内藤剛志主演「警視庁・捜査一課長」がスペシャルで復活!「『ホシをあげる!』と号令をかけたら、『はい!』とテレビの前で言っていただきたい」2023/03/09
テレビ朝日系では4月4日に「警視庁・捜査一課長スペシャル」(午後8:00)を放送。ヒラの刑事からはい上がってきた、たたき上げの警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの熱き奮闘を描く人気シリーズが、スペシャルドラマとして帰ってくる。
「警視庁・捜査一課長」は、昨年シリーズ誕生10周年”という節目を迎え、season6がオンエアれた。連続ドラマとしての集大成となった最終話(2022年6月16日放送)は、Twitterの世界トレンド1位を獲得。「#捜査一課長」に加え、番組の代名詞ともいえるセリフ「必ずホシをあげる!」や「笹川刑事部長」までもがトレンド入りし、老若男女、幅広い層に愛されるドラマとして有終の美を飾った。
捜査一課長は、警視庁の花形部署・捜査一課で400人以上の精鋭刑事を統率する真のリーダーであり、都内で起きるすべての凶悪事件に臨場し、いくつもの捜査本部を同時に指揮するなど、極めて重い責務を担っている。壁に突き当たりながらも重責を果たし、人間味にあふれる“等身大のヒーロー”であり“理想の上司”である大岩を体現する内藤はもちろん、大岩を慕う“大福”こと平井真琴(斉藤由貴)、“見つけのヤマさん”こと管理官・小山田大介(金田明夫)、“ブランク”こと奥野親道(塙宣之)らレギュラーメンバーたちが、最新作でも鋼の結束力を見せつける。
さらに、刑事部長・笹川健志(本田博太郎)の熱すぎる激励や、大岩の妻・小春(床嶋佳子)と愛猫・ビビ(黒豆)、あずき(豆太郎)との日常から事件のヒントを見いだす展開も盛り込まれるほか、大岩がクライマックスで発する“魂の訓示”、刑事たちが総出で挑む“東京一斉大捜査”といったシリーズの醍醐味(だいごみ)も徹底追求していく。
そして、今回、不穏な予感がつきまとう事件で、鍵を握る最重要人物として登場するのが人材派遣会社社長・池井景子(石田ニコル)。彼女は何やら謎めいた過去があり、大岩とも深い因縁がある様子。また、秘密を抱えていそうな疑惑の料亭女将をベテラン・山下容莉枝が演じるほか、気鋭の女優・羽瀬川なぎが謎の言語を操る和菓子店店員役を、事件の行方に影響を与える“ちょいワル証言者”役をパンツェッタ・ジローラモ、人材派遣会社の真面目そうな新入社員役をegg専属モデルの“みりちゃむ”こと大木美里亜が務めるなど、個性派たちが続々と参加している。
12年放送の第1作以来、大岩を演じ続けてきた内藤は「『警視庁・捜査一課長』の現場は、僕にとっては“ホーム”。10年以上続けてきた作品ですし、キャスト・スタッフみんなで固めてきた土台があるので、温かいわが家に帰ってくるような感じでうれしかったですね。みんなおしゃべりなので毎日うるさいぐらいですが、撮影は快調です。しかもニコルさんのような美しいゲストとの共演がかない、このまま2~3カ月、撮影を続けたい気持ちです(笑)」と喜びのコメント。
その石田の印象については、「彼女はパーフェクトですよ! 歌も芝居もできるし、スタイルも美貌も…。今回の役柄についても、すごく頑丈に、しっかりとした役作りをされているなと思います。“若いのにどうしてそんなに完璧なの?”という思いで、ついつい、『何を食べたらそんなに身長が伸びるの?』と聞いてしまいました(笑)」とエピソードも披露。
続けて「ミステリーですので、まずは犯人が誰なのか、2時間たっぷり謎解きを楽しんでいただきたいですね。そして今回の作品で僕たちが伝えたいのは、“他人の評価よりも自分が信じる道を生きよう”“いろいろな人間がいていいんだ”というメッセージ。もちろん難しく描いているわけではありませんので、笑ったり泣いたり、ドラマを楽しんでくださる中で、そんな思いが届けばいいなと考えています」と新作に込めた思いを明かし、「全国の“一課長”ファンの皆さまには僕が『ホシをあげる!』と号令をかけたら、『はい!』とテレビの前で言っていただきたいですね。皆さんの声、ちゃんと聞いていますからね! この新作も、ほかのどこにもないドラマをお届けしたいと思って撮影していますので、ぜひ楽しみにしていただきたいですね」とアピールしている。
一方、10年超続く“「一課長」ワールド”に果敢に飛び込んだ石田は、「小さな頃からテレビで見ていたベテランの皆さまと一緒にお仕事できるなんて、とても光栄だなと思いました。現場では間近で先輩方のお芝居を見ることができて、毎日勉強させていただいています。皆さん温かく迎え入れてくださって、本当に居心地のよい現場です」と喜びとともに、現場の雰囲気を伝える。
加えて、内藤の印象に関しては、「私、すごく人見知りなので最初は不安で、目をキョロキョロさせていたんですよ。でもすぐに内藤さんが話しかけてくださって、最初からスッと現場になじむことができました。実は、内藤さんには怖いイメージを持っていたので、恐る恐る『初めまして』とごあいさつさせていただいたのですが、その直後、とても気さくに話しかけてくださって、イメージがガラッと変わりました。内藤さんは大岩一課長と同じく、現場の“大黒柱”。すべてを委ねられるような安心感があります」と信頼を寄せる。
また、景子役を演じるにあたって、「私自身どうやったらもっとドラマに楽しさを加えられるのか、どうやったら役の幅を出せるのか、いろいろ考えました。現在や過去などシーンによって変化のある役柄なので、声のトーンでも時間の経過が伝わればいいなと思って、話し方など意識して演じています。衣装やメークも、カチッとしたものから派手なものまで、スタッフの皆さんと作っているので、そちらも楽しみにしていただけたらと思います」と役柄への思いをの述べ、「ストーリーも面白いですし、さまざまな“映えスポット”など映像も派手なので、目でも楽しんでいただけます。内藤さんのおっしゃる通り、こんな刑事ドラマは初めてだと思います!」と力を込めた。
政財界のスキャンダルを暴いてきた敏腕記者・徳田寧々(森脇英理子)の遺体が、東京スカイツリーの夜景が映えるスポットで見つかった。知らせを受けた警視庁捜査一課長・大岩は、すぐさま臨場。彼女は死の直前、インターネットで動画を公開しており、「社会を揺るがすラスボス“GM”の謎に迫るため、直撃取材を行う」と宣言したほか、すべてが公表された暁には捜査一課長が困るはずだと、なぜか警察の関与を匂わせる発言までしていた。GMとはいったい誰のことを指しているのか!? 警察はそのラスボスにどう関わっているのか?
まもなく、殺害された寧々は最近、起業家・郷城勝(金児憲史)につきまとってトラブルになっていたことが判明。郷城は大物の弱みを握っては、陰で彼らを操る政財界のフィクサーで、事件の夜は料亭で食事をしていたらしいが、女将(おかみ)の江口姫子(山下)は守秘義務があるため証言はできないと捜査員たちを突っぱねる。また、被害者が所持していた名刺から、人材派遣会社社長の景子も浮上。彼女の写真を見た大岩は、12年前の記憶をよみがえらせる。
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