重岡大毅、「それってパクリじゃないですか?」共演の常盤貴子にセリフ覚えを絶賛され大照れ! 芳根京子は“スタジオに炊飯器持参”をパクられた!?2023/04/05
芳根京子が主演し、ジャニーズWEST・重岡大毅が共演する、日本テレビ系で4月12日にスタートする連続ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(水曜午後10:00)の制作発表会見が行われ、芳根、重岡のほか、渡辺大知、野間口徹、田辺誠一、常盤貴子が登壇した。
「それってパクリじゃないですか?」の原作は、奥乃桜子氏による「それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~」。飲料メーカー「月夜野ドリンク」で、開発中の飲料に関する重要な特許がライバル会社に奪われる事件が発生する。情報漏えいの疑いをかけられた開発部員・藤崎亜季(芳根)は、調査のために親会社からやってきた知的財産のプロ・北脇雅美(重岡)と共に、その特許を取り戻すために奮闘することに。“パクリ”をキーワードに、会社の宝となりえる“権利”を社員たちは守ることができるのか!? “知的財産バトル”をテーマにした、新時代のオフィス・エンターテインメントドラマだ。
「月夜野ドリンク」で、通称“月夜野の女帝”と呼ばれる開発部長・高梨伊織役を常盤、頼れる総務部員の五木耕司役を渡辺、中間管理職の法務部部長の熊井崇役を野間口。そして、競合である「月夜野ドリンク」に敵対心を持ち、知財を巡り争うことになる「ハッピースマイルビバレッジ」の知的財産部部長・田所ジョセフ役を田辺が務める。
芳根と重岡は本作が初共演。芳根は重岡について「すごく明るくて視野が広いなと隣で見ながら感じています。みんなを楽しませようという気持ちが強い方で、本当に毎日ありがたいです」と好印象を抱いている様子。すると重岡は「芳根さんがすごく明るいからその元気さに引っ張られていて、OKがかかると、みんなで『イェーイ!』って感じになるんです。僕もしゃべっていますけど、みんな結構しゃべっていると思います」と現場の雰囲気の良さを強調。
芳根は2人だけでなく、「監督やスタッフもおしゃべりな人がそろっている」と話すが、野間口は「この2人が一番しゃべっていますよ」とバッサリ。そんな野間口を見た重岡は、「会見前に裏で『(野間口に)いっぱいしゃべりましょうね』と声をかけたら、ネクタイを整えながら『俺は俳優モードでいくから』と言われた」と暴露した。
また、エリート弁理士役に挑戦中の重岡は、劇中、難しい専門用語を使うことが多いそうで「必死に覚えて、現場でOKが出ると、常盤さんが『フゥー!』と声をあげて盛り上げてくれるんです。それがうれしくて!」と笑顔を見せる。その常盤は「すごいんですよ、本当に。往々にしてジャニーズの方々って、皆さんどこで覚えているんだろうってくらいしっかり覚えていらっしゃるんですけど、それだけではない陰の努力を感じるというか、本当にすごいんですよ!」と現場での重岡の姿を絶賛。重岡は照れつつも、記者に向かって「皆さん書いといてくださいね! 今のやつ!」とアピールしていた。
さらに常盤が、重岡がスタジオ入りする時は「(ちょっと気だるい感じで)『おはようございます!』とあいさつをして入ってきて、そのギャップに萌えています。なんてすてきなんだろうって感動しちゃって、私も頑張らないと!と思う」と続けると、「やめてください、プレッシャーや !」と重岡。重ねて芳根も「重岡さんのおかげで(現場が)巻くんです。専門用語が多い長ゼリフを言うのは本当に大変なはずですが、いつも完璧なので…」と褒めると、重岡は「やめてやめて! やばいなぁ。震えるわぁー」とろうばいしていた。
撮影現場でのエピソードでは、重岡が「芳根さんが現場でよく焼いているんですよ…」と話しだし、「ちょっと寒い時期にストーブがあったんですが、芳根さん、そこで何か焼いているんです」とコメント。芳根が「現場でお餅を焼いて。ほかにもバナナ、笹かまぼこ、イワシ…」と返答すると、重岡は「芳根さんには“焼き癖”がある」と指摘。
芳根は「監督が、『おなかすいたね。なんか焼こう』って言ってくださって。ちょうど道の駅で撮影していたことがあって、いろいろ買ってきて焼いて、みんなで食べて楽しかったです」とにっこり。さらに芳根は、楽屋に炊飯器を持ち込んで、お昼にはご飯をたいて、家から持ってきた肉じゃがを食べたりしていると告白。常盤が「おじゃましてもいい?」と尋ねると、芳根は「もちろんです」と即答していた。
和気あいあいとした雰囲気であることをうかがわせる中、ほかのエピソードを求められた田辺は「僕はライバル会社で、みんなと会っていないので、エピソーゼロです!」ときっぱり。渡辺は「個性の強いキャラクターたちの中で僕が中和剤のようになれたら」と話した。
オープニングでは、オープニング曲であるジャニーズWESTの「パロディ」に合わせた振り付けを出演者が披露。重岡が「みんなで踊ってSNSであげたりしているんですけど…」と話し出すと、野間口と常盤がそろって下を向き、それを見た重岡は「覚えてくれましたか? 先々週くらいに『覚えないといけないですよ』って話していたんですが」と聞くも、返答しない2人に「全然っぽくてびっくり!」とツッコんでいた。
本作のタイトルにちなんで、「パクったことやパクられたこと」を尋ねられると、「はい、あった!」と元気よく声をあげた芳根。「私は、スタジオでの撮影になったら絶対炊飯器を持ってこようと思っていたんです。それを監督がうらやましがって、監督も炊飯器を持ってきたんですよ。パクられました! だからこの組はお米には困りません」と発言。それを聞いた重岡は、撮影中に芳根が誕生日を迎えた際、お米の詰め合わせをプレゼントしたことを明かし、「そしたら監督もお米をプレゼントしていて、パクられてますわ」とニヤり。芳根は「今年の誕生日、お米を8kgくらいもらっています。母親から『力士か』って言われました」と明かしつつ、「食費が浮くなと、うれしかったです」と笑った。
また重岡は、常盤の「フゥー!」をパクリたいものの、後輩の自分が言うのはちょっと違うかなと逡巡。常盤は声をあげて盛り上げた理由について「現場でセリフを言えるのって当たり前に思えるけど、やっている本人はドキドキしながらやっていて、いっぱいいっぱいだったりもする。それを褒めていただけると自分自身も盛り上がれる。なので、なるべく褒めていこう、褒め合っていこうじゃないかという精神が自分の中にあるのかもしれない。すごい!と思ったことは『すごい!』と口に出していくと現場がいい方向に向かうのかなって」と説明。
続けて芳根が、「常盤さんの出演が解禁された時のコメントがうれしくてうれしくて、何十回も読み直していました。私がずっと笑える世界であってほしいと言ってくださったことが本当にうれしくて、元気がない時には、それを読んで頑張ろう!って思っています」とにっこり。
常盤は「もう(芳根の)おかんみたい」と笑いつつ、「(共演の)ともさかりえちゃんも言っていたのですが、京子ちゃんって透明人間じゃないかというぐらい透明感がある。いつもにこにこしていて、遠くでも目が合うとにこってしてくれて、どれだけきゅんとさせるんだっていうぐらいすてき。スタッフにもそれが伝染して、スタッフもにこにこしているんですよ」と芳根の振る舞いで現場の雰囲気も良くなっていることを伝えた。
最後に視聴者に向けて、重岡は「春のスタートの季節に明るいドラマなので、見ていると頑張ろうって思っていただけるような作品だと思います。何より見てほしいです」とアピール。芳根は「新生活、新学期にぴったりな明るいドラマになっていると思います。私自身、この作品からも現場からも仲間と楽しく頑張る、仲間の素晴らしさをすごく感じる毎日です。亜季と一緒に知的財産という世界を学んで、楽しんでいただけたらうれしいです」と力を込めた。
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