井桁弘恵主演で「私がヒモを飼うなんて」を実写化! 一ノ瀬颯、西垣匠、トリンドル玲奈が共演2023/03/01
TBSでは3月28日から深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」の7作目となる「私がヒモを飼うなんて」(火曜深夜0:58、関東ローカル)がスタート。井桁弘恵が主演を務め、一ノ瀬颯、西垣匠、トリンドル玲奈が共演することが分かった。
「私がヒモを飼うなんて」は、TBSとマンガボックスが共同制作している完全オリジナル漫画「私がヒモを飼うなんて」(通称「わたヒモ」)を実写化したラブストーリー。原作のエッセンスを生かしながら、ドラマオリジナルのストーリーが展開される。現在好評連載中の原作漫画と同時に楽しむことができる、ドラマストリーム版の「わたヒモ」を届ける。なお、ランジェリー監修として、渋谷PARCOでポップアップショップを展開しているランジェリーブランド「Albâge Lingerie(アルバージェ ランジェリー)」が全面協力。本作のためにデザインされたオリジナルランジェリーが劇中に登場する。
俳優、モデルとして活躍し、2022年上半期にブレークした女性タレントで2位に輝いた井桁が、TBSの連続ドラマで主演を務めるのは、本作が初めて。演じるのは、優しすぎるあまりだめな男性に引っかかりがちなヒロイン・蒼井スミレ。デザイナーの彼氏とアパレルブランドのパタンナーの職を一度に失い、傷心のさなか、「アン・リス」のランジェリーと出合い一念発起。ランジェリーデザイナーという新たな夢に向かってまい進していく。そんな中、ある雨の日に宗一と出会いってひかれていく。甘く楽しいだけではない、複雑に絡み合った恋愛に巻き込まれてしまうスミレを、井桁がどう演じるのか注目だ。
そのスミレがひかれていく年下の“ヒモ男子”竹之内宗一役を一ノ瀬が務める。宗一は、まるでネコのようにつかみどころがなく、人をひきつける天性の魅力を持つピアニスト志望の青年。ある雨の日にスミレと出会い、スミレに近づいていくが、そこにはある秘密があって…。複雑な秘密を抱えながらヒロインを魅了する“ヒモ男子”という難しい役どころで、一ノ瀬が見せる新たな一面に期待が高まる。
そして、西垣が、スミレを忠犬のようにいちずに思い続ける“幼なじみ男子”桐谷森生を演じる。森生は、キッチンカーの料理人をしている、ちょっとおバカなポジティブ男子。スミレとは家族ぐるみの付き合いで、“番犬”としてスミレの隣の部屋に住み、いちずに支え続けてきたが、スミレからは男性として見られていない。スミレに近づく宗一の存在を知り、スミレを必死に守ろうとするが…。
さらに、スミレが憧れる女性であり、ドラマのキーパーソンとなる叶百合役をトリンドルが担う。スミレの再就職先となるランジェリーブランド「アン・リス」のデザイナー兼社長の百合。ある出来事をきっかけに単身でパリへ渡り、そこで出合ったランジェリーに感銘を受け、帰国後に「アン・リス」を立ち上げた苦労人だ。はたから見れば完璧な女性だが、アーティスト気質で繊細な一面も持ち合わせており、実は過去の出来事で心に深い傷を抱えている。
「お話をいただいた時、タイトルのインパクトがすごいなと思いました」と笑顔を見せる井桁は、「実際にスミレを演じていく中で、ランジェリーは人からは見えないものですが、元気をくれたり、寄り添ってくれたりしているものだな…と。ストーリーが進む中で気持ちにどういう変化が生まれ、どう前に進んで成長していけるのか…というところは、丁寧に演じていきたいなと思っています。さまざまな思いを抱えながら、人とのつながりを通して、葛藤しながらも成長していく物語にもちろん恋愛要素もありますし、仕事模様も描かれていますので、たくさんの方に楽しんでいただけたらと思います!」と意欲を燃やす。
一ノ瀬は「作品に携われることがすごくうれしかったのと同時に、“ヒモ役?”って思いました(笑)。“ヒモ”って身近なようでそうじゃない存在だな…と。男性として何かしらの強い魅力がある役と思っているので、その魅力をどう出して演じていけるか…と考えています。宗一は、近づいたと思ったらちょっと離れてという男性なので、台本に沿いつつも自分なりに宗一と向き合い、魅力的なキャラクターを作って皆さんに愛してもらえたらなって思っています」と役作りについて触れ、「ヒモ役(を演じること)は、なかなかないので、今まで見せたことがない面がたくさん出てくる作品になると思います! ぜひご覧ください!」とアピール。
西垣は「原作も読んでいて、面白い作品だなと思っていたら、森生役にお声がけいただいて、これは楽しそうだなと思いましたし、今まで自分がチャレンジしたことのない役どころだったので、一生懸命頑張りたいと思います! スミレをいちずに思い続ける幼なじみ役なので、もう“森生にすればいいのに”と、見た方の感情を全部かっさらっていきたいなと思っています(笑)」と気合十分。加えて「登場人物が本当に魅力的で、大人の深いところまで入り込んだ恋愛をたくさん見せてくれる物語です。それぞれのキャラクターを楽しんでいただきながらご覧いただけたらうれしいです!」と作品の魅力を伝える。
トリンドルは「タイトルを見た時は、どういうお話なのか全く想像がつかなかったのですが、台本を読み始めたら一瞬で読み終えてしまいました! 社長役で実年齢よりも4歳ほど年上の役なので、演じるにあたり少し不安に感じましたが、自分なりに役作りをしていて、百合は客観的に見てすごく格好いい女性ですが、何かちょっといい意味での“隙”を感じられるように演じられたらうれしいなと思います」と抱負を述べ、「きっと登場する“誰か”に共感していただけるのかな…とも思います。先の展開が毎話気になるドラマだと思うので、ぜひ最終話までご覧いただけたらうれしいです」と呼び掛けている。
作品を手掛ける佐久間晃嗣プロデューサーは、「もし好きになった相手が“ヒモ男子”だったら、あなたはどうしますか? インパクトのあるタイトルの原作漫画のエッセンスを生かしながら、オリジナル展開のドラマ版『私がヒモを飼うなんて』をお届けします。『そんな男やめとけよ』と周りに言われても、自分でも分かっているのに、それでもひかれてしまう…そんなどうしようもない恋の行方を見届けていただけたらと思います。映像化にあたって『Albâge Lingerie』の皆さまに取材させていただきました。恋模様だけでなく、ランジェリー業界で働く人々のプライドや仕事事情、そして毎シーン変わるスミレたちのファッションにもご注目ください」と見どころを語っている。
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