、盛山が「観客から『環奈ちゃん！』って呼ばれましたか？」と質問。すると橋本は「いや『謙杜！』っていう長尾くんの名前が悲鳴のごとく、聞こえてきて…」と明かすと、長尾は「やめてください！ やめてください！ 皆さんの方がすごかったです」とすぐさま否定。山田は長尾に「大人気だったんだよね」と笑いかけ、「現場でも緊張していてすごくかわいいんですよ」と目を細めた。
ドラマのポイントとして「ドSキャラ同士の対決」が挙げられると、橋本は「どっちも結構キツめな役柄で、テンポ感よくののしり合ったりしているんです。外では完璧な夫婦を演じていて、結構ラブラブみたいな感じなんですが、カットがかかった瞬間にウェットティッシュで除菌したり」と2人の関係を明かすと、山田涼介も「アドリブも入れつつ、2人でやり合ったり、現場で楽しみながらやっています」と語った。
そこで盛山から「実際にお二人はドSですか？」と問われると、山田涼介は「そんなことないと思いますけどね…」と回答。そこで話を振られた坂東が「橋本さんはドSです」と発言。「僕がちょっとセリフをミスしてしまったり、間が悪かったりすると怖いんです」と言うと、「やってないです。営業妨害です（笑）」と橋本は否定。しかし、「これまで4回共演をしている坂ちゃん（坂東）のキャラクターがイジられキャラなので、今はワンシーンだけだったり、少しずつ出ているので、現場で私がイジっていたんですけど、もしかしたら嫌だったのかな、今後はやめておきます」と言うと、その言葉に坂東は「嫌じゃないです！ 本当はうれしかったです」と慌てていた。
加えて、初回から結婚式のシーンがあるのも本作の見どころのひとつ。山田涼介は「お互いメリットだけを考えた結婚なので、普通の結婚式とはちょっと側から見ていると違うのかなと。ただもう、（橋本の）ウエディングドレス姿がすごくすてきなので」と橋本のドレス姿を称賛。最後に橋本が「本当に笑って楽しく、ほんわかとして癒やされるドラマになっています。毎週キュンキュンしていただけたらいいなと思います」と笑顔でドラマをアピールした。
そして、3組目として「ラストマン－全盲の捜査官－」の福山、大泉、今田、永瀬が登壇。「ラストマン－全盲の捜査官－」は、アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI（アメリカ連邦捜査局）特別捜査官・皆実広見（福山）と、皆実のアテンドを命じられた、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗（大泉）の、人を信じる皆実と、他人を信じず己だけを信じて1人で生きてきた心太朗という、真逆の凸凹コンビがバディを組み事件を解決していく痛快バディドラマ。無敵バディを支える捜査分析センター（SSBC）の分析官・吾妻ゆうきを今田、心太朗のおいで警視庁捜査一課・佐久良班の刑事・護道泉を永瀬が演じる。
福山は、大泉との共演について「撮影の合間のトークが楽しいのもさることながら、お芝居のセッションが本当に楽しい。相当なレベルのやり合いだと思いますよ。アドリブを求められるところではアドリブもやっています」と明かすと、大泉が「基本は刑事ドラマなので、シリアスな場面が多いわけですが、それでもコミカルなところはどうしてもやりたいわけで、面白いことをしたくなります」とコメント。福山は「コミカルといっても物語とキャラクターが地続きになった上でのコミカルさなので、そこが素晴らしいです」と大泉のバランスのよさを称えた。
また、福山と大泉との共演に「小さい時からテレビで見ていたので、緊張した」という今田だが、「最初の一瞬ですよね」と福山にツッコまれ、豪快に笑った後、「そうかもしれないです」とさらり。大泉は「さっき控室にいる時、みんな何も食べていないのに、この子だけをご飯食べ始めましたからね」と今田の強心臓ぶりを暴露。今田は「おなかがすいてしまって…。リラックスさせていただいてます」と笑った。
永瀬も「僕も最初はすごい緊張していて、でもしゃべりたい、仲良くなりたいという気持ちがあったので、福山さんと大泉さんが一緒にしゃべっている中、しゃべりかけてほしそうな顔で近づくっていうことをしていた」と打ち明けると、大泉が「だからか！ つい、話しかけてしまった」と永瀬の作戦だったことに驚いた様子。永瀬は「そうしたら、こんな言い方あれですけど…お二人がまんまと話しかけてくださって。作戦通りですね（笑）」とニヤリ。
さらに、福山に話しかけられたシーンをものまねを再現し、「カメラが回っているからいいかなと思って、初めてやりました」とぶっちゃけると、大泉は「現場ではやっているのは、福山さんのものまねではなくて、永瀬くんのものまねをみんながやっているんです」と報告。すると、福山が「いいですかやっても」とささやくように話す永瀬のものまねを披露し、大泉は大爆笑。福山は「僕が発明したのに、大泉さんまで上手になっている」と言い、大泉も永瀬のものまねを披露。永瀬は「洋さんに関しては駅の車掌さんなんですよ！」と不満をぶつけるも、大泉は「不思議と永瀬廉と車掌さんは似ているんです」と車掌要素強めで「次はラストマン～」と誇張。すると永瀬は「悪いのが、僕がいないシーンでもものまねしているらしく、知らないところで僕のものまねがまん延しているんです」と苦情。
そこで、盛山のムチャぶりで、今田も初めて永瀬のものまねに挑戦する流れになる中、不安げな今田だったが、大泉に「誰でもできるから、言ってごらん」とうながされ挑戦。好反応に「うれしい」と今田が喜ぶと、永瀬は「人の声をものまねの入門編にするのやめてもらっていいですか！」と訴えた。
そして、「福山さんのものまねは日本中の誰でもできる」と持論を展開する大泉。「お芝居の中でも、僕が演じる護道さんが、『皆実さんがこう言いました』という時は、全力でまねしてますからね」というと、福山は「まねされるのはうれしいですよ。そのうれしさが段々と永瀬くんも分かってきているみたい」とまたも永瀬に話を展開。永瀬は「今日気付いたんですけど、ものまねされるのはめっちゃ気持ちいいんですね。しかも、福山さんと洋さんにっていうところで。初めて美桜ちゃんにもまねされて」と笑顔。大泉が「ものまねって誰か1人がやったことで、やり方が分かる。一気に全国的に広がりますよ」と声をかけると、永瀬は「やったー！（笑）」と声を上げた。
楽しいトークが続く中、最後は「ドラマの肝心な話をお伝えさせていただきます」と切り出した福山は、「このドラマは非常にしっかりとしたテーマ性、メッセージがあります。社会問題というものを一つ一つ取り上げ、そのことにきちんと向き合いながら、ドラマでしか表現できないものがあると思っています。エンターテイメントとして見せていくという。社会問題に対して切り込むことだけではなく、みんなで一緒に考えられるような。笑えて泣けて、アクションも時々あって。人は1人で生きているのではなく、助け合いながら、みんなで一つになりながらよりよい社会とはどういうものなのか、このドラマでエンターテインメントとして描いていけるかと思います。必ずご覧になった後に、スカッとしてもらえる、そういう作品だと思っております」と熱く語った。
イベントの締めくくりには、あらためて、三つのドラマの出演者がステージに集結。すべてのドラマの話題に口を出す大泉の軽妙なトークで場が盛り上がる中、福山、大泉、橋本に続き感想を求められた山田涼介は「この順番でしゃべるのきついんですよ」と苦笑しつつ、「楽しめました」と感想を述べた。
さらに、赤楚が「楽屋で2チームのトークを見ていたらめちゃくちゃ面白くて、ドラマを見たいなと思いました」と話すと、赤楚が所属する事務所の先輩・小栗旬から赤楚について聞いていたという大泉は「かわいい！ 赤楚くんは本当にかわいい！」とベタ褒め。続いて山田裕貴が「この豪華な場所に『ペンディングトレイン』チームも呼んでいただいて、本当にうれしいです。まだまだこんなこと言える立場ではないかもしれませんが、こうやって日本のドラマが盛り上がっていけばうれしいなと思います」とあいさつすると、大泉は「最後にずいぶんいいこと言ったな！ 自分が言いたかった」と嫉妬。山田裕貴が「キツイんですよ。大泉さんより面白いことを言いたいんですが、出てこないんです！」と本音をこぼす中、大泉は再度「今のはいいこと言ったわ～」と感心していた。
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