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志尊淳、佐久間由衣、笠松将、広末涼子らが「らんまん」“高知編”に出演決定2022/08/29

志尊淳、佐久間由衣、笠松将、広末涼子らが「らんまん」“高知編”に出演決定

 志尊淳、佐久間由衣、笠松将、広末涼子らが、NHKで2023年度前期放送の連続テレビ小説「らんまん」(日時未定)に出演することが分かった。

 神木隆之介が主人公、浜辺美波がヒロインを務める本作は、日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルにした物語。明治維新から激動の大正・昭和そして未曾有の敗戦を迎えた日本が舞台となる。混乱の時代の渦中で、ただひたすら愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた富太郎の人生を基に、「日本独自の植物図鑑を編纂(へんさん)する」という夢に向かって突き進んでいく、1人の植物学者・槙野万太郎(神木)の波瀾(はらん)万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描いていく。

 今回発表されたのは、万太郎のふるさとの家族など、彼の人生に大きな影響を与える「高知編」の出演者たち。志尊が演じるのは、万太郎の生家である酒蔵「峰屋」の番頭の息子・竹雄。年が近いことから万太郎のお目付け役を命ぜられ、万太郎に振り回されつつも一番の理解者として支え続ける人物だ。そして、佐久間は、万太郎の姉・槙野綾役を演じる。気が強くしっかり者で、弟の万太郎のことを誰よりも気にかけている。幼い頃、酒蔵に迷い込んだことをきっかけに、酒造りに魅了されていく。

 志尊は「『半分、青い。』ぶりに朝ドラに出演させていただくことになり、とてもワクワクしています。とにかく今回は竹雄として万太郎を支え、志尊として神木座長を支えることに注力したいと思います。今回の舞台は高知県ということで、方言のみならず、さまざまなことが初めてですが、新たにいろいろなことに触れ、知ることができることを心待ちにしてます」と期待。

 加えて、「主演の神木隆之介くんとは公私ともに仲良くさせてもらっていて、また一緒に作品を作りたいねと、ずっと話していたので、念願がかなってとてもうれしいです。尊敬する大好きな友人の力になりたい。その思いを胸に、切磋琢磨(せっさたくま)して作品作りをしていきたいと思っています。まだクランクインしていない段階ですが、日々『らんまん』の作品について、それぞれの役について連絡を取り、ディベートをしています。とにかく楽しみです。皆さまが明日を迎えることが楽しみになるような作品作りを、微力ながら精いっぱい頑張ります。楽しみにしていてください」と神木との共演を喜び、撮影に向け準備を整えている。 

 佐久間は「前回の連続テレビ小説『ひよっこ』は、経験の浅かったまさにひよっこの私に、いろいろな経験と財産をくれた、たくさんの人に自分を知っていただけるきっかけとなった、かげがえのない作品でした。いつかまた自分を育ててくださったこの場所に戻って来れるなら、もっともっと大きくなりたいと、夢を見続けることが、いつも自分の指針になってきたような気がします」と朝ドラへの思いを語り、「そして、今回『らんまん』のお話を頂戴するご縁に恵まれ、思わず涙を流してしまうくらい生命力あふれる素晴らしい物語に、ページをめくる手が止まりませんでした。自分自身も『らんまん』という作品に感化されながら、槙野綾として、今自分が持っているすべてを詰め込みたいと思っています」と意欲を燃やしている。

 また、幼い頃から「峰屋」に出入りする蔵人・幸吉役を笠松、万太郎が幼少の頃から「峰屋」に奉公している働き者の女中・たま役を中村里帆、自由民権運動を支援する女性、通称“民権ばあさん”楠野喜江役を島崎和歌子が務める。

 笠松は「物語に幸が、皆さまの今日が吉となるよう、天真らんまんに、一生懸命演じたいと思います」と抱負を述べる。

 中村は「ずっとずっと夢見ていた朝ドラへの出演が決まり、しかもそれが地元の高知が舞台であること。これまで生きてきた中で一番と言っても過言ではないくらい、うれしい出来事です!」と声を弾ませる。 続けて「私が演じさせていただくたまちゃんは、高知の女の子っぽいなと思える箇所がいくつかあってほほ笑ましく台本を読んでいます。小さい頃よく家族と牧野植物園に遊びに行っていたので、園内に飾ってある牧野富太郎さんの優しい笑顔はずっと頭の中に焼きついていました。神木さんの柔らかくて温かい雰囲気と笑顔は、モデルの牧野さんととても似ていらっしゃって、早く早く神木さん演じる万太郎が見たくてたまりません。台本はまだ本当に序盤の方しか読んでいませんが、既に何回か涙があふれ、これを実際にキャストの方が演じられるんだと思うと、今から震え上がるくらい楽しみです」と期待に胸を膨らませる。  

 さらに「高知の大スター、広末涼子さんと島崎和歌子さんにお会いできることを考えただけで、心臓が爆発しそうなくらいドキドキしています。いつか、いつかはお会いしてみたいお二人だったので、今回それが同時にかなうと知り、もう居ても立ってもいられません。“はちきん魂”で思いっきり元気よくたまちゃんを演じ『峰屋』に少しでも明るいパワーを注ぐ存在になれたらと思います」と気合が入っている。

 島崎は「ふるさと・高知の登場人物を演じられることを光栄に思います。高知の女性はとても強くて自立しているので地でいけそうです(笑)。しっかり自分の意見を言える“民権ばあさん”、楽しみにしています。地元・高知が舞台になるのも楽しみです。牧野植物園は小さい頃から遠足などで行くので、県民にはとても親しみのある所です。牧野博士の愛にあふれた植物園を皆さまにも知ってもらえたらうれしいです。共演者はほとんど初めての方が多いので『高知のばあさん』と言われるようになりたいです(笑)」と高知県の魅力が伝えられることを喜ぶ。

 そして、学問所「名教館」の学頭で、少年・万太郎に学び続けることの大切さを教える人生の師匠・池田蘭光役を寺脇康文、病弱ながらもやっと授かった万太郎のことを誰よりも慈しみ、植物が好きな万太郎の成長を見守る母・槙野ヒサ役を広末、夫と一人息子に先立たれたため「峰屋」を女手一つで切り盛りしており、跡取りの万太郎を時に厳しく、愛情深く育てる祖母・槙野タキ役を松坂慶子が担う。

 寺脇は「初めに台本を読ませていただいた時、とにかく好きになりました。おおらかで、自然を愛し、子どもたちを、大いなる勉学へと導く男、そして、万太郎の人生に『きっかけ』を与える男です。視聴者の皆さまにも好きになっていただけるよう、楽しく、自然体で、丁寧に演じたいと思います」と役作りに触れ、「今回は、学問所の学頭という役どころなので、子どもたちとのお芝居が楽しみです。純粋な子どもたちと接することで、自分の原点に戻ることができるし、忘れていたものを思い出させてもらえます。子どもたちから、たくさんのパワーを受け取りながら、撮影に臨みたいと思っています」と撮影に向けた心境を明かす。

 加えて「共演者では、松坂慶子さん! 憧れの大女優です。親友・岸谷五朗と、作品で共演されてるのを見て、いいなーと勝手に思っていました。優しさも厳しさも持った、タキさんとご一緒できること、とてもうれしいですし、楽しみです。そして、何より子どもの頃から、よく知っている隆ちゃん(神木)の晴れのドラマということで、しっかりバトンを渡せるように、先輩として頑張ります。隆ちゃん大好き! ファイト!!!」と張り切っている。

 広末は「万太郎にとって何より大切なものを支え、励まし続ける“母の面影”はとても大事な役どころ。丁寧に演じきりたいです。牧野植物園には小さい頃、何度も足を運びました。舞台が自分の生まれ育った高知県という部分でも楽しみにしています。神木くんと初めて共演したのは、彼がまだ小学生の頃でした。あの頃のピュアなまなざしを失っていない彼だからこそ演じられる、槙野万太郎像を見られることが本当に楽しみで期待しています」と親子役での共演を心待ちにしている。

 松坂は「由緒ある酒造業を営む『峰屋』を守り、孫の万太郎を立派な跡継ぎに育てようと全力を尽くす土佐の女性を演じさせていただきます。南国土佐のさんさんとした太陽を浴びて育ったタキさんを、スケール大きく力強く演じたいと思います。どんな女性像が生まれてくるのか、とても楽しみにしております」と意気込み、「人生を前向きに元気を出して乗り越えていく朝ドラの撮影現場は、いつも活気があって楽しいです。撮影も長期にわたり、みんなで食事をするシーンも多いので(笑)、だんだん家族のように打ち解けて励まし合って撮影が進みます。そして、ドラマをご覧の皆さまも、身近に感じて一喜一憂していただいてるようで…、一緒につくっていってる感じがしてきて、心強いんです」と朝ドラならではの魅力を語る。

 そして、「『らんまん』で、楽しみにしていることは、日本酒ができる工程や、歴史などをじっくり教えていただこうと思います。神木隆之介さんとは大河ドラマ『義経』で、源氏の牛若丸と平家の時子で共演いたしました。『らんまん』では、仲良し家族になれてうれしいです」と喜びを伝えている。

志尊淳、佐久間由衣、笠松将、広末涼子らが「らんまん」“高知編”に出演決定

 豪華出演者の発表を受けて、神木は「すてきな、そして心強いキャストの皆さま、本当にうれしいです。一緒にこれから同じ時間を過ごしていけると思うとワクワクしています! まだまだ未熟者ですが、どうぞよろしくお願いします。そして、見てくださる方に、笑顔咲き誇る朝をお届けできるように、みんなで一生懸命頑張りますので、よろしくお願いいたします!」とコメント。

 万太郎の妻となる槙野寿恵子役を演じる浜辺は「志尊淳さん、松坂慶子さんは幼少の頃にご一緒させていただいておりまして、久しぶりにお会いできることをたのしみにしております。佐久間由衣さんは以前映画でご一緒させていただいてから、気にかけて連絡を送ってくださる優しいお姉さんです。すてきな笑顔で現場をさらに明るく照らしてくださりそうで、とても心強いです。初めてご一緒させていただきます、尊敬する皆さまと共にらんまんな現場を過ごせることを祈っております」とメッセージを寄せている。


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