天海祐希＆松下洸平が「合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～」でバディに2023/02/09
天海祐希が、4月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～」（月曜午後10：00＝関西テレビ制作、開始日未定）で主演を務め、さらに、松下洸平と初共演することが分かった。
「合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～」は、柚月裕子氏の小説が原作。頭脳明晰（めいせき）で変装の達人である探偵・上水流涼子（天海）が相棒・貴山伸彦（松下）とタッグを組み、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していく。不条理がまかり通る現代の“あり得ない”敵を、“あり得ない”手段で葬る、極上痛快エンターテインメントだ。
天海が演じるのは、高い知性と美貌を持ち合わせる探偵・上水流。すご腕の弁護士として多くの事件を担当していたが、ある傷害事件をきっかけに弁護士資格を剥奪されてしまう。その後、「探偵事務所 上水流エージェンシー」を立ち上げ、探偵業へと転身を遂げた異例の経歴の持ち主だ。殺人と傷害以外の依頼はすべて受けるスタンスだが、依頼料だけで200万円という破格のギャラ。その分、法律や常識を無視し、超大胆に事件を解決していく。激辛の食べ物をこよなく愛しており、嗜好（しこう）も一風変わっているという癖のある役どころだ。
一方、松下が扮（ふん）するのは、IQ140を超す頭脳明晰な青年・貴山。偶然の出会いから「探偵事務所 上水流エージェンシー」で働くことになる。多くの分野に精通しており一見完璧にも見えるが、女性が苦手でうまく話せないという弱点がある。突拍子もない上水流のやり方に嫌々ながらも引っ張られ、事件の解決に一手を加える。
天海は「原作がすごく面白かったので、ありがたい役だなと思いましたし、お相手が松下さんと伺ったので、それもすごく楽しみで光栄なことだと思いました。どこか人を信用できないけれど、人を信じたいと思う2人が、結果として人を助けていくことになるという展開がすごく面白いと思います」とアピール。タッグを組む松下については、「人柄も役者としての力も、ものすごくポテンシャルが高いですし、パッと演じた私の芝居にもパパッと乗ってくれるので、演じていてとても楽しいです」と息が合っている様子で、「淡々とした2人の歩調が合っていくというところを楽しみに見てほしいです」と呼び掛けた。
また、松下も「探偵・上水流涼子という役を天海さんがやるのだと思うと、もう天海さんにしか見えなくて、そのバディとしてご一緒させていただけるのは、とても光栄ですし、うれしかったです。シリアスなシーンも多い中で、ふざけたシーンでは天海さんが真剣にふざけてくださるので、僕は正直、笑いをこらえるのにいつも必死です」と天海とのタッグに手応え十分の様子。演じる役柄については「かなり癖が強いというか、つかみどころのない性格ですが、どこか人として隠している部分がある、人間味のある貴山をストーリーが進むごとに見せていきたいと思います」と語っている。
原作の柚月氏は「この作品は自分が書いた小説の中で、一番、楽しさを意識して書いたものです。ドラマはその上を行くとびっきりのエンターテインメントで、小説の世界がさらに大きくなっています。登場人物たちの背景もより深く作られていて『この後どうなるの？』とドキドキハラハラしました。早く、動く涼子や貴山が見たくてたまりません。愉快で痛快で豪快。そして、胸がジーンとするような感動もあり、とてもぜいたくなドラマだと思います。ご覧になった方も、胸がスカッとすることに間違いはありません！ 私も登場人物たちの活躍を、ひとりのファンとして楽しませていただきます」と期待に胸を高鳴らせている。
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