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「100万回 言えばよかった」井上真央&佐藤健が“キュン”シーン満載を予告。松山ケンイチも“キュン担当”!?2023/01/10

「100万回 言えばよかった」井上真央&佐藤健が“キュン”シーン満載を予告。松山ケンイチも“キュン担当”!?

 TBS系で1月13日スタートする連続ドラマ「100万回 言えばよかった」(金曜午後10:00)の制作発表会見が行われ。主演の井上真央、共演の佐藤健と松山ケンイチが参加した。

 「100万回 言えばよかった」は、安達奈緒子氏が数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも、奇跡を起こそうとする3人の姿を中心に描く、完全オリジナルのファンタジーラブストーリー。愛する人を突然失ってしまった相馬悠依(井上)、魂だけになってもそんな悠依をそばで見守る鳥野直木(佐藤)、そして死の真相を追う刑事でありながら、直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく魚住譲(松山)。そんな3人が関わり合いながら、“当たり前のことは、決して当たり前ではない”というメッセージを伝えるとともに、“その当たり前がどんなにいとおしくかけがえのないものか”を、あらためて訴えかけていく物語だ。

 「とてもピュア」という悠依役を演じるにあたり、井上は「自分の中にある女の子の部分、ピュアな部分を必死に探して、引っ張り出してるそんな日々です。見えない恋人とのラブストーリーは初めてなので、そういった面白さも難しさも毎日感じてるんですが、見えないからこそ伝えようとするし、伝えようとするからこそ、本当に真っすぐな言葉を言うんですよね。ちょっと照れくさくなってしまうぐらい、ストレートに、必死に伝えようとするので。自分の中でも照れくささみたいなものがあるんですが、伝えられなかったら必死に言うだろうなって思いながら、自分の中の照れとも葛藤しながら演じています」とコメント。

 幽霊になる役を演じる佐藤は「すごく制約が多くて大変なんですよ」と切り出し、「だから結構幽霊の時のルールを決めるのに監督と話し合いました。まずは、物に触っちゃいけなくて、人にも触れないんですけど、椅子には座れるんです。椅子には座れて、テーブルに触れたり、ひじは置けるみたいなルールを決めました。でも、世界に一切影響を与えてはいけないんです、僕は見えてないわけですから。椅子が立ち上がる時にこの椅子が少しでも動いたらダメなんですよ。歩いた時に足音はしちゃいけないんです。これがすごく大変で、音声さんに、靴の裏に足音が鳴らないようなふわふわなスポンジを貼っていただいて、ツルツル滑りながら演じています」と椅子から立ち上がり、実演を交えつつ撮影での苦労を明かした。実際には見えるのに見えない演技をする井上も苦労が多いそうで、「足音が聞こえるとつい振り返ってしまったり、目線が行ってしまうことがある」と話した。

 自身の役について、「直木が見える役ですので、2人の間に入って伝える通訳みたいな感じです」と紹介する松山は、「2人のドラマを一番近くで見ているので、誰よりも感情移入してしまうし、悩んでしまうし、当事者じゃないんですけども、すごくそれはダイレクトに、真央ちゃんが演じる悠依の言葉が、ズシンと胸に響いてくるようなところで演技させていただいています。健くんの幽霊なりの苦労も間近に見ていて、そういうのは、楽しみながら演じてます」と報告。直木は最初魚住に敬語を使っていたものの、「早く言えよ!」なとど態度が横柄になっていくそうで、それが幽霊との関係ならではで面白いという松山。「魚住は年上なのに、呪われそうだから頼み事を断れない。その2人のパワーバランスが面白いと思っていて、この先、変化していく予感もするのですごく楽しみです」と期待していた。

 連ドラでは初共演となる3人。今回の共演で新たに知った一面について聞かれると、松山は「井上さんの上下のまつげが長くて、涙を流す演技が大変そう。健くんは、現場で大笑いしている姿を見たことがなく『フッ』てニヤって笑っている」とそれぞれ明かし、井上に「涙を流すお芝居が大変なのではないか」と質問すると、「2倍ぐらい泣いています」と返答があったと話した。また、佐藤は「現場ではそうかも」と納得しつつ、「家では千鳥さんを見て爆笑してるんですけどね」と話すと、松山が「中盤から後半にかけて、(千鳥の)ノブさんに出てきてもらったらいいんじゃない?」と提案。佐藤は「周りがなんと言おうと絶対に阻止します!(笑)」と拒否した。

 また、佐藤は井上について、「まだつかめてないんです。井上さんがどういう人なのか、根明なのか根暗なのか分からなくて…」と困惑しているそうで、「朝イチでめちゃくちゃテンション高くあいさつされたので、その後、話しかけてみるとそっけない感じがあったりする」と打ち明ける。井上は「朝元気にしていれば、みんな安心してくれるかなと、朝イチは元気よくあいさつしている。朝だけ頑張っています」と返すと、佐藤は「自分は朝はギリギリまで寝ていたいタイプなので、うまく対応できていない」と苦笑した。

 番組の公式SNSに寄せられた質問に3人が答えるコーナーでは、「撮影現場での㊙エピソードを教えて」という質問に、井上が佐藤と松山の優しさを感じさせるエピソードを披露。撮影現場でなぜかリップクリームのフタが開かなくなって格闘していると、佐藤は「大きな声を出すといいよ」と声がけしてくれたり、松山はどこからか持ってきた輪ゴムを使って開けようとしてくれたり、ささいなことで力になってくれたことがありがたかったそう。それは物語にも通じていて、「(直木と魚住が)悠依を一生懸命笑わせようとしたり、励ましてくれようといろんなことをしてくれるんです。そこが私としては胸キュンポイントだと思います」と語った。

 松山は、カフェでの撮影で、井上と佐藤が店の方が差し入れしてくれたピザやポテトを、夜遅めの時間にかかわらずバクバク食べていたと暴露。「太らなくてうらやましい」という松山は、「意識しない方が太らない」という井上の言葉を信じて、「ラーメンを食べてみたら、体重が増えていた」と笑わせた。

 さらには、「お化けになったらやってみたいことは?」という質問も。松山は「夢が広がりますよね。まずは世界旅行! 観光地ではなく、猛獣や虫に襲われるような危険地帯を旅行してみたい。あとは、チャップリンや織田信長、平清盛とか、歴史上の人物のお化けの話しを聞いてみたいですね」とノリよく回答。佐藤は「F1をやってみたいです。思う存分スピードを出してみたいですね。スノーボードとかもそうですが、仕事柄、危ないことは控えているので」と普段はできないスリルを味わいたい様子。井上は「彼氏(佐藤)の家をのぞいてみたいですね」と答え、現場であまり動かない佐藤の普段の様子を見てみたいのだとか。それに対し、佐藤は「家でも動かないので面白くないと思います。ずっとソファーに座っているので、絵を見ているのと同じですよ」と自嘲気味に話した。

 「胸キュンシーンはありますか?」という質問には、「もちろんある」と佐藤。「好きな人が、大切な人がいなくなって、幽霊になってしまって、触れないし、声も届かないっていう状況の現代と、過去の幸せだった頃の2人のコントラストがあることで、過去の2人が幸せそうであればあるほど現代が切なくなってくる。過去のわれわれが仲良かった頃のシーンもすごく大事なシーンなので、そこは力を入れてやってますし、キュンとするシーンを期待してくださる方にも、自信を持ってお届けできるシーンになってるんじゃないかな」と自信を見せた。

 また、本読みの段階から、プロデューサーや監督が「このドラマはキュンしかない」と力が入っていたと伝え、松山が「井上と佐藤の2人のシーンはものすごくキュンとするはず」と話すと、井上と佐藤は、中盤以降は松山も“キュン担当“であると主張。「困り顔がキュンとする」と井上に言われた松山は、その表情を見せてほしいというリクエストに、「今の段階での困り顔ならやりますよ」と、カメラに向かって現在の困り顔を披露。やや変顔気味の困り顔を披露した松山に対し、佐藤が「ここから練習されて、今後キュンとする困り顔を見せてくれるということですよね(笑)」とフォローともダメ出しとも取れる言葉をかけると、松山は「今のは0点ということね。練習します! 任せて(笑)」と返答し、会見を盛り上げていた。

 「うさぎ年の2023年。うさぎのように飛躍したいことは?」と尋ねられると、佐藤は「霊感がないので、幽霊役を務める本作をきっかけに霊感を身につけたい」、松山は「あまり飛び跳ねず、マイペースで活動したい」と返答。年女の井上は「今年はこのドラマにすべてをかけようと思っているので、3月までに力を出し切って、その後はどうしようかな?という感じです。3月以降は飛躍というより、のんびり過ごしていけたらいいかな」と作品への強い思いを感じさせた。

 会見の最後には、それぞれがあらためて見どころをアピール。松山は「僕を霊媒師だと思われる方も多いと思いますが、霊媒師じゃなくて、刑事をやってるんです。刑事が動いていくってことは事件があるんですよね。そのサスペンス部分も楽しんでいただければと思います」、佐藤は「いろんな要素がドラマの魅力になっていて、サスペンスもそうですし、お化けの直木と魚住のワチャワチャとかは非常にコメディーとして面白いですし、何よりも(1話の)ラストシーンあたりでの、直木を思う悠依が本当に切なくて、泣けるんじゃないかなと思います。僕は1話を見て胸を打たれたので、ぜひ皆さんも楽しみにしていてください」と呼び掛けた。

 続けて井上は、「悠依を演じていて、『私は、悠依ほどこういう状況で強くなれるかな?』と思いながらやっていたりするんですが、人を強くさせるものとか、人を優しくさせるものって、案外目に見えないものだったりするのかな、と感じながらこの役を演じています。ファンタジー要素もあってすごく楽しめるんですが、身近な人を思ったり、愛する人を失ってしまうという、誰もがいつかは経験するようなことを、自分と重ねながら、自分だったらと想像しながら見ることができる作品でもありますので、多くの世代の方に楽しんでいただきたいなと思っています」と視聴者に向けてメッセージをおくった。


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