「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」に古田新太、伊藤淳史、岡崎紗絵、長井短、西村元貴が出演。刑事チーム&検事チームがパワーアップ2023/03/22
古田新太、伊藤淳史、岡崎紗絵、長井短、西村元貴が、テレビ朝日系で4月13日にスタートする連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(木曜午後9:00。初回は拡大スペシャル)に出演。さらに、ポスタービジュアルも公開された。
桐谷健太が主演を務め、福田靖氏がオリジナル脚本を手掛け、2020年1月期に放送された「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」。桐谷が演じた“情熱系”主人公・仲井戸豪太がパワーアップし、「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」で帰ってくる。走り出したら止まらない“元体育教師の異色刑事”が3年ぶりに、港町・横浜を舞台に疾走。刑事、検事、判事といった、三者三様の矜持(きょうじ)はもちろん、二つとない強い個性も持ち合わせたキャラクターたちが、さまざまな事件をきっかけに真っ向からぶつかり合い、交わっていく姿を描く新感覚のサスペンスコメディーとなる。
主人公・豪太が所属する横浜みなとみらい署で、刑事チームを束ねる2大柱となるのが古田と伊藤が演じる新キャラクター。古田が扮(ふん)するのは、豪太が所属する強行犯係の係長・江戸一。ノンキャリア組で昭和気質のベテラン刑事である江戸は「現場100遍、汗100リットル」を座右の銘とし、徹底した現場主義で出世は望まないが、中間管理職であるがゆえの悲哀もチラリ。現場を第一に考える半面、署長にも気を使う毎日だ。この骨太さと大人の礼節を併せ持つキャラクターを古田が体現していく。
古田は「今回は桐谷健太くんが主演で少しコメディー寄りの話なので、どんな作品になるか、ちょっと楽しみです。おいらは脚本に書かれたセリフを監督の思う通りに言うことが俳優の仕事だと思っているので、役作りもしませんし、現時点では江戸がどんなふうになるか全然分かりません(笑)。ただ、出演するメンツも楽しそうなので、ワクワクしています」と出演を喜び、「桐谷くんとはこれまでも何度か共演しているのですが、いいヤツです。ただ、地下鉄のホームで会った時に、大声で名前を呼ぶな!っていう(笑)。今回はそんな普段から仲のいい桐谷くんをはじめ、以前から知っている人たちが結構多いので、安心感がある一方、初めて会う人たちがどんなお仕事をされるのかも楽しみです」とコメント。
伊藤は、江戸が気を使う署長・牛島正義役を務める。牛島は、まだ39歳という若さで将来を嘱望され、桜木署から改称された横浜みなとみらい署の初代署長に抜てきされた若きエリートだ。強い上昇志向と使命感を胸に真面目にエリート街道をひた走る牛島を、伊藤が刑事チームに新しい風をもたらす。
「今回は群像劇で登場人物も多いですが、各キャラクターはしっかり立っています。そんな中で、僕が演じる牛島は30代にして署長になった、相当デキる男。いろんなことに対して必死すぎたり、真面目すぎるところが、結果的にクスッと笑えるような男になればと思っています。脚本の福田靖さんが牛島のキャラクターをすごく分かりやすく丁寧に描いてくださっているので、演じるのがとても楽しみです」と役どころを解説する伊藤。共演者については「主演の桐谷健太さんとは初共演。明るく前向きなエネルギーを持った桐谷さんと一緒にお芝居をすることが、今から楽しみです。桐谷さんが豪太を演じているのを想像しただけでもかなり面白いので(笑)、実際に目の前でそのエネルギーを感じたいです。そして、古田新太さん演じる江戸係長とのやりとりも、ほかとは少し違うシーンになっているので、お互いの個性を存分に見せ合いながら絡んでいきたいです」と語り、「この作品は奥行きのあるドラマ。刑事と検事、判事…それぞれ考えていることも全然違いますし、いろんな角度から楽しめると思います。実力のある豪華キャスト陣の中に混ざって、一緒に作品を作れることにワクワクしています」と喜びを伝えている。
そして、岡崎が演じるのは、強行犯係に所属する“あざと(!?)刑事”原口奈々美。刑事らしからぬファッション&愛嬌(あいきょう)のある性格で異彩を放ち、その愛嬌が時に誤解を生むこともあるが、見た目からは想像できないほど正義感の強さを秘めた女性だ。
岡崎は「私が演じる奈々美は一見『本当に刑事なの!?』って思うような服装や発言が多いんです。ちょっと思わせぶりなことも自由に発言したりするので、素直で心(しん)がすごく強い女性なんだろうなと思います。主演の桐谷健太さんとは今回が“はじめまして”。お芝居やバラエティーでのご活躍に加え、歌手の一面もあるので、本当にいろんなお顔がある方だなって、すごくうらやましいです。今回はそんな桐谷さんの才能を近くで感じながら、いろんなお話ができたらいいなと思います」と役柄に触れ、桐谷との共演に期待を寄せる。加えて、「私も所属する強行犯係の一番の面白さは、チーム内での会話です。シリアスなんだけど、ちょっとポップな部分もあって…脚本を読んでいるだけでも掛け合いが本当に面白いので、実際に演じるのがすごく楽しみです。何と言ってもボスは古田新太さんですし、メンバーが皆さん楽しい方ばかりなので、どうなっていくんだろう!?(笑)。私も楽しみながら、その波に乗っていけるように頑張りたいです」と意気込んでいる。
長井は、同じく強行犯係の“毒舌刑事”の岸本凛役を務める。最初は紅一点の存在で何げにチヤホヤされていたが、奈々美の着任後、分かりやすく周囲からの扱いが雑になってしまった。そんな不満も相まって、毒舌で一見ヤル気がなさそうに見えるが、実は面倒見がよく頼れる刑事だ。
「実は今回、私は主演の桐谷健太さんをはじめ、刑事チームのほとんどの方と初共演なんです。だから、撮影に向けてすごく緊張してしまって、1月期に『星降る夜に』(同系)で共演した吉高由里子さんに相談したんですよ。そうしたら、吉高さんに『桐谷さんが主演なら大丈夫だよ! すごく明るくて楽しい人だから』と言っていただけたので、心が軽くなって、ますます桐谷さんたちとの共演が楽しみになりました」と明かす長井。役どころに関しては「私が演じる凛は無理をしなくなった、正直な人。もう少し若い頃は周りに良く思われたくて、正直になれなかったりしたかもしれないけど、現在30歳の凛からは、20代後半に訪れる幸福感の低迷期“クォーターライフ・クライシス”を乗り越えた強さを感じて、私自身もすごく憧れるキャラクターです。そんな凛を含め、このドラマでは性格も立場も年代も異なる大人たちが、なんだか子どもと同じようなことで揉めたり、悩んだりします。自分と違う世代に対する親近感を覚えたり、今の自分と似たキャラクターを見つけて共感できたりもするドラマだと思うので、ぜひ楽しんでいただきたいです」と見どころをアピール。
さらに、検事チームには「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」で西村が演じた亀ヶ谷徹が、今回は晴れて検事として再び登場。ところが、検事になったらなったで、以前とはまた違う“プレッシャーとストレスでいつも疲弊”する日々で!? 西村が心機一転生み出す、新たな亀ヶ谷の動向にも注目だ。
西村は「前作で演じた亀ヶ谷としてまた呼んでいただけた上に、今回は立会事務官から検事になっていたので、また新たなやりがいを感じて、めちゃめちゃうれしかったです! 亀ヶ谷はすごく頑張り屋さんですが、中村アンさん演じる矢部律子検事のようにガツガツしていなくて、周りを見ながら『あ、俺もやりますよ』みたいなタイプ。そのちょっとビビリなところも愛嬌かなと思うので、そういった亀ヶ谷のかわいさや、弱さみたいなところをちゃんと表現し、視聴者の方々に愛していただけたら、うれしいです」と語る。続けて「『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』はサスペンスドラマの中に、脚本を書かれる福田靖さんならではのユーモアが無数に散りばめられています。その世界を個性豊かなキャストの皆さんと一緒に、僕も最大限、立体的に表現し、極上のエンターテイメントを届けていきたいです。主演の桐谷健太さんは事務所の先輩で、いつも背中を見て学ばせていただいています。このドラマの情報解禁時に『3年前と今では桐谷健太自身が変わっている』とコメントされていたので、本当に楽しみ! 僕も思いっきり楽しんで、桐谷さんにぶつかっていけたらなと思っています」と気合十分だ。
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