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「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」2023/01/12

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 昨年10月に誕生したのテレビ朝日火曜9時のドラマ枠で、1月17日からスタートする連続ドラマ「星降る夜に」(火曜午後9:00。初回拡大スペシャル)の制作発表記者会見が行われ、主演の吉高由里子、共演の北村匠海、ディーン・フジオカが登壇した。

 「星降る夜に」は、多くの恋愛ドラマを手掛けた名手・大石静氏が描く、海町を舞台にした大人のピュアラブストーリー。感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、音のない世界で自由に生きる25歳の遺品整理士・柊一星(北村)が星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら、運命の恋を育んでいく姿を描く。また、45歳の心優しきポンコツ新人ドクター・佐々木深夜(ディーン)も登場し、ヒロインをはさんで25歳、35歳、45歳の“トライアングルラブ”にも注目が集まっている。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 プラネタリウムで映し出された満点の星空の下、真っ白な衣装で登壇した3人。実は、この星空は、主演の吉高の誕生日である1988年7月22日の夜空というサプライズが。これに対して吉高は「全く記憶にない夜空なのですが(笑)、こんな夜空の星の輝く日に生まれたんだなと思うと、懐かしく思ったりします」とコメント。

 現在も撮影が続いているということで、司会の野村真季アナウンサーから現場の雰囲気やエピソードを聞かれ、吉高は「クランクインの時に、長野のキャンプ場で1人キャンプをしているところから始まったんですけど、本当に空気が冷たくて。星も見えるんだろうなと思ったら、雪が降ってきて、題名も『雪降る夜に』に変えた方がいいんじゃないかってプロデューサーさんに相談してました(笑)」と早速裏話を明かした。初共演の北村については、「話していてもすごくいろんな趣味が多くて、詳しいなと思ったりします。あとは、何事にも動じない方だなと。寒かろうが、雪降ろうが全部を受け入れる姿勢だなという感じ」と、北村の落ち着きぶりを絶賛。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 遺品整理士でありながら、手話やジェスチャーを使ったシーンが多い北村からは、「一星という役柄でいうと、手話のシーンが多い中で、手話よりも難しいのが意識の置き方で。(手話を教えてくれるろう者の先生から)すごく言われるんですけど、そういうところは一星という役を演じていて、難しいけど面白いところだな、ものすごい芝居の領域までいっているな、と日々考えながら演じています」と試行錯誤しながらの撮影のエピソードが語られた。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 ディーンは、新米医師でありながらポンコツな一面を持つ深夜を演じるが、「日々注意されながらやっていますよ(笑)。どうやったらポンコツを極められるか、芝居の気概を感じますね。日本ではそんなにないですけど、最初の頃の仕事はポンコツな役ばかりだったので、懐かしいですね」と、深夜という役を通して、懐かしさを感じていたようだ。

 物語の中で、大きな鍵を握るのが手話。現場でも手話の練習をかなりやっているそうで、「一星と春(佐藤春/千葉雄大)のシーンは、ろう者の先生が現場につきっきりでいらっしゃるので、そこでコミュニケーション取るためには自分たちで動いて話していかなければいけないですし、手話が分からなくても『伝えよう!』という気持ちがすごく強くなるなって思って、ジェスチャーゲームなったりします」と吉高が練習の様子を伝えると、北村も「すごく思うのは、分からない手話があっても、受け取ってくれる力がすごくあるなって。先生たちとしゃべっていても、こっちが『伝えよう』となるし、『分からないけど、受け取ろう』という瞬間もあって、だからこそコミュニケーションが楽しい感覚がものすごくあるんですよね。手話を介して言葉、声に出せないから、より違うところに敏感に反応して、コミュニケーションを取っているので、すごく楽しいです」と充実した様子をうかがわせた。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 ここで、キャスト陣のパーソナルな部分や少し凝った話を、さまざまな角度からからひもといていく企画「星降るキャストメンバー 徹底観測」を開催。

 まず、『もしも恋に落ちるなら』というお題からスタートすると、吉高には「一星のような強引だけど守ってくれる年下男子、もしくは深夜のような頼りないけどとことん優しい年上男子。どちらにひかれるか?」という質問が。これに対し、「一星のような年下男子」と回答した吉高は「決めてもらいたいです。いい人すぎて断れず苦しくなっても嫌だなと。私自身、決まる時と一生決まらない時があるので、そういう時にスパッと決めてくれる男性がいいな」と自身の理想を述べた。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」
「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 北村、ディーンには「包容力があるけど抜けていて守ってあげたくなる年上女性、もしくは強気で天真らんまんで引っ張ってくれる年下女性。どちらにひかれるか?」という質問が投げ掛けられた。

 北村が「年上女性」と答える中、同じ質問にディーンは、なんと「どっちも」という回答を見せる。これには吉高と北村も「ずるい!」という声が上げるが、ディーンとしては「いいとこ取りしたいなと。正直な気持ちを白紙に表現してみました」と潔い姿勢を見せ、会場の笑いを誘った。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 続いて、北村演じる一星の遺品整理士という役どころにちなみ、「もし遺品整理をされるなら、これだけは絶対に見られたくないというものは?」という問いに、吉高が「自分のケータイのメモ帳を見たら自分で読んでいても恥ずかしいと感じた」と答える中で、北村は「見られたくないものがない」とズバリ。「恥ずかしいものは、もう全部実家に残してきたんです。子どもの時、それがないと寝れなかったタオルケットとかは実家にあるんですけど、全部袋に詰めて置いてきました。もう見た目がボロ雑巾のように汚いけど、母ちゃんに洗濯されたらそれだけで怒るぐらい、それがよかったんですよね。自分の家には見られて困るようなものはないないかもしれないです」と話し、北村のプライベートが垣間見えた。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 続くディーンは、北村の解答を聞いたことで「やめようかな」と言いながらも、フリップをオープン。するとそこには「DNA」という回答が。会場がざわつきを見せる中、ディーンは「DNAチェックってあるじゃないですか。自分の唾液とか細胞をラボに送るとチェックしてくれるサービスが本当にすごくて。でも、実際に自分でサンプルを送って結果が出てからウェブサイトで見ようとした時に、『これ見ていいのかな…』と自分でも一瞬迷ったんですよ。だから、人様に見られたらちょっと恥ずかしいなって」と語った。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 最後の質問では、「クランクアップまでに、この3人でやってみたいこと」と聞かれると、吉高は「アウトドア」と答える。これには北村とディーンからも共感の声が上がる中、「何でもそつなくこなしてしまいそうなディーンさんと、多趣味で何でも経験している匠海くん、そういう3人がキャンプとか釣りのようなアウトドアをやったら、どういう役割分担をして動くんだろうなと気になります。私は一番トイレから近い席でお酒を飲みながら、その様子を見ていたい(笑)」とコメント。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 北村は「卓球勝負がしたい」と回答。これには現場でのエピソードも関わっているそうで、「現場に卓球台がありまして。吉高さんと一度戦ったんですよ。6戦ぐらいやって、僕は一度しか勝てなかったんです」ということで、吉高の意外な一面が明らかに。「ディーンさんの力を借りて、吉高さんと(吉高の)マネジャーの2対2で、ダブルスで勝負を挑みたい」とリベンジに燃える中、勝負事やゲームが好きだという吉高も「トーナメント戦もやりたいよね! 誰が一番強いのか、はっきりさせたい」と反応を見せ、意欲をのぞかせた。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 ディーンからは、これまた予想外の回答が飛び出すことに。「TikTok」と書かれたフリップを見せたディーンは、「テレビドラマに出演させていただくと、仕事としてSNS稼働があるんですけど、そこに肌の温もりを感じるような、仕事だからやってる感じじゃないコンテンツを世に打ち出していきたい。振り付けとか覚えるの楽しいからやってるうちに親睦が深まるところがあるなと思うんです」と熱い思いを伝え、今後の番組SNSに期待が高まることとなった。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 記者からは「共演者に伝えたいこと」を聞かれると、北村は「現場での日々見ていると、吉高さんが転ばないか心配で(笑)」と言い、これには思わず吉高も「どういうこと?」と聞くと、「この間、スタジオに行ったら、目の前をダーっと吉高さんが走っていったんです。あまりにもすごいスピードで走るからみんな避けたら、吉高さんが『なんで避けるの! 私ドッジボールじゃないんだから!』って(笑)。吉高さんを見ていると、『そろそろこけないか心配だな、そんな急がなくてもいいのに」って毎日思ってます」と明かし、会場は笑いに包まれた。吉高も「気を付けたいと思います(笑)」と気を引き締めた様子だった。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 また、北村が「まだディーンさんとのシーンがなくて、現場でもお会いしてないんです」と話すと、ディーンも「北村くんとの芝居がまだないので、これから一緒にTikTokをやっていきたいですね」と語りながら、「ゆりちゃん(吉高)は。この前、仕事が終わって自分の車に戻ったら、車の中にいてびっくりしたことがあった」とまたもや興味深いエピソードが。「自分の車に帰る時に私がいたらびっくりするかなと思って(笑)。奥で待っていたら、お互いびっくりしちゃったんです。そういう小さいいたずらが好きなんです」というかわいらしいコメントで、なごやかな空気が流れた。

「星降る夜に」吉高由里子が北村匠海、ディーン・フジオカとやってみたいこととは?「私はお酒を飲みながらその様子を見ていたい(笑)」

 会見の最後には、あらためて吉高が「本日はありがとうございました。1月17日からスタートする『星降る夜に』、たくさんの方に見ていただけるように皆さんのご協力、よろしくお願いいたします!」とメッセージを送り、会見を締めくくった。


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