「相棒 season21」最終回SPに“米沢守”が登場！ シリーズ400回突破記念のオリジナルコンテンツも配信開始2023/02/22
テレビ朝日系連続ドラマ「相棒 season21」（水曜午後9：00）は、3月8日に最終回スペシャル「13（前篇）」を放送。米沢守役の六角精児が登場することが分かった。また、渡辺いっけい、柴崎楓雅がシリーズに初出演する。
2000年にスペシャルドラマとして誕生し、23年にわたって放送してきた「相棒」シリーズは、初代の亀山薫（寺脇康文）に始まり、神戸尊（及川光博）、甲斐享（成宮寛貴）、冠城亘（反町隆史）と、杉下右京（水谷豊）と固い絆で結ばれた“相棒”たちが、警視庁特命係として数々の難事件に立ち向かってきた。1月25日に放送回数400回を突破し、まさに国民的ドラマとなった。
昨年の「相棒 season20」の第17話「米沢守再びの事件」以来、約1年ぶりの登場となる米沢は、かつては警視庁刑事部鑑識課に所属し、右京ら“特命係”と数々の難事件の真相究明に挑んできたキャラクターだ。season14の最終回スペシャルで警視庁警察学校の教官となり、鑑識課を去った米沢が、日本に帰国。「相棒 season21」の最終回スペシャルでは、警察庁長官官房室長（通称・官房長）だった亡き小野田公顕（岸部一徳）の遺骨が盗まれるという、センセーショナルな事件で幕を開ける。ある事情から、事件の存在を右京に隠されていたことで、薫は憤る。米沢とは、その腹の虫がおさまらない中で再会することとなる。
そして、渡辺が演じるのは、埼玉県の長瀞にある寺で「ながとろ河童塾」を営む葛葉宰三。中学校の教師を辞めた後、小・中学生を集めて、寺の本堂で勉強をしたり、ゲームをしたり、工作をしたりと、思い思いの時間を過ごす私塾の塾長を務めている。遺骨盗難事件との関連で、聞き込みに来た右京と薫と対面することになる。柴崎は、そんな葛葉が営む「ながとろ河童塾」の塾生・真野正義に扮（ふん）する。小野田元官房長と同時期に遺骨を盗まれる被害に遭った真野家の息子で、当初事件との関わりはなさそうに見えていたが…!?
六角は「やはり『相棒』の撮影現場は、久しぶりに帰った『実家』のようでした。スタッフの方、一人一人が特に言葉にはしなくても、とても温かく迎えてくれているのが、ひしひしと感じられ、大変うれしく、その気持ちとともに芝居をさせていただきました。水谷豊さん、寺脇康文さんのコンビと約15年ぶりにご一緒して、懐かしさを感じるかと思いきや、とても新鮮でした。きっと年齢を前く感じさせないお二人の創作エネルギーに、僕の心が浄化されたんだと思います」と感慨もひとしおの様子だ。
一方、渡辺は「『相棒』の現場で一番感じたのは、水谷豊さん、寺脇康文さんのお二人ならではの“コンビの呼吸”です。水谷さんの提案を寺脇さんは瞬時に踏襲し、薫のセリフに取り入れていく――見事なコンビネーションでした。お二人から聞き込みを受けるシーンはユーモラスで楽しかったのですが、僕は笑っているうちに懐に入られていく…。それは台本通りなのですが、やはり2人のコンビネーションにやられるのです。心底ゾッとしました。間違いなく唯一無二のコンビです」と水谷、寺脇コンビを称賛。
加えて、「実は僕は今まで一度も『相棒』に出演したことがありません。それを知ると『まさか！ 信じられない！』と驚く関係者もいて（そんな声もまた切なくて…）、いつしか僕は『相棒』に背を向けて生きてまいりました（笑）。今回そんな僕にぴったりの、非常に複雑でやりがいのある役どころをいただいております。どうぞご期待ください」と喜びをにじませた。
柴崎も「刑事ドラマが好きで、幼少期から何度も見ていた作品に参加できることに、心躍る毎日でした。水谷豊さん、寺脇康文さんとのお芝居は緊張もしましたが、目の前で繰り広げられるお二方のお芝居に僕自身すごく興奮しました。とても貴重で幸せな時間でした。撮影の待ち時間には、長年の相棒であるお二方とスタッフの皆さんとの会話に入れていただき、笑いの絶えない現場ですごくうれしかったです。水谷さんからは、『間のとり方がいい』と言ってもらえて胸がいっぱいになりました。僕が演じる正義が、どのようなかたちで右京さん、亀山さんと関わるのか、見届けていただけたらうれしいです」と撮影現場を振り返り、思いを伝えている。
さらに、シリーズが放送400回突破ことを記念し、オリジナルコンテンツ「放送400回突破記念！相棒㊙ウラ側 突撃SP」が本日2月22日からTELASAで配信スタート。水谷＆寺脇の独占インタビューなど、超豪華企画が実現した。
TELASAでも、20年4月のサービス開始以来「相棒」シリーズの総視聴数が1億回を突破。これまでの視聴数を集計し、「相棒」関連全作品の中から歴代視聴数トップ30の作品を発表するなど、放送400回突破を記念した企画で盛り上げている。そして今回、さらなるメモリアル企画として、前・後編にわたり、今や国民的ドラマとなった「相棒」の“裏側”を届ける。
前編では、芸能界きっての「相棒」ファンで知られるペナルティ・ヒデが、水谷と寺脇へのインタビューを敢行すべく、念願の“特命係”セットに潜入。まずは、右京の愛用のチェスやイギリス留学時代の写真、紅茶セットが入った棚など、ファンにはたまらない小道具を堪能しつつ、撮影を終えてやって来た2人へ、ファンを代表し、みんなが気になっていることを直撃取材。2人の初対面エピソードや、season7での薫卒業の舞台裏など、“「相棒」ファンこそが知りたい「相棒」”が明らかになる。
水谷との出会いとなったドラマの顔合わせで、あるレストランに行くことになった寺脇。緊張のあまり、約束の2時間以上前に現地に到着してしまった上に、出会って一言目に口をついて出たのは、まるで江戸時代の武士のような言葉で…!?
続けて、薫が“初代”相棒を卒業することになったきっかけと、その時、水谷からかけられた言葉、そして14年ぶりに薫が復帰することになった際の、それぞれの思いなど、あらためて水谷と寺脇がその胸の内を語る。
ほかにも、2人の知られざる素顔や作品への思いなど、ここでしか見ることのできない永久保存必至の貴重なトークが盛りだくさんのインタビューとなっている。後日配信予定の後編では、水谷が歴代“相棒”との秘話を語るほか、超レアなクランクアップ映像も公開する。
なお、TELASAでは、最新シーズンはもちろん、過去全シーズン＆スペシャルドラマに加え、劇場版、配信オリジナルコンテンツも配信中。
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