本田翼、新田真剣佑、齋藤飛鳥らが秋元康企画・原案のミステリードラマ「リモートで殺される」に出演2020/07/06
本田翼、新田真剣佑、乃木坂46・齋藤飛鳥らが出演するスペシャルドラマ「リモートで殺される」が、日本テレビで7月26日(午後10:30)に放送される。
本作は、秋元康が企画・原案を務め、「リング」「スマホを落としただけなのに」などを手掛けた中田秀夫氏が監督を務めるリアルタイム・ミステリードラマ。本田、新田のほか、柄本時生、早乙女太一、前野朋哉、前田敦子がリモートで集まった高校時代の同級生を演じ、齋藤は高校時代に自殺した同級生として登場する。
物語は、緊急事態宣言による自粛期間の最中、高校時代の同級生6人、野島絵里(本田)、野村優作(新田)、藤原太(柄本)、井上透(早乙女)、北川淳二(前野)、松園佳代子(前田)がリモートで集まるところからスタート。藤原が、刑事2人が訪ねてきて「“古郡一馬”くん知っていますよね? 最近、連絡がなかったか?」と尋ねられたと話す。ほかにも、実家に地元の警察が来たという仲間もいて、高校時代の友人・古郡が「何かやったらしい」という話になる。
高校卒業以来、誰とも会っていないと思われていた古郡だったが、「先週会った」と言う者や、元恋人の野島も「最近、時々会っていた」と明かす。古郡は、高校時代に自殺した田村由美子(齋藤)が死んだ時、「僕たち以外に誰か屋上にいた」と話していたといい、6人は秘密にしている「あのこと」を思い出す。その時、ニュースで「火事が起き、古郡の部屋から出火し、焼死体が出た」と報道が流れる。すると、1人の家の玄関のチャイムが鳴る。「えっ? 誰……?」。リモート画面の向こう側で一体何が起きているのか? “古郡一馬”の行方は? “田村由美子”は本当に自殺だったのか? 登場人物たちは、その真相を探るうちに連続殺人に巻き込まれていく。
WEBデザイナーの野島を演じる本田は「台本を読ませていただいて、今世の中で多くの方が行っている“リモート”に、サスペンスが絡み合っていて、日常の中に起こるかもしれない非日常的な出来事の設定が、とても興味深いと思いました。物語の中では描かない伏線になる裏設定がたくさんあり、随所に散らばってますのでドラマを見ながら見つけていただききたいです」と語り、「緊急事態宣言開けのドラマ撮影はこれが初めてですが、個性豊かな同世代のキャストの皆さんとの撮影になり楽しみです。新しい時代が来ていると感じる今、ピタッとはまるドラマになっているので、ぜひご覧いただけたらと思います」とメッセージを寄せる。
ゲーム会社のシステムエンジニアである野村役の新田は、「今回は、本読みから本編に使う映像を撮ったり、初めての試みでの撮影が多いので、どのような環境で撮影をするのかとても楽しみにしています。初めてご一緒する前野さん、前田さん、齋藤さん、再共演となる本田さん、そしてプライベートでお世話になっている柄本さん、早乙女さんとの共演なので本読みからとても楽しい現場です。皆さんに楽しんでいただけるよう、全力で頑張ります」と意欲満々。
また、漫画喫茶の店員・藤原役の柄本は「中田監督とご一緒できるというのがうれしいです。あまり聞いたことのない演出なので、楽しんで演じさせていただききたいと思います。(共演者の方は)仕事でご一緒している方が結構多いので、現場の空気を感じながら、楽しめればと思います。リモートのサスペンスのドラマというのは思い切ったことをするなと思いました。なかなか見ないものになると思うので、頑張りたいです」とコメント。
大手自動車メーカーで働く井上を演じる早乙女は「リモートドラマもミステリーも初めてなので、参加できてうれしく思います。僕が初めて見たホラー映画が子どもの頃に見た『リング』でした。その中田監督とご一緒できて光栄です。本読みもリモートで行ったため、今までにない取り組み方で、会話の仕方や空気感に手こずりましたが、できる限り頑張りたいと思います。共演者の時生くんとはしょっちゅう遊ぶ友達なのですが、久しぶりに仕事の現場で一緒になるので、とても楽しみです。新たな試みだらけですが、精いっぱい取り組みたいと思います」と気合を入れる。
そして、建設会社に勤める北川役の前野は「同郷である中田監督との現場はとても楽しみです! 台本はとてもスリリングでした。緊急事態宣言後の世界が描かれておりタイムリーですし、撮り方や、演出など、中田監督がどう表現されていくかも見どころだと思います。共演者の中では僕が一番歳上なので、できるだけフレッシュに挑みたいですっ! 目の前で起こるさまざまな出来事に皆さんが驚いたり、ひらめいたり、恐怖を感じたり…、楽しんでもらえるよう、こちらも楽しんで撮影したいです! ぜひご期待下さい!」と期待をあおる。
さらに、学生時代に転落死した田村役の齋藤は「これまでは乃木坂46のメンバーと一緒に出演するドラマが多かったのですが、今回の『リモートで殺される』はメンバーがいないので、とても緊張しています」と心境を語り、「中田監督の作品も見ていましたし、(中田監督作品に出演した)メンバーの白石麻衣から監督のお話も聞いていたのでお会いするのが楽しみでした! 共演者の方も本田さん、前田さんをはじめ皆さんフランクに接してくださり、温かい現場でとても安心しています。私が演じる田村由美子は、今までに演じたことのない役柄ですが、あまり構えすぎず、ナチュラルに演じられたらいいなと思っております!」と抱負を語る。
化粧品会社の研究員・松園役の前田は「中田監督をはじめとする皆さんと新たな挑戦ができることが楽しみですし、秋元先生とご一緒させていただくのも久しぶりなので、参加させていただけたことがうれしいです。新しいぞくぞく感を味わっていただける予感がします。リモートでの会話劇になるため、それぞれ1人ずつの撮影が大半なので、キャストの皆さんと集まる貴重な1日が楽しみでもあります。ミステリーの世界を楽しんでいただけるよう、精いっぱい務めさせていただきたいです」と撮影に期待を寄せている。
そして、秋元は「Stay homeの間、ずっと、リモート会議をしていました。夜、仕事部屋で1人、パソコンに向かってしゃべる自分の姿が、窓ガラスに映っているのを見て、奇異に感じました。僕は本当に誰かと話しているのだろうか? なぜか、急に怖くなりました。恐怖の正体は、ネットだけでつながっている“頼りなさ”かもしれません。リモート会議中、パソコンの画面の中のスタッフの向こう側が気になります。誰かの声や、一瞬見えた人影や、映り込んだ得体の知れないもの、いつもと違う表情…。カメラで切り取られた向こう側の世界は想像をかき立てます。恐怖は日常の中にあるんです。高校の同級生たちとのリモート会話の中で、“何かいつもと違う”感じが恐怖をあおります。リモートで誰かと会話をしている時、よ〜く、画面を見てください。何か変なものが映っていませんか? いや、あるいは、向こうでも言っているかもしれません。あなたの背後にて何か映っていると…」と意味深なコメント。
中田監督は「今、僕も基本的に仕事でリモート会議をしているんですが、自粛期間中、実際にオンラインでの同窓会を楽しまれた方も多いと思います。日常的なリラックスした中で部屋には1人きり、そこに魔の手が忍び寄っていくという秋元康さんがお考えになった構想を、絶対起きないことではないという恐怖感、ミステリー感、ホラー感と、この三つを外連味(けれんみ)たっぷりで描ければと思っています」と語り、「出演者がバラエティーに富んでいてとても華があり、それぞれ普段は主演もやっていらっしゃる方々なので、その彼らの“演技バトル”を存分にお楽しみいただければと思います」と呼びかけている。
なお、放送終了直後からHuluでは、新たな撮影シーンを加え、リモート画面の向こう側で起きた事件の詳細を描く「殺人の裏側編」が配信される。
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