「親友は悪女」W主演の清水くるみ、山谷花純は「悪女が似合う」と好演を称賛2023/01/10
BSテレ東の連続ドラマ「親友は悪女」（日曜午後11：30）のオンライン記者会見が開かれ、ダブル主演を務める清水くるみと山谷花純、共演の淵上泰史、矢野聖人が出席した。
「親友は悪女」の原作は、電子コミックとして人気を博した、和田依子氏による同名漫画。対照的な2人の女性の友情と刺激的な恋愛模様を描く。清水が純粋で控えめな堀江真奈を、山谷が真奈の親友でありながら、真奈と周囲の男性たちを翻弄（ほんろう）する悪女・高遠妃乃を演じる。
「東宮商事」の正社員である真奈は、営業事務として課長・東雲拓人（淵上泰史）らのサポートをしながら充実した毎日を送っていた。そして、同期の橋井翼（矢野聖人）は気になる存在だが、奥手な真奈は現状に満足していた。ある日、高校の同級生で同じ職場で働く派遣スタッフの本田愛が、クラスメートの妃乃を見かけたという。妃乃は真奈のたった1人の親友で、卒業以来連絡が取れなくなっていた。偶然妃乃と再会した真奈は、離婚したばかりで行くところがないという妃乃を家に迎え入れるのだが…。
清水は「最近は舞台が多くて、W主演の話をいただいた時はびっくりしました。W主演とは想像ができなかったけれど、現場にいる時間が長かったりとか、1月期のドラマという中に自分の顔が出てきたりして、ここに並ぶのかと思ったりしました。でも、演じるという意味ではこれまでと変わりがなくて、一生懸命に演じました」と率直な心境を口にした。
また、「真奈はすごく妃乃のことが好きで、妃乃だけが頼りではないけれど、妃乃に学生時代に助けられた経験が忘れられず、恩返しをしたいとい気持ちが多くて真っすぐです。2人の関係性がその思いでどうなっていくのかが見どころです」と役柄に触れつつ、作品の見どころをアピールした。
一方、山谷は「役の大小に関係なく、与えられた役には誠実に向き合っていこうと芝居を続けてきました。その中でもW主演というのは初めてで、相手が清水さんでよかったです。清水さんとは10代の頃から共演がしたくて、その願いが今回かないました」と喜びをあらわにした。
役柄としてはあざとい系の悪女を演じたが、「山谷花純として心の中では申し訳ないと思いながらも、清水さんのためにと駆け抜けた撮影期間でした。クランクアップ後に清水さんから、悪女が似合うと言ってもらえたのはうれしかったです」と手応えを明かした。
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