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高橋一生×橋爪功が「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」でタッグ!! ヒロインに本田翼を迎えておくるファンタジーホームコメディー2022/12/02

高橋一生×橋爪功が「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」でタッグ!! ヒロインに本田翼を迎えておくるファンタジーホームコメディー

 テレビ朝日系では2023年1月に、連続ドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」(土曜午後11:30)がスタート。高橋一生と橋爪功がタッグを組み、ヒロインに本田翼を迎えて、花火師親子の不思議な日常を描き出す、一筋縄ではいかない心温まるファンタジーが誕生する。

 「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」の舞台は、地方都市で代々続く煙火店(=花火店)。4代目となる父・望月航を橋爪が演じ、その息子・星太郎に高橋が扮(ふん)する。やがて、「すまん…」という一言を残して、航が亡くなり、星太郎は1人で途方に暮れることに。しかし数カ月後、死んだはずの父親が、当たり前のように日常に現れる。

 21年上演の舞台「『NODA・MAP 第24回公演 フェイクスピア」で第29回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞するなど、さまざまな分野で活動中の高橋とは、「フェイクスピア」でも共演した日本俳優界を代表する名優・橋爪。世代を超えて互いにリスペクトし合っていた2人が「一緒にドラマをやりたい」という熱き思いが、ついに実現することとなった。本田が演じるのは、人生の岐路に立ち、星太郎に弟子入り志願する謎の女性・水森ひかり。高橋、橋爪、本田という魅力的なキャストがそろった本作の見どころの一つが、好テンポで繰り出される会話劇の応酬だ。

 脚本は「モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜」(同系)で脚本界最大の栄誉・向田邦子賞を受賞した橋部敦子氏によるオリジナル。この脚本に高橋は「演劇の脚本を読んでいる印象」と“ライブ感”を存分に感じ、橋爪も「後半に行くほど、どんどん話が広がっていく」と絶賛。本田も「人間味のある、日々の小さなことが光り輝いている」と期待を寄せる。

 コロナ禍でイベントが減り、全国の花火業者は大打撃を受けた。打ち上げ花火は、実は個人でもオーダー可能で、さまざまな依頼が星太郎のもとにやってくることで、ストーリーはさらなる広がりを見せる。劇中では、実際に夜空に花火が打ち上げられ、まさに花火が“もう1人の主役”とも呼べる演出となっているところにも注目だ。花火を打ち上げたくなるほどの、人生の節目を迎えた人々。そこには、どんなドラマが待っているのか?

 煙の火店息子・星太郎役の高橋は「今回は、花火にまつわるストーリーということで、花火師の方に教えてもらいながら、花火作りを体験せていただきましたが、あの細かい緻密な作業は嫌いではなかったです。実はコロナ禍で、なかなか花火大会も行えず、花火師の方々はどうされてらっしゃるのか、僕なりに気にかけていました。それもあり、もっと練習して、お恥ずかしくない形で皆さんに花火師としての姿を見ていただければと思います」と役づくりに触れる。

 また、念願のドラマでの共演を果たす橋爪については、「ヅメさん(橋爪)って呼吸をすごく汲んでくれる方なんです。人の動向を常に見ている感じがお芝居でも見て取れるんですが、今からどのようなやりとりが生まれるのかとても楽しみです」と語り、本田に関しても「僕とヅメさんの親子に関係してくるヒロイン・ひかりを演じられるのが本田翼さんですが、なぜか“物静か”なイメージを抱いていました。少し影のあるひかり役にもぴったりだと思いますし、初めての共演を楽しみにしています」と期待を寄せた。

 続けて「ある意味で、忘れ去られてしまったのか、1周回って新しいのか…『時間ですよ』や『寺内貫太郎一家』(ともにTBS系)のような、古きよき時代のドラマを彷彿(ほうふつ)とさせながらも、今の人にも時代にも合って、楽しめる会話劇、人の機微をちょっと風変わりな視点で見せていくホームドラマになっていると思います。アイデアも出しながら、共演者、スタッフの皆さまと、いいと思えるものを信じて作っていければと思います!」と意気込んでいる。

 一方、父・航役の橋爪は「高橋一生と何かやりたい、という話をプロデューサーと話していたんです。出発点は、一生とドラマをやりたかったという思いです。彼とは昨年、舞台『NODA・MAP 第24回公演 フェイクスピア』でも一緒でしたが、それ以前からも『面白い役者だな』と思っていました。ドラマなどでも、見かけるたびに違う面を見せていますから。今回は、ファンタジー要素もあり、非常にストーリーがよくできていると思います。だからこそ、演技に関してもいろいろ試すことができる。そのあたりは、一生がいろいろとアイデアを出してくれると思っています(笑)」と高橋への信頼をにじませる。

 脚本については「橋部さんの脚本は…セリフを覚えられるかな(笑)。一生との掛け合いも楽しみですね。そこに、本田翼さんが入って来られて…僕も一生も口が悪いんで、それに耐えていただけるのかだけ心配ですね(笑)」と語り、「花火は、とても好きです。ぼーっと見ているだけでもいいものです。劇中のセリフにも出てくるんですが、刹那(せつな)的な部分も魅力ですよね。この作品が回を重ねるごとに、どうなっていくのか僕自身も楽しみにしていますし、ぜひ、毎回の展開を楽しみにしてほしいですね。頑張って工夫していきます…主に一生が工夫してくれると思います(笑)。面白くなるも、つまらなくなるも、すべて一生にかかっていますから(笑)」といたずらっぽい笑顔を見せる。

 そして、本田は「高橋さん、橋爪さんというお二人に私をキャスティングするというチャレンジな作品に応えられるよう、頑張りたいと思います。お二人とも初共演ですが、私からすると“別次元の存在”です。ずっとテレビで拝見していたので、ご一緒できるのがとても光栄ですが、まだ実感がないというのが今の正直な気持ちです」と率直な心境を明かした。

 自身の役どころには「水森ひかりは、一見、気になったことは何でも口に出すタイプですが、実は心に何かを秘めているちょっとミステリアスな女性です。またチャレンジ精神と素直な面もあり、そこは共感できる部分です。星太郎に対して鋭くツッコんだりしますが、まだ自分自身のことは、はっきりと分かっていないという印象を受けました」と分析し、「テンポの速い会話劇…一体どうなるのか、自分でもまだ分からない部分がありますが、見てくださる方々にとって土曜の夜の、ささやかな楽しみになれればうれしいです」とメッセージを寄せた。

 ドラマを手掛ける中込卓也プロデューサーは「言い出しっぺは橋爪さんでした。舞台で共演し、意気投合し『一生とドラマをやりたい!』と。その言葉を託された私は、キューピットよろしく一生さんのもとへ。『そんな光栄なことはないです。ぜひ』との回答。相思相愛確定で、かくしてこのドラマは動き出しました」と制作までの経緯を明かす。

 加えて「一生さんとお話をするうちに、その独特な死生観に魅了されました。そして、一生さんから『花火師ってなんかいいですよね?』と。折しもコロナ禍で苦境にあえぐ花火師さんたちの奮闘をニュースで見たばかりで…亡くなった父親と暮らす花火師の話が出来上がりました。言うまでもなく屈指の演技者であるお二人に、CM界のトップランナーであり絶大なる人気を誇る本田翼さんが参戦! 脚本は昨年の同枠『モコミ』で向田邦子賞を受賞した橋部敦子さん。さあ、どうだっ!って感じです。土曜の深夜に、割とイイ大人たちが真剣に遊んでみようと思っています。真剣に遊ぶって、大変です!」と熱い思いを込めつつ、確かな手応えを見せている。


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