SixTONES「バリューの真実」でドラマSP。森本慎太郎が念願の教師役&松村北斗の六石家が再び集結!2022/08/17
SixTONESがMCを務める、NHK Eテレの「バリューの真実」(火曜午後7:00)。8月30日の放送では、ドラマスペシャル「“あした”が怖いXデー」を放送する。
同番組は、SixTONES(ジェシー、京本大我、松村北斗、髙地優吾、森本慎太郎、田中樹)が10代に寄り添い、「悩み」や「困っていること」「自己肯定感の向上」に役立つ情報などを、ランキング、実験、ドキュメンタリー、ドラマなどで、“この番組にしかない高校生が求める等身大の情報”を届けていく。
長い休みの後、学校や職場に行くことが不安だったり、憂鬱になってしまったり…今回はそんな“あした”が怖い気持ちに寄り添い、生徒、家族、教師に取材したエピソードを基に、8月31日を迎えた10代や大人が抱えるモヤモヤをドラマ化。2本のドラマを通して感じたことなど、SixTONESが思い思いにトークを展開する。
ドラマ①「夏の終わりに、星を見る」では、森本が新米高校教師役を演じる。教師の海里正義(森本)は、夏休み最終日に生徒たちを誘い、星を見たり花火をしたり、最高の思い出をつくろうと張り切っていた。そこに生徒の1人・荻野俊太(深田竜生)の姿がないことに気付き、最近俊太が部活を辞めたことも聞いて驚く海里。急いで俊太の家に向かい、学校へ行こうとしつこく誘うと、俊太は海里に思いがけない言葉をぶつける。
ドラマ②「夏休みが終わる〜六石家物語~」では、レギュラー直前スペシャル(3月29日放送)で放送した長男・松村北斗の六石家が再び登場。8月31日の夜、六石家の食卓に並んだごちそうにハイテンションの長男・和樹(松村)。しかし、明日から学校に行くのが憂鬱だと言う兄弟(斎藤さらら、高村佳偉人、新津ちせ)たち、さらには父(長谷川朝晴)が「会社を辞める」と言いだして六石家は大混乱に。家から抜け出した父を捜し回る和樹は、立ち寄った理髪店でこの状況を打ち明けると、店主(甲本雅裕)から「このモヤモヤに年齢は関係ない」と言われ、父の気持ちに寄り添い始める。
ドラマを見たメンバーは、ラストシーンで大興奮。「しびれましたよね!」(松村)、「いやまさかだよね!」(ジェシー)、「俺もしびれたね、昔のKinKi Kidsさんのドラマみたいだなって。懐かしい感じを味わわせていただきました!」(髙地)、「もしかしたらあの学校と六石家が同じ世界に存在しているかもしれないし、楓(六石家の長女)ちゃんが実は慎太郎の生徒かもしれないし」(松村)、「そうそう! 僕も六石家の中に加わっちゃおうと思っちゃいますよね! 何かで行きたいなと思います! 勝手に家に上がり込んじゃおう!」(森本)と盛り上がった。
収録を終えたジェシーは「憂鬱だと思った時こそ成長するタイミングだと思うので、そこをチャンスだと思って、その時間をみんなと共有して成長してもらえたらいいなと思います。僕たちもこの経験を経て成長できているので、今後も爆発的な何かを伝えられたらと思います!」と前向きな姿勢を見せる。
京本は「ドラマって押しつけている感じがなくて、自然に伝わる手法だと思うのですが、今回のドラマもナチュラルに、しっかりした題材のもと描かれているので、僕たちにとってもめちゃめちゃ学びがあるし、気付きがありました。憂鬱にはいろんな理由がきっとあるし、自分だけじゃ解決できないことってたくさんありますよね。でもドラマにあったように、周りに支えてくれる人、気付いてくれる人がたくさんいると思うので、そういう人がいたら、解決策やヒントなど何か手掛かりを見つけて、少しでも前に進めるはず。1人で考えすぎないことが一番だと思います」とメッセージを寄せる。
松村は「今回のドラマは、どちらもこの番組の在り方を示しているようだと思いました。僕たちは一応高校を卒業した身として『教えてあげるよ』という立場だと思われるかもしれないけれど、ドラマに出てきた先生や親と一緒で、一緒になって悩んで一緒になって成長している途中です。高校生の16才から18才という年齢を通ってきたから共感できることが多いというだけで、ドラマの先生も親もみんな横並び。そんなことが伝わるかなと思いました」と感想を伝える。
髙地は「僕たちは、今年齢的に先生でもおかしくないし、役職でも責任のある立場かもしれない、そう考えると、大人になった今でも気持ちは高校生の時と何も変わってないんだなと、自分の中で気付きました。『大人だからしっかりしなきゃ』と思うより、『中身はいつでも高校生と変わってないよ』と、高校生の皆さんに分かってもらえることに意味があるのかな、と思います」と自身の思いを口にする。
「高校生の頃の夢が教師で、いつかドラマで教師役を演じたいと思っていたんです! まさかこの番組で初めて経験できるとは思わず、すごくうれしかったです」と喜ぶ森本は、「生徒の悩みに相談に乗って、自分も悩むという、すごくいい経験だったし、面白い内容でしたね! 高校生役で出演していた子たちも実際の高校生で、自分が教師だったらこういう関係性で、こう思うんだなということも感じました」と撮影を振り返る。そして「今回のドラマは、教師と、家族の中でのパパの悩みでしたが、ドラマを通して大人や教師もこういうこと思っているんだなって、僕は思いました。大人でも学生でも、人間みんなそう思うんだから、深く考えすぎるんじゃないよって。憂鬱に思うことが正解でも間違いでもないし、みんな思っていて、自分だけじゃない。この放送を見て、何を感じるか人それぞれですが、少しでも支えられるような番組になったらいいなと思います」と訴える。
田中は「高校生の時の俺らも、教師だったり大人だったりする今の僕たちも、憂鬱だな、嫌だなと思うことって同じだから、すごく共感しました。僕らがメッセージを伝える立場ということではなくて、みんな同じなんですよね。分かる! 憂鬱だよねって、一緒に共感し合う立場でした。バリューのドラマは毎度毎度、クオリティーが非常に高くて、これは果たして情報番組なのかと思うほど、すてきな出演者の方々が演じてくださるので、伝えたいメッセージが伝わりやすいし、感情移入しやすくて、気付いたら作品にのめりこんじゃうような印象を毎回感じています。そのドラマの時間が今回は長いので、いつも僕たちが話す内容とは違う形で伝わるんじゃないかなと思いました」と、充実した内容となっていることをアピールしている。
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