主演・桐谷健太×脚本・福田靖のタッグ再び!「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」2023/02/10
テレビ朝日系では4月に、主演・桐谷健太、脚本・福田靖氏のタッグによる連続ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(木曜午後9:00、開始日未定)がスタートすることが分かった。
「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」では、福田氏がオリジナル脚本を手掛け、2020年1月期に放送された「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」で桐谷が演じた“情熱系”主人公・仲井戸豪太が、さらにパワーアップして帰ってくる。走り出したら止まらない“元体育教師の異色刑事”が3年ぶりに、港町・横浜を舞台に疾走。さまざまな事件をきっかけに渦巻く大人のビターな群像劇を、老若男女問わずクスッと笑えるユーモアも交えながら軽快に描く、新感覚のサスペンスコメディーとなる。
主人公の豪太は、昨今重視されるコンプライアンスなどはあまり分からない状態で、「とにかく犯人を逮捕して、被害者に感謝されたい」と躍起になる元体育教師の刑事。デリカシーがなかったり、昇進も気になるといった人間的に未熟な部分を残す一方、地域住民との触れ合いを大切にするような人情味あふれる姿勢を貫き、己の足と刑事の勘、元教師の情熱を生かした捜査を展開していく。
そんな中途採用の熱い刑事の前に立ちはだかるのは、「人を裁くには法がすべて。人生経験や人情など関係ない」と言い放つ“日本屈指の頭脳”を持つ検事チーム。そこへ、新たに司法サイドから、通常の刑事ドラマではほぼ登場することのない、唯我独尊の判事(裁判官)も参戦する。
再び豪太を演じるにあたって、桐谷は「さらにパワーアップしたドラマを見せられたらいいな、と。ドキドキワクワクしています! 自分が演じる仲井戸豪太はとにかく真っすぐで、周りにどう思われようが関係なく、どんどん突き進んでいく男。『弱い者を守りたい』という思いが強い一方で、いろいろと未熟な点もあって失敗もしますが、そこも含めて“唯一無二の人間味”があるんです。そんな魅力的な人物である豪太が今回、新たな登場人物とも関わる中で、どう変わっていくのか…。自分自身もすごく楽しみにしていると同時に、未知数でもあります。ただ、3年前と今では桐谷健太自身が変わっているので、きっと仲井戸豪太も自然と変わってくるはず。狙うことなく“新たな仲井戸豪太”が出せるんじゃないかな、と非常にワクワクしています」と意欲をにじませる。
また、福田脚本の魅力について、「それぞれの感性や個性がしっかりと描かれたキャラクターたちが渦巻く群像劇で、読んでいるだけでも鮮明に画が頭に浮かんできますし、演じるのがすごく楽しみです。事件性の大小にかかわらず、身近でも起こりうる“人間の心の闇や光が垣間見えるドラマ”が描かれていて、なおかつ“それを絶妙なエンターテインメントに落とし込んでいるドラマ”で、すごく魅力的だと思います」と称賛。
続けて「刑事や検事、判事がどういう仕事をしているのか…。僕ら一般の人には分かり得ないところもあると思いますが、脚本を読むと『こういう仕事があるんだ!』、あるいは『ただただ純粋に事件を解決したいと思っている人がいる一方、事件が大きい方がいいと思う人がいたり…。こういう感情を持ちながらやっている人もいるかもしれないな』と、あらためて発見があります。個人的には前回、刑事と検事のやりとりだけでも目からウロコな部分がたくさんあったのですが、今回は判事も加わることで、よりパワフルなドラマになっている! 刑事も検事も判事も…それぞれ誇りを持って仕事をしようとしている人々の“相見えない部分での勝負”がすごく楽しみです。“最強の群像劇”になっていますので、ぜひご期待ください!」と力強くアピールしている。
脚本の福田氏は「『ケイジとケンジ』の主人公・仲井戸豪太は桐谷健太さん以外考えられないと思える、桐谷さんにぴったりのキャラクターだと思います。今回の続編では、あえて刑事と検事に判事を加えることで、登場人物相関図が面白くなり、それが桐谷さんをもっともっと魅力的に見せることができると考えました。脚本を書きながら、豪太の行動や言い回し、全部桐谷さんの演技が頭に浮かんできます。でも、きっと僕の想像はいい意味で裏切られるでしょう。桐谷健太さんはこの3年で俳優としても人間としても、より深みが増しているはずです。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』の仲井戸豪太がどこまでパワーアップし、どこまで魅力的になっているか、今から楽しみでなりません」と期待を寄せている。
ドラマを手掛ける服部宣之ゼネラルプロデューサーは、「先日この情報解禁用に、桐谷健太さんのビジュアル撮影を行ったのですが、役衣装をまとった瞬間に3年ぶりとは思えない…さらにパワーアップした仲井戸豪太の姿がそこに現れました。躍動感あふれるビジュアルを撮影したく、最高の一瞬を求めて何十回とジャンプし続ける桐谷さんの姿に、私自身、『桐谷さん演じる仲井戸豪太に、また会えてよかった』と、素直に心から思いました。このドラマはタイトル通り、刑事と検事に、判事(裁判官)を新たに加え、事件にまつわるすべての人々を主人公にしたドラマです。が、お届けしたいのは、“事件”が主役の物語ではなく、脚本家・福田靖さんならではの『出世したい…』『結婚したい…』『正義のヒーローにもなりたい…』と人間味あふれるキャラクターの刑事と検事と判事の物語。罪を犯すのも人間で、それを捕まえるのも、裁くのも同じ人間…。桐谷さんいわく『最強の群像劇』。どうかご期待ください」と呼び掛けている。
なお、前作の「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」は、TELASAで現在配信中。
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