山田裕貴がサバイバルドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」でGP帯連ドラ初主演2023/02/10
山田裕貴が、TBS系で4月にスタートする連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(金曜午後10:00、開始日未定)で主演を務めることが分かった。山田はゴールデン・プライム帯の連ドラ初主演となる。
「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」は、完全オリジナルの予測不能のヒューマンエンターテインメント。同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが突如、前代未聞の出来事に巻き込まれ、電波が通じない上に水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く。
8時23分、いつもと変わらない朝。都心へと向かう電車では、SNSをチェックしたり動画を見たりとほとんどの乗客がスマートフォンを見ていた。昨日と同じ今日を迎える…誰もがそう思っていた。しかし、突如として都心へと向かう電車の一両が、未来の荒廃した世界にワープしてしまう。SNSはおろかスマートフォン自体が役に立たない世界に突然放り出された乗客たち。偶然か運命か? 乗り合わせていた乗客たちによる、生き抜くためのサバイバル生活が幕を開ける。
山田が演じるのは、メディアでも活躍するカリスマ美容師・萱島直哉。仕事柄、コミュニケーション能力は高いが、どこか捉えどころがなく、何を考えているか分からない危険な色気を感じる一面を持っている。そこには、直哉がこれまでに経験してきた複雑な過去が関係している。どこか心を閉ざし、表面上の明るさと饒舌(じょうぜつ)さで日々をやり過ごしていた直哉が、極限下に放り出された時、果たして何を思い、どんな行動をとるのか? 直哉の葛藤と心の成長が描かれていく。山田演じる直哉とこのサバイバルを生き抜く個性豊かな登場人物たちは、今後順次発表。直哉とバディを組むことになる、正義感あふれる消防士・白浜優斗役は2月15日に発表予定だ。
2011年特撮ドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」(テレビ朝日系)で俳優デビュー以降、コミカルな役からシリアスな役まで幅広い役柄を演じ、作品ごとに新たな印象を生み出し続ける山田。また、現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合ほか)では、徳川家臣団の1人・本多忠勝役を好演している。
山田は「この作品は、たまたま電車に乗り合わせた人たちが、未来の何もない世界にワープしてしまうという非現実的なお話です。まさにそんな物語と同じで、僕自身GP帯連続ドラマ初主演ということが、今はまだ不思議な気持ちでいっぱいです。主演だからとは気負わずに、これまでの作品同様“役を生きる”ことを大切に、共演者やスタッフの皆さんに助けてもらいながら頑張りたいなと思っています!」と抱負を述べる。
続けて、「今回僕が演じる直哉は、どちらかというと主人公っぽくないというか…複雑な過去を背負って生きているキャラクター。お話を作る過程で、プロデューサーさんや脚本家さんに、まずは僕がどんな人間なのかを知ってもらおうと話し合う機会を作っていただき、直哉という人物を作っていきました。なので、僕に似た部分もあるのかなって思っています」と役柄について触れる。
また、「SNSが身近なものになるにつれて、見た目の印象でその人のことを決めつけてしまうことってあると思うんですよ。だけど、人はその人にしか分からないこともあるし、見ようとしないと見えてこない部分もたくさんあるはず…。SNSが普及している今だからこそ、ちゃんと人を見よう、人とのつながりを大事にしよう、大事なものって何だろうって思い返させてくれるようなドラマになると思います。他人を信用しない、世の中そんなに甘くないと思っている直哉のキャラクターを通して、そんなメッセージも伝えられたらうれしいです」と作品への思いを語っている。
そして、困難を前に、どう生きるかを問うオリジナルストーリーの脚本を手掛けるのは、同局の「恋はつづくよどこまでも」や「着飾る恋には理由があって」など、幅広い世代の女性たちに支持された作品を多数執筆してきた金子ありさ氏。前代未聞の出来事に見舞われた乗客たちの人間ドラマをどのように紡ぐのか注目だ。
金子氏は「とんでもない非日常が日常になっていく。そんな物語を書いています。ある日たまたま乗っただけの電車がペンディング(何もかもが保留されたままの)状態になり、昨日まで赤の他人だった乗客たちは、戸惑いぶつかり合い、それぞれの生きる姿勢があらわになっていきます。人に優しくすることは弱いのか強いのか。誰かを好きになることは必要か不必要か。過去を嘆いて地べたを見るのか、明日を夢見て空を見るのか。そのボーダーラインがこの電車の中にあります」と作品の背景について説明。
加えて、「宮﨑(真佐子)プロデューサーはじめ情熱的なスタッフの皆さん、そして山田裕貴さんを筆頭にフレッシュで実力のあるキャストの皆さんが集結してくださいました。後は発車を待つだけです。皆さんのご乗車をお待ちしています」と呼び掛けている。
本作を手掛ける宮﨑プロデューサーは「電車に乗って通勤していると、一番慣れ親しまれている乗り物であると同時に、車内は本当に不思議な空間だなと思います。全く見ず知らずの人たちがかなり近い距離で肩を並べて、そして皆一様にスマホを操作しています。もしも、この場所が突然未来の世界にワープしてしまったら、よく知らない人たちとどう行動するだろうか? そんな誰もが知っている日常の場所が非日常の場所になった時、究極の状況になった時に生まれる人間ドラマを面白く、時に笑えるように、時にドキドキヒヤヒヤしながら、そして時に胸を打たれるように描いていきたいと思っています」と解説。
さらに、「主人公でイケメンだけど、ちょっとひねくれているカリスマ美容師を演じるのは山田裕貴さん。どんな役も、その人が本当にこの世界で生きているように体現してくれる山田さんが、この直哉という人をどう演じてくださるのか期待しかありません」と山田について語り、「こんなドラマ見たことない!と思っていただけるようなワクワクをお届けできるよう、キャスト・スタッフ一同、心を込めて作っていきますのでぜひご期待ください」とアピールしている。
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