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古川雄大は物をあげたがり!?「恋と弾丸」共演の木村慧人と黒羽麻璃央が素顔を明かす2022/10/21

古川雄大は物をあげたがり!?「恋と弾丸」共演の木村慧人と黒羽麻璃央が素顔を明かす

 古川雄大と馬場ふみかがダブル主演を務め、MBSほかで10月27日から放送のドラマ特区「恋と弾丸」(木曜深夜0:50)の完成披露トークイベントが行われ、古川、馬場のほか、中村静香、木村慧人(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、黒羽麻璃央が登壇した。

 ドラマは、2018年に小学館「プレミアCheese!」で連載をスタートし、第1~11巻で累計発行部数470万部を突破した、箕野希望氏による大人気コミック。物語は、ヤクザの桜夜才臣(古川)と女子大生のユリ(馬場)という相反する世界で生きる2人が、超運命的な出会いを果たし、互いにひかれ合い、死と隣り合わせの状況で禁断の愛を育んでいく、史上最高に危険で痺れるほど甘い“烈愛”ラブストーリーだ。桜夜に恋心を抱いており、振り向いてもらうためには手段も選ばない高級クラブのホステス・蝶子役を中村、ユリの幼なじみの暴力団担当の刑事・ジン役を木村、桜夜に執着するマフィアのボス・セミリオ役を黒羽が務める。

 桜夜を演じるにあたり、古川は「桜夜はすごい人だなと常に感じながらやらせていただきました。愛の表現方法や、怖さとかわいさのギャップを演じることの難しさ、そして、箕野先生の作品を映像化するということの難しさを感じて。単純に役と向き合うだけでなく、今どう映像で映っているのか客観的な視点を持たなきゃいけないなと、逐一モニターをチェックしつつ、スミス監督に『これで合ってますか?』と確認しながら、監督の色に染めていただきました」と試行錯誤しながら撮影に臨んだことを伝えた。また、漫画を再現するため入れた刺青メークは4人がかりで7時間ほどかけて描いたそうで「じっとしていなきゃいけない7時間って意外としんどくて。かなりきつかったです。(刺青が登場するシーンをまとめて撮影したため)お風呂も2日間は入れませんでした」と苦労を明かした。

 もともと原作ファンだったという馬場は「3年前ぐらいに原作に出合って、自分が好きで読んでいた作品だったので、まさか自分がやる日が来るとは思いもしませんでした。もちろんプレッシャーはありますけど、実写だからこそ頑張って取り組みたいなと思いました」と意欲を持って作品に臨んだそうで、相手役が古川と聞き、ぴったりだと思ったと打ち明ける。映像化する際は、「誰が桜夜やるのかな?」と考えていたが、しっくりくる人を見つけられなかったそう。しかし、今年春に古川と舞台で共演し、そのキャラクターを知っていたことから「古川さんの美しさと強さは、すごく桜夜さんにハマると思った」と納得のキャスティングだったことを振り返った。

 木村は「(古川に)銃を向けるシーンが緊張した」と発言。その理由を「(古川とは)年が離れてるんで、そんな方に銃を向けるなんて…」とコメント。銃を向けることでなく、先輩に銃を向けることに緊張したという木村の発言には、会場から笑いが起こる中、「めちゃめちゃいいシーンなので、楽しみにしてほしい」とアピールした。また、木村は撮影中に古川から「ポケットに入っていたイチゴのチョコレートをもらったことがうれしかった」と話すと、古川は、馬場に「いらないです」と断られた後に木村に声をかけたことから、「気を使ってもらってくれたんだと思う」と感謝。黒羽が「僕はヤクルト1000をもらった。物をあげるのが好きなんですか?(笑)」と続くと、古川は、普段見かけないヤクルト1000をコンビニエンスストアで見つけてテンションが上がってしまい、思わず購入。自分はいつも飲んでいるので、黒羽にあげたことを説明した。

 古川とは現在も舞台で共演中だという黒羽は、「ドラマの撮影から今日に至るまでずっと一緒ですから、それはもう(役柄同様に)執着しています。役作りいらず!」と笑わせつつ、今作での古川との共演に関して、「舞台では何度かご一緒していましたが、映像作品でご一緒できるのはうれしかったです。撮影日数的には、3、4日でしたが、凝縮した撮影で、楽しく日々を過ごさせてもらいました」と共演を喜んだ。

 撮影現場では、馬場の発案で、キャスト、スタッフがドレスコードを決めて撮影に臨む日があり、白と黒の洋服しか持っていない古川はそれに参加するのが難しかったそう。青色がドレスコードだった企画の初日、「初日から主演が参加しないのはどうなの?」と思いながら眠りについたという古川。真っ青のパンツがあったことを思い出し、それをはいて現場に参加し、「みんなには見えていないけれど青を守っているよ!と思っていた」とにんまり。この企画のおかげで現場の士気が高まったそうで、古川は「ほかの現場でやりたい。白と黒のどちらかだけど」と笑っていた。また、中村は、TikTokの撮影で「TikTokは苦手」という馬場が、中村の声がけにより参加したことがあるそうで、「馬場ふみかさんファンに、『中村やりましたよ!』と言いたいですね」とエピソードを明かした。

 その後、ドラマの内容に関連して「命懸けで熱愛しているもの」をそれぞれ発表。古川は「ゴルフ」を挙げ、「まだコースに出たことはないんですが、時間があれば打ちっぱなしに行って練習しているんです。もし、機会があれば、名前が僕と同じ漢字のプロゴルファーの古川雄大さんに教えてもらいたい。僕のことを知っていただけているようなので、仲良くなりたいです」とこの場を借りてしっかりアピール。

 「お酒」と答えた馬場は「撮休の前の日は飲みますね。麦焼酎のソーダ割りが好き」と告白。中村は「生ガキ」が大好きだそうで、「生ガキと白ワインが最高。『地球が終わる日に何を食べたい?』と聞かれたら、生ガキと答えます。連続で20個食べたことがあります」と話すと、あたるのが怖くて生ガキを食べたことがないという古川が、「でも明日地球が終わるのならば別にあたってもいいですね」と興味を示した。

 木村は「サウナ」と回答。「多い時は週4くらい行きます。サウナに行かないとだめな体になっています。古川さんも最近ハマっているそうなので一緒に行きましょう!」と呼び掛けると、古川は「麻璃央も好きなので、みんなで行きたい。麻璃央からサウナハットをいただける約束をしてるんですよ」と楽しそうに話した。

 黒羽は「サウナも好きですけど、一番は野球。できるのであれば、野球でメシを食っていきたいと今でも思っています。自分の好きな球団と育成枠で1年くらい契約したい。ティモンディの高岸(宏行)さんはお笑いをやりながら野球にも挑戦しますが、俳優をやりながら野球選手をやる人はいないので、面白くないですか?」と野球愛を語った。

 本作はディズニープラスでの配信も決定し、馬場は「よりたくさんの方に見ていただけるのがうれしいです。これまでに見たことのないドラマになっていると思います。映像や音楽の美しさ、2人が猛烈にひかれ合っていく姿を皆さんに楽しんで見ていただければ」と期待。

 古川は「日本のドラマでも限られたドラマしか世界配信されていないので、貴重な機会をいただけて光栄な気持ちです。全世界の方々にこのドラマを見ていただいて、何かを受け取ってもらえたら。(別の作品で)死神の役をやらせていただいてるんですが、常に死と向き合ってる状態で、死は意外と身近な存在なのかもしれないと思うことが結構あります。ユリと恋愛をしていく中で、桜夜も死と隣合わせだからこそ愛の表現が真っすぐで、2人を通して強いメッセージを残せる作品だと思うので、ぜひたくさんの方々に見ていただきたいです」と熱い思いを届けた。

 なお、本作は、テレビ神奈川(10月27日スタート 木曜午後11:00)、チバテレ(10月28日スタート 金曜午後11:00)、とちテレ(11月3日 木曜午後10:30)、テレ玉(11月3日 木曜午後11:30)、群馬テレビ(11月3日 木曜午後11:30)での放送も決定している。


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