なにわ男子・長尾謙杜が「どうする家康」で“目指している先輩”松本潤と再共演！ 白洲迅、岡崎体育、毎熊克哉、伊東蒼の出演も決定2023/02/10
なにわ男子・長尾謙杜、白洲迅、岡崎体育、毎熊克哉、伊東蒼が、NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「どうする家康」（日曜午後8：00ほか）に出演することが分かった。
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じる「どうする家康」は、誰もが知る歴史上の有名人である家康の生涯を、新たな視点で描いた波瀾（はらん）万丈のエンターテインメント時代劇。脚本は、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ、「相棒」シリーズ（テレビ朝日系）、「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズ（ともにフジテレビ系）などで知られる古沢良太氏が担当する。
長尾が演じるのは、家康の母・於大（松嶋菜々子）と久松長家（リリーフランキー）の次男で、本当の武田信玄（阿部寛）を知る久松源三郎勝俊。家康の異父弟として、若い頃から人質として武田家へ預けられ、信玄の下で暮らす。徳川と武田の関係がこじれる中、その身を案じた家康は、服部半蔵（山田孝之）を通じて源三郎に甲斐脱出を命じる。
初の大河ドラマ出演に、長尾は「大河ドラマに出演することが僕の中で一つの夢、自分が描く道という思いで頑張っていたので、それを実現できて本当にうれしいです。今回の作品で演じる役を考えると、僕の名前の由来が上杉謙信から来ているので、少し複雑な気持ちもありますが、いつか武田信玄を倒せるように頑張ります！」と意欲満々。
台本を読んで「やはり戦国時代はすごい時代だな」と感じたという長尾は、「敵地に人質として行くという経験を僕はしたことがないので、自分に置き換えるとことの大きさは違えど、どういった経験が近いのかななど、たくさんの想像が膨らみました。いろいろな葛藤や夢を抱えながら前に進んでいくという部分などでは共通する部分があると思うので、源三郎に寄り添って演じさせていただこうと思います。歴史が大好きな方やあまり知らないという方など、たくさんの方々に楽しんでもらえるよう頑張ります」と役柄へ思いをはせ、撮影に臨む。
主演の松本とは、昨年「となりのチカラ」（テレビ朝日系）で共演。出演が決まった際には一番に連絡し、「またよろしゅう」と返信をもらったのだとか。そして、「そのお言葉に答えられるように頑張りたいと思います!! ドラマで共演させていただた際に、たくさんのことを学び、同じグループの最年少として目指している先輩なので今回も多くのことを学び、これからに生かしたいと思います。潤くんとは事務所の大先輩という関係ですが、役では異父兄弟。でも家康殿。距離が近くなったのか遠くなったのか難しいです（笑）。事務所の後輩としては先輩と距離を縮められたらうれしいです」と再共演に心を躍らせている。
また、家康の娘・亀姫（當間あみ）が嫁ぐ奥平家当主・奥平信昌役、を白洲、“ろくでなし強右衛門”と呼ばれる、普段はやる気も勇気もない奥平家の地侍で、走ると自然に歌を口ずさむ癖がある名もなきヒーロー・鳥居強右衛門役を岡崎が務める。
白洲は演じる信昌について「長篠城城主として、まだ若いながらも家臣を思いやり、確固たる信念を持って生きていた人物なんだろうと思います。今回は家臣である鳥居強右衛門とのストーリーにフォーカスした物語でもあるので、長篠の合戦の最中で、こんな出来事があったのだと知っていただけたらうれしいです」とコメント。初の大河ドラマ出演に際して、「とてもうれしく、光栄に思いました。また、戦国時代を描く作品に出演するのも初めてなので、戦国の世に生きた人間の力強さを、丁寧に、熱く表現したいと思います」と意欲を燃やしている。
一方、「大河ドラマは子どもの頃から祖父と一緒に見ていたので、そんなシリーズに出演できてうれしいです」と初の大河ドラマ出演を喜ぶ岡崎は、「ぶっきらぼうで無愛想、汚い見た目だけどどこか憎めない愛されキャラ」と紹介する強右衛門役を演じるにあたり、「『ふんどし一丁で磔（はりつけ）で死ぬのか！』というのが率直な思いでした。一癖も二癖もある役なので、自分なりの強右衛門をどう表現しようかと悩みました」と打ち明ける。そして、「共演シーンはないかもしれませんが、以前別のドラマで阿部寛さんの部下役をやっていたので、阿部さんと稽古場などでお会いすると健やかな日常会話を繰り広げさせていただいております。このドラマでは敵対する軍勢なのでつらいですが、一矢報えるように頑張ります」とエピソードを明かしている。
さらに、徳川家嫡男・信康（細田佳央太）を補佐する岡崎城奉行で、瀬名（有村架純）や譜代の家臣たちも信頼を寄せる切れ者・大岡弥四郎役を毎熊、お市（北川景子）と家康をつなぐ浅井家の侍女・阿月を伊東が担う。
大河ドラマ初出演に「この国の歴史を描いた日本を代表するドラマですから、いつかは携わってみたいと思っていました。“登竜門”というメージがありますね」という毎熊は、「演じる弥四郎の行動は見る角度によって正義にも悪にもなり得ます。この作品の重要な軸になる部分を担わせていただくので、しっかりと演じていきたいです」と気を引き締める。作品については、「まだ放送が始まってから間もないですが、“戦いたくない”が強く根底に流れている気がします」とその印象を話し、「脚本は自分の出演回しか読むことができないので、視聴者としてどのようなドラマになっていくのか、楽しみにしています」と期待を寄せている。
そして、伊東は「阿月はつらい状況の中でも、阿月自身が持つ心（しん）の強さや負けん気が、常に光っているような印象を受けました。お市様への感謝や慕う気持ちもものすごく感じました」と役柄について語り、「大河ドラマと名前を聞いただけで、ものすごく背筋が伸びましたし、セットや衣装何から何まで私が日々生活する環境とは違うので、撮影の日々が新鮮で刺激的でした」と撮影を振り返る。加えて、「北川さんは、本当にいつでもお市様のようにしぐさが美しくて、見ほれてしまうことが多かったです。一緒に撮影をしていくうちに、阿月がお市様を慕っていたように、私も北川さんにそのような気持ちになっていきました」と役柄と自身の心情が重なったことを告白し、「松本さんは衣装合わせや現場でお会いした時は、必ず声をかけてくださって、途中から撮影に参加したのですが、安心してお芝居をすることができました。現場の皆さんが『殿！』と呼んでいたので、私も実際には呼ぶことはできませんでしたが、心の中でいつも『殿！』と呼んでいました」と話している。
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