バドミントン“オグシオペア”小椋久美子&潮田玲子が思わず涙。今だから話せる思いとは?2022/08/22
テレビ朝日系では、8月22日から28日まで、バドミントン世界一決定戦「世界バドミントン東京2022」を放送。史上最強の日本代表選手たちが世界の頂点を目指して戦いを繰り広げる今大会を“応援キャスター”として伝えるため、14年ぶりにタッグを組む“オグシオペア”こと小椋久美子と潮田玲子の2人が開幕を前に対談を行い、現役時代から現在までを振り返って、知られざる本音を語り合った。
潮田が待つ空間に小椋が現れ始まった今回のスペシャル対談では、“オグシオブーム”に沸いた現役時代に感じていたことや、今だから話せること、それぞれが相手に抱いていた思いなど、2人だけのトークで当時を振り返る時間が流れていった。
小椋は「ブームが高まりすぎて取材が殺到し、練習時間が割かれてしまうことが嫌で、一度泣きながら訴えたことがあった」と当時を回顧。「その後くらいから玲ちゃん(潮田)が前面に立って取材なども受けてくれて…」と感謝すると、潮田も「おぐっち(小椋)と私は試合前のウオーミングアップからタイプが違って、おぐっちは自分の世界にしっかり入るタイプ。見ていてしんどそうだなって感じていた」と振り返り、「私はオンオフ切り替えるのは楽な方だったから、私ができることならやろうと思ってたよ」と笑顔で当時の心境を明かした。
また「自分たち2人だけしか分かり合えない、みたいな気持ちはあったよね…」と、熱狂的なブームの裏に隠された苦悩があったことも告白。さらに、北京オリンピック(2008年)を前に調子が上がらなかったことへの焦りや試合への恐怖感など、メンタル的にもすごく追い詰められていたことなども語った。
潮田からの「あの当時の自分になんて声をかけてあげたい?」という質問に、小椋は、北京オリンピック後、期待に応えることができなかったことを悔み続け「振り返りたくない」とまで思っていたことを明かした。すると、それを聞いた潮田も当時の思いがよみがえったのか気持ちがあふれ、思いがけず涙を見せる潮田に「やめてよー。私まで泣けてくるじゃん!」と思わずもらい泣き。「メダルを取らないといけないと思い過ぎていたね」と、14年がたった今だからこそ掛け合える言葉で、かけがえのないパートナーをねぎらった。
オリンピック後、それぞれが自身の中で苦しんでしまったからこそ、これまでお互いに“あえて”語ることがなかった14年後に知った本当の思い。初めて小椋から真相が語られたことで、潮田もまた当時の素直な気持ちを吐露。「あんなに背負わなくてもよかったんだよね。“国民の皆さんのために”くらいの気持ちだったもんね(笑)」と、14年後の今、2人は初めて北京オリンピックを笑顔で振り返った。
ほかにも海外でのエピソードやけがをした時のこと、お互いについて思っていたことなども回顧。「いろんな思い出がよみがえってくるね」と笑顔で語りつつ、“オグシオブーム”当時に、お互いが抱いていた思いをあらためて確認し合えたことを喜んだ。
この小椋と潮田のスペシャル対談の模様は、同局公式YouTube「背番号5」(https://www.youtube.com/channel/UCI-w8qGuG4PlmZ25m9x_Q_A)と同局バドミントンの公式Twitter(https://twitter.com/ex_badminton)、その他TVer、テレ朝動画などでも随時配信中。ここでしか見ることができない“オグシオ”の真実が視聴できる。
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