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常盤貴子、久々共演の芳根京子に「“かわゆいなー”と癒やされています」。「それってパクリじゃないですか?」で“女帝”として重岡大毅と対立2023/03/07

常盤貴子、久々共演の芳根京子に「“かわゆいなー”と癒やされています」。「それってパクリじゃないですか?」で“女帝”として重岡大毅と対立

 常盤貴子が、日本テレビ系で4月12日にスタートする連続ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(水曜午後10:00)に出演することが分かった。

 芳根京子が主演を務める「それってパクリじゃないですか?」の原作は、奥乃桜子氏による「それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~」。飲料メーカー「月夜野ドリンク」で、開発中の飲料に関する重要な特許がライバル会社に奪われる事件が発生。情報漏洩の疑いをかけられた開発部員・藤崎亜季(芳根)は、調査のために親会社からやってきた知的財産のプロ・北脇雅美(重岡大毅)と共に、その特許を取り戻すために奮闘することに。“パクリ”をキーワードに、会社の宝となりえる“権利”を社員たちは守ることができるのか!? “知的財産バトル”をテーマにした、新時代のオフィス・エンターテインメントドラマだ。

 常盤が演じるのは、通称“月夜野の女帝”と呼ばれる、存在感と実力を併せ持つ「月夜野ドリンク」開発部長・高梨伊織。製品の開発だけでなく、会社に関することには全て関わっていて、いくつものヒットを生み出してきた。仕事に厳しく、隙を見せない。最初は、開発部に膨大なノルマを提示する北脇と対立する役どころだ。

 地上波のドラマには4年ぶりの出演となる常盤。「プロデューサーの枝見(洋子)さんから温かい熱心なお手紙をいただいて、正直それでほとんど自分の中では決まっていたのですが、一応企画書も拝見しました。思いを持って作っていらっしゃるのが最初から分かっていたので、ドラマの内容はもちろん面白かったんですが、そういう志のある人たちと物づくりができるタイミングで私にお声がけしていたけたのがすごくうれしくて、どんな役でも参加したいと思っていました。台本を読ませていただいて『やっぱりこういう人たちが作る作品は面白いなぁ』とワクワクしたので、現場に入るのもすごく楽しみでした」と出演までの経緯を明かす。

 作品に関しては「知財というものをあまり知らなかったので、『知らなかったことを知れる』すごく面白い作品だと思いました。過去にセリフでは『知的財産権』を説明したこともあるのですが、その時は知財の範囲が分かっていなかったんです。それを今回いろいろなパターンで教えてもらえることによって、自分の生活の中で目に触れるものが知財に守られていることを知ることができますし、それが、多くの人たちの汗と涙の結晶によるものなんだと思うと、いとおしくなってしまいます。普段何げなく飲んでいたボトルなどを見る目が変わってきている気がします。『ここまで来るのに大変だったね~』って(笑)。そのことを知れたことが人として楽しいことでした」とその内容に胸をときめかせる。

 高梨役を演じるにあたっては、「ブレさせないようにと思っているのは、自分も“開発”と“開発部”が大好きで、その開発部のみんなを守るために、今そこにいること。だから開発部のみんなを温かい目で見守る存在でありたいなと思っています」と語り、「主人公に対し、強いセリフで厳しくあたる会議室のシーンでは、共演者の方が『高梨部長は強いね!』とおっしゃっていましたが、高梨はもともとやりたいことがはっきりしていると思うんですね。今までも『私はこれが正しいと思う』とジャッジしてきた人だと思うので、開発者たちのために、常に自分を信じて慎重に選択していかなければという信念でやっているんじゃないのかなと。だから『女帝』と言われるのかもしれないですし、強くあらねば、と思っているところもあるんだと思います」と解釈を明かす。

 芳根との共演には、「愛らしいんですよ~。芳根京子ちゃんが高校生の頃に映画でご一緒したことがあって(2015年の映画「向日葵の丘1983年・夏」)、その時は自分が高校生の頃の役をやってくれたので、失礼ながらいまだに自分の分身的なイメージを勝手に持ってしまっていて。今ご一緒していても、小動物みたいなかわいさがあって、『かわゆいなー』みたいな感じで既に癒やされています」と愛情たっぷりで、その魅力について「少女のようなピュアさをキープされているのがすごいなと。自分の頃はもうちょっと大人びて見せようとかしていた気がするので。たぶんご家族も仲がいいんじゃないですかね。すごく幸せなご家庭で温かい愛情に恵まれて育ってきているのかなと。それが性格にもお顔にも出ている気がしますね。願わくはこれからは、京子ちゃんがずっと笑っていられる世の中であってほしい(笑)。もう親のような気分です! 彼女が悲しい顔をするのを見たくないですもん」と親目線で見守っている様子を見せた。

 また、重岡に関しては、「顔合わせの本読みの時の印象が本当にかわいくて! すごく緊張してらして、でもみんなを盛り上げようとしている姿に『なんてすてきな人なんだろう。かわゆいなー、この人も』と同じく対面している共演者の方々と頷きながら、めでていました(笑)」とその印象を伝える。

 そして、「今、このメンバーだからこそのドラマを見てもらいたいですね。本当に現場の雰囲気もいいし、みんな個性を出しつつ役割をちゃんと分かってらっしゃる方々だから、その中でみんながどれだけ楽しく自由に生きられるか。このメンバーだからこその、記憶に残るドラマができるのではないかなという期待感があります。ぜひその目撃者として参加していただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。


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