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矢作穂香、SNSで話題の「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」で連ドラ主演2020/06/29

矢作穂香、SNSで話題の「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」で連ドラ主演

 テレビ東京では新たに「水ドラ25」のドラマ枠が誕生。その記念すべき第1作目に、7月15日スタートの「おしゃ家ソムリエおしゃ子!」(水曜深夜1:28)が決定した。さらに、矢作穂香が在京キー局連続ドラマ単独初主演を務め、富田望生、MEGUMIがレギュラー出演することも分かった。

 同ドラマは、2015〜16年にかけてWEBマガジン「Yahoo! 不動産おうちマガジン」暮らしとカルチャーを紹介する「ROOMIE」で連載されていた、かっぴー氏による人気WEB漫画が原作。Facebookのシェア数が2万を超え話題になり書籍化され、著名人のファンも多い。

 主人公は、おしゃれ一族“イエーガー家”の一人娘、イエーガー・おしゃ子。おしゃれに関する英才教育を受けてきた“おしゃ家ソムリエ”のおしゃ子は、ある理由のために25歳の誕生日を迎えるまでに、おしゃ子が認める「おしゃ家(いえ)」に住む理想の男性を見つけなければいけない。しかしおしゃ子の理想は高く、男性の家にお持ち帰りされては、その毒舌で強烈なダメ出しを繰り返す。誰もが分かると共感できる「あるあるネタ」や、独特すぎる「おしゃ子語録」など、絶妙なツッコミが痛快。笑えて、リアルなのにぶっ飛んでいる、おしゃ子ワールドが展開する。

 主人公のおしゃ子を演じる矢作は「インテリアについての指摘とかが、なるほど!と思えて、発見が多く読み応えのある台本で、撮影がとても楽しみになりました」と台本を読んだ感想を語り、「(おしゃ子は)自分の信念をしっかり持っていて、インテリアに対する熱い気持ちだったり膨大な知識だったり、何かに長けているってすごいなと思いました」と演じる役柄に触れた。

 そして、家へのこだわりについて「今は実家に住んでいて、もともと和室の部屋なんですけど、自分の部屋の壁を自分で塗ったり、押し入れをベッドにしたりなどDIYをしました! ほかにもベランダにウッドデッキを作って、カフェみたいにしたりとかもしています。おしゃ子まではいかないですが、自分なりのこだわりを持って自分自身の手ででおしゃれな空間を作るのが好きです」と自身の経験も明かし、「おしゃれなおうちが大好きなおしゃ子と男性のお話で、何かしら皆さんに共感する部分があると思います。パロディ的な部分もあるので、気軽に笑いながら見ていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。

 ドラマオリジナルのキャラクターで、おしゃ子の親友である金荷くすきに扮(ふん)するのが富田。理想の体を持つ男としか付き合えない“筋肉ソムリエ”だ。「おしゃ子なので、てっきり洋服とかのおしゃれが好きな方かと思いきや、意外な角度を突いた作品だなと思いました。痛快な作品で、女性目線としてはもっといけ!と思いながら台本を読んでいました。男性はちょっと痛いところを突かれるかもしれないですけど(笑)」と本作の内容に触れた。

 また、役どころについて「自分はあまり筋肉に重きを置いていないですが、でもそういう女性って絶対いるよな〜って思いました。おしゃ子とはジャンルは違えど、一つのことに対して重点的にいろいろ意見を出すってところにおいては、ベクトルが一緒で、だから仲良くカフェでしゃべれるんだろうなと思いました」と分析。

 自身の家のこだわりポイントは「小さいサボテンとか、観葉植物を置くことです。あとは花瓶にお花を一輪入れたりとかして、目の癒やしにしています」と明かし、現在こだわっていることについて「ファッションには結構こだわっています。スニーカー一つでも線が入っているのと入ってないのとがあったり、色が微妙に違ったり、本当に一個一個違うんですよ。まだ理想のものに出合えてなくて、いろんな物を見て、この間のこことここが混ざってたらなぁとか思ったりします。ゆくゆくは自分で作りたいですね!」と語った。

 おしゃ子とくすきの行きつけのカフェ「カフェ・ド・イキッケ」の店長・館壱めう江を演じるMEGUMIは、「タイトルにインパクトがあって、かわいい作品なんだろうなと思ってワクワクしました。無印良品を使っている男とか、ローランドさんみたいな人だとか、今の時代を表す具体的な言葉がたくさん出てきて、後から振り返った時に令和の初頭ってこういう感じの時代だったなって思えるような作品だと思います」と紹介。

 役どころについては「つかみどころのない風のような女の人で、今まで自分が演じたことのない役柄なので、自分の中ではチャレンジでした。でも監督と話しているとほぼほぼ話を盛っていてうそということなので、中身がないらしいです(笑)。その絶妙なバランスで表現できたらいいなと思っています」と意気込む。

 家へのこだわりは「1960年代のアメリカの家具がすごく好きで、家はビンテージのものばかりなんです。旅行に行った時に、その土地の骨董屋さんとかアンティークショップとかで、置物や絵を買うのが好きです。レトロなものが好きなのでそういう感じでまとめているつもりです」と明かした。

 さらに、「世界観がかわいいので、女性の方は見ていてワクワクするんじゃないかな思います。毎回、恋愛を繰り広げていくんですけど、おしゃ子は自分から恋愛を切り開いていっているのが今どきでいいなと思います。インテリアとかファッションとかそういう楽しみを感じていただきつつ、自分からどんどん恋愛を切り開いていくおしゃ子の姿を見て、一緒に頑張ってもらいたいです」と作品の見どころを語った。

 原作者・かっぴー氏は「『おしゃ家ソムリエおしゃ子!』は、僕が最初に出した本で、発売して4年以上経っています。その後、シリアスな『左ききのエレン』などを描き始め、今ではすっかりギャグ漫画は描かなくなりました。SNSやブログでも真面目なことしか言わなくなって久しい現在、よくもまぁ一番恥ずかしいタイミングでドラマ化してくれるなと。正直に言います、めちゃくちゃ恥ずかしいです。ふざけ散らかした内容です。非常に徳が低い内容です。本当に大丈夫かと久しぶりに単行本を読み返しましたが、死ぬほど笑いました。めちゃくちゃ面白いです。おしゃ子、大好き。ぜひ見てください」とアピールしている。


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