「R-1グランプリ2023」審査員に陣内智則、バカリズム、小籔千豊、ハリウッドザコシショウ、野田クリスタル2023/02/20
陣内智則、バカリズム、小籔千豊、ハリウッドザコシショウ、マヂカルラブリー・野田クリスタルが、3月4日にフジテレビ系で生放送されるピン芸日本一決定戦「R-1グランプリ2023」（午後7：00）の審査員を務めることが決まった。
今回は、コットン きょん、ラパルフェ 都留、カベポスター 永見、田津原理音、サツマカワRPG、寺田寛明、Yes！アキトのファイナリスト7人、3月3日に行われる復活ステージから選ばれる復活枠1人を加えた計8人が、王者の座を懸けて至極のネタを披露する。
陣内は「よくも悪くも『R-1』って注目されているんですよ。ウエストランドが『M-1グランプリ』で優勝して…井口（浩之）が言ってくれたこと（『M-1』にはあるけど『R-1』にないものは…夢！ といじったネタ）が。宣伝になっているし、カンテレの羽牟（正一）社長も“『R-1』夢ある”って言っていました」と明かし、「注目されているから、本当に夢があるというところを見させたいな、とは思いまし…ってか、僕ら『R-1』優勝してないからね。僕らはどっちかというと“『R-1』夢ない派”なんですよ（笑）。別ルート組やから、こっちは（笑）。背負わされても、困んねん。われわれは別にそこで育ったわけじゃないんで。でも、いつもそんな感じで来るやんか（笑）」とピン芸人としての率直な思いも吐露。
前回大会の審査を振り返って、バカリズムは「僕は審査をやっている時は、そんなに難しいなという感じではなく、割と素直に、自分なりに点数をつけた感じなんですけど、終わった後に、いろんなところで言われたんで『そんな？ あれ？』ってなりました。でも、振り幅的には皆さんと変わらないから、単純に最初に決めた自分の中での絶対値が違っただけなので、そんな気にしてなかったんですけど『そんな言われるんだ』っていう感じですね（笑）」と話しつつ、戦いに挑む芸人に対しては、「前回の僕の辛めの採点をたぶんだいぶ意識されている方もいると思うんで、バカリズムは厳しいっていう印象になっていると思うんですけど、そんなことないんで、ホントに楽しんでやってもらえれば。面白いネタを期待してます」とメッセージを寄せた。
また、小籔は「ほかの審査員の方々と違って、ピン芸のスペシャリストではないので、僕の審査の威力を弱めるために、点数の幅を狭くしようと思っていました。90点平均の審査でも、50点平均の審査でも、結局、上下の差が20点くらいあれば、その審査員の威力は強くなるので。すごい審査員の方々には幅を出してもらいたいと思っていました。ただ、夢中で審査していったら、ほかの方と変わらない幅でした。反省です。今年はほかの審査員の方々より狭くし、僕の一票を軽くしたいです。でも、僕なりに真面目に審査はさせていただきます。ほかの4人はスペシャリストばかり。しかもバランスもいいと思います。僕だけショボいですが、まぁ、1人くらい専門外がいてもいいんじゃない？とか思ってます。熱く、冷静に、公正に審査させていただきます」と真摯（しんし）に臨む。
3度目の審査員となるハリウッドザコシショウは「めちゃくちゃ楽しみやん！ シュー！ …は？ 俺に審査されてうれしそうやな！ 一番笑いとったやつが優勝やん！ 笑いとらへんかったら…パン！ パン！ やで！」と意気込み、「初めて審査員をした時は時間も押してて、『あかんやん』なところもあったけど、去年は楽しんでやれたんで、ええやんええやん」と余裕も見せ、「井口くん、『R-1』とってねえくせにわめき散らしてシュシュっと言ってましたが、『R-1』に世間が再注目してるからええやんか！ ええやんか！ お見送り芸人しんいち＆ZAZYは去年は頑張っとったけど、この1年どう売れていくつもりや？」とこれまでのチャンピオンの飛躍にも期待。
そして、野田は「ハリウッドザコシショウさんのお笑いにストイックな一面が見られる貴重な時間なので、今年も楽しみです」とほかの審査員との共演も楽しみにしている様子で、「周りの評価と違ってもうろたえない心を意識したいです」とコメント。井口のいじりに対しても「『R-1』優勝してゲームを出せた僕の前では何も言わせません。むしろ賞レースの中で一番夢ある大会にしたい！」と力を込めた。
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