糸川耀士郎、期待をはるかに上回って完成された“300点”のカレンダーブックは「すごく自信のある1冊」2022/11/21
ミュージカル「刀剣乱舞」(浦島虎徹役)など、2.5次元作品でメインキャラクターを演じ、自身が所属する劇団番町ボーイズ☆では脚本・演出・主演の3役を担うなど、人気・実力共に備わった俳優の糸川耀士郎。そんなマルチな活躍を見せる彼にちなみ、“ボーダレス”をテーマに撮影された「糸川耀士郎2023カレンダーブック」が現在発売中。このたび、発売を記念したイベントが11月19日に都内で行われ、会見に糸川が登場した。
完成したカレンダーブックを手にした感想を聞かれ、「来年30歳になるのですが、役者になってから今まで、いろいろな撮影をしてきて、もうさすがに全部撮り尽くしたのではないかなと思っていました。ですが、そのような不安があったとは思えないほど、新しい自分が撮れたので、すごく自信のある1冊になったなと思います」と明かした糸川。
「スケジュールが結構タイトで、チーム一丸となって朝から晩まで撮影していたのですが、本当に楽しくて、僕の好きなスタイルばかりでした。みんなで協力して、1日楽しかったな、という思い出」と、今回の撮影を振り返り、「正直、ここ最近まで静止画で自分を撮られるのがあまり得意ではなくて、写真でどういう表現をしたらいいのだろうって、ずっと思っていたところがありました。ですが、ここ数年でクリエーティブな撮影をさせてもらって、めちゃくちゃ好きになって、『あっ、撮影ってこうやって好きになっていくんだ』ってすごく思いました」と、心境の変化を語った。
お気に入りのページには、ピンヒールに網タイツをはいているセンセーショナルなカットを選んだ糸川。「ヘアメークや衣装、撮影場所など、全部そろってみないと表現ができるか(撮影当日まで)めちゃくちゃ不安だったんですけど、それが自分でもびっくりするくらいいいカットがたくさん撮れて、すごく思い出に残っています」と話し、続けて「徐々に30歳が近くなってきて、今までの糸川耀士郎にはない自分をカレンダーとかでファンの皆さんに楽しんでもらえたら。大人の魅力みたいなものをもっともっと出していけたらいいなと思っていて、体を鍛えることを頑張っています。今も継続中で、まだまだなんですが、その途中で撮らせてもらったので、選んだカットは胸筋がいい感じに見えます。写真のチェックをやっている時にも、僕はそのへんを見てしまって、『このカットの方が筋肉のキレがいいのでこっちを使ってほしいです』みたいなやりとりがあったくらい、今までの写真ではない仕上がりになっていると思います」と自信をのぞかせた。
さらに、カレンダーブックに100点満点で点数をつけるなら?と尋ねられると、「300点です。100点が期待通りだとしたら、期待をはるかに上回って完成されたなと思ったので。僕の想像を超えていい出来になったなという気がします」と、カレンダーブックの仕上がりにとても満足している様子。「僕のファンの皆さんはもちろんですけど、僕のファン以外の方々もすごくびっくりしてくださっているのが分かって、それがうれしかったです。今回のカレンダーは、俳優仲間もSNSで反応をくれたりとか、ミュージカルで共演している役者仲間からも『人のカレンダーで初めていいなと思った』と言ってくれたりして、そういうのがすごくうれしかったです」と、俳優仲間やファンの反響に笑顔を見せた。
なお、今回の連動企画として、カレンダーブックのアザーカットを使用した、A2サイズのサイン入りスペシャルパネルも販売中。カレンダーを含め、ファンの方々の生活の一部になる心境を聞かれると「カレンダーを飾っていただいて、1年間一緒に近い場所でファンの皆さんに楽しんでいただけることは、すごくうれしいです。今後も機会があれば、ぜひ、また新たな糸川耀士郎を探して、皆さんと1年を共にしたいなと思います」とはにかんだ。
今後やってみたい撮影のシチュエーションについては、「もっと鍛えに鍛えたい。自分で言うのもおかしいですけど、顔だけじゃなくて、どこを切り取ってもカッコいいなと言っていただけるように磨いていきたいです」と意気込んだ。
会見後に控えていたイベントに関しては、「僕は、ファンの皆さまに会えるのを本当に楽しみにしています。来てくださるファンの方々には短い時間ですが、一生忘れられない時間にしてもらいたいと思っています。なので、来てくださる方のことを見て、どういうことを話そうかとかはその時に決めています。その方に合わせて話しているという感じです」と、思いを明かした糸川。
11月12日に大阪で行われたイベントの感想を聞くと、「言葉とかもめちゃくちゃうれしいですけど、小さなお子さんがお母さんと一緒に来てくれたりして、それは今まであまりなかったのでとてもうれしかったです。ファンの方々は、何をしゃべろうかとかを考えて来てくださって、中には(何を話すかを)紙にまとめて書いてきてくれる方もいます。短い時間の中で話してくださるのもいとおしいですけど、目の前にしたら、言葉が飛んじゃって『やばい! 考えていたのがあったのに飛んじゃって、何を話したらいいか本当に分からないです』みたいな方も中にはいらっしゃって、それもすごくいとおしかったです」と明かす。
続けて、「新しいファンの方が増えてると実感しますし、今まで来てくださったファンの方とか、結構覚えているので、『あ! 久しぶり!』みたいな感じで話したりと、今日のイベントもどんな方に会えるのかなと、楽しみです」と、ファンと直接会えるイベントを楽しみにしていることがうかがえた。
来年30歳を迎える糸川に、やってみたいことを聞くと「お仕事は、いろいろ決まっていることもいっぱいありますけど、プライベートだと、このご時世で難しいかもしれませんが、海外に行ったことがないので、海外に行きたいです。20代のうちに本当は行きたいなとずっと思っていたのですが、こういう状況になってしまいました。そういった、人生で“初めてやること”みたいなものを、できれば30歳までにいろいろ経験できればいいなと思います。そして、30歳になってからも、できたらいいなと思います」と話し、どこの国へ行きたいかという質問には、「正直、海外に行きたいとは言っているのですが、どこの国とかはないです。でも、さっきプライベート(で海外へ行きたい)と言ったのですが、プライベートよりも仕事で行きたいです。それこそ、カレンダーの撮影だとか、いろいろな仕事で仲のいいスタッフの皆さんとチームで行きたいなと思います」と期待を寄せた。
最後に、この1年を振り返り、「今年は、舞台のお芝居だけではなく、脚本・演出をやったり、声優としてレギュラー出演したアニメが放送されたりだとか、幅が広がった1年になったなと思います。今後も、もっと広げていきたいと思えるような1年になりました」と締めくくった。
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