「祈りのカルテ」原作者・知念実希人が撮影現場を訪問。玉森裕太のリアルな“研修医ぶり”を称賛2022/11/10
Kis-My-Ft2・玉森裕太が主演を務める、日本テレビ系の連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(土曜午後10:00)。本作の原作者であり、現役の医師でもある知念実希人氏が撮影現場を訪れ、出演者を激励した。
知念氏によるシリーズ累計22万部を突破したベストセラー「祈りのカルテ」を映像化した「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」。患者のすべての情報が書き込まれた診療録=カルテを基に、純正医科大学附属病院の研修医・諏訪野良太(玉森)が研修先のさまざまな科で「人の顔色を読む」という特技と、カルテを読み解くことによって、それぞれに問題を抱えた訳ありの患者たちと真摯(しんし)に向き合い、彼らの抱えた秘密を見破るハートウォーミング・ミステリーだ。
玉森をはじめ、研修医を演じている池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、YUらと初の対面となった知念氏は「やっとお会いできてうれしいです」と笑顔に。同期6人の研修医室でのシーンの撮影を見学した知念氏は、インタビューに対し、「素の玉森さんがかっこいいというのはもちろんですが、役に入ると『こういう研修医って本当にいるな』と思わせられました。真面目で、かつ仕事ができるタイプの研修医ですね。玉森さんは今32歳だと伺いましたが、役に入ると諏訪野の年齢までぐっと印象が若くなる。役者さんってすごいなと思いました」と玉森のリアルな“研修医ぶり”を絶賛。
また、研修医チームの掛け合いのシーンでは「研修医同士、同期の関係性がすごくリアルで、自分の研修医時代を思い出しました。実際の研修生活の中でも指導医の先生がすごく厳しかったり、ハードワークが続く科があったり、それぞれに大変な研修先もあるんですけど、そこを同期の絆でお互いを支え合ってやっていくんです。カメラが回っていないところでも、玉森さんはじめ研修医を演じられる役者の皆さんから、そういう雰囲気がとても出ていて、すごくよかったです」と自身の研修医時代に触れつつ、演者たちへの思いを語る。
オンエアを見た感想を聞くと、「毎回指導医にゲストでいろんな方に出演いただいていますけれど、研修医との関係性がすごくいいですよね。単にそれぞれの科の仕事を一つ一つ教えるだけではなく、その上で自分自身のプロとしての姿もちゃんと見せていく。自分の姿を見せて、医者とはどういうものなのかというのを教えていくんですね。実際に自分の周りにいたすてきな指導医の方々の顔を思い浮かべました。皆さんリアルに演じてくださっていて、すごくうれしく思っています」と納得の出来栄えとなっているようだ。
11月12日放送・第6話からは、諏訪野たちの研修医生活も2年目に突入することを受け、ストーリー後半の見どころについては「現実でも、本当に最初は何もできない、言ってしまえば『役立たず』の研修医たちが、2年の研修期間を終えるとしっかりとした戦力になるんです。2年間でいろいろな科を回って、いろんな人に出会って、いろいろな経験をして。その中にはもちろんいっぱいつらい経験もいっぱいあると思うんです。そういう経験をしながら、プロとして一人一人がどんどん違う形で成長していって、『自分がどういう医者になるのか』というのを見つけていく。『祈りのカルテ』はそういう物語でもあります。ミステリーとしての面白さと同時に、彼らの成長、人生の分かれ目にも注目していただければと思います」と、原作者としての思いを述べた。
第6話では、諏訪野たちは研修医2年目になり、研修医室には後輩が入ってくる。「失敗して許されるの1年目だけだから」と橘麻友(堀未央奈)が1年目の山内彩菜に先輩風を吹かすと、「あんま後輩いじめんな」と冴木裕也(矢本)がたしなめる。なぜか裕也は彩菜のことだけやたらとかばう。
研修期間も残り半年。諏訪野たちは白衣の着こなしもさまになり、すれ違う看護師たちが折り目正しくあいさつしていく。すると「百治製薬」の営業マン・灰崎彰吾がすり寄って来て、「諏訪野先生と谷川先生は今日から小児科ですよね? 弊社は小児の薬、強いんですよ」と声をかける。灰崎は研修医の動向まで把握するほどの情報通だ。
小児科の指導医・志村雄一(勝村政信)は常に無表情で気配がなく、とにかく不気味。「ここでは想像もしていなかったことが日々起きます」と言う志村。うなずく諏訪野の隣で、谷川聖人(YU)は「僕ら2年目なんで、ある程度のことはできますけど」と自信を見せる。志村が「でしたら、頼みたいことがあるんですが…」とキッズルームでの患者の遊び相手を申し付ける。諏訪野は馬になって男児患者を背中に乗せ、谷川は女児患者に絵本を読み聞かせる。そこへ看護師の三崎が「救急搬送の患者さん、来ます!」とやって来る。
患者は8歳の姫井姫子(金子莉彩)。強いぜんそく発作を起こしていたが、薬の吸入で容体は安定。母・裕子の話では、姫子のぜんそくが始まったのは3歳。一時期治まっていたが、1年前から再び発作を起こすようになり、今年だけで3回入院しているという。今まで通院していた病院に空きがなく、今回初めて純正医大に搬送されたのだ。姫子は「この病院、怖い。魔女がいるから」と窓の外を指すが…。
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