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生駒里奈主演「OTHELLO」に原作・脚本の鈴木光司ら出演!「不思議なオーラを放ちながら弁慶のように座っていらっしゃいました(笑)」2022/07/21

生駒里奈主演「OTHELLO」に原作・脚本の鈴木光司ら出演!「不思議なオーラを放ちながら弁慶のように座っていらっしゃいました(笑)」

 ABCテレビとテレビ神奈川(tvk)で放送される連続ドラマ「OTHELLO(オセロ)」(ABCテレビ=7月24日スタート・日曜深夜0:25 、初回は深夜0:50/tvk=7月26日スタート・火曜午後11:00)で、原因不明の怪奇現象を突き止めるために立ち上がる謎のキャラクターたちのキャストが発表となった。

 物語は、大阪の通天閣近くの薄汚れた雑居ビルに稽古場を置く小劇団「ENGINE」が舞台。看板女優の山口麻依(生駒里奈)をはじめ、若い劇団員たちは東京公演を間近に控え、寝る間も惜しんで稽古に励んでいた。今回挑んでいるのは、劇団の代表作「DICE」。10年前に初演を行い、初の東京進出を果たした劇団にとって思い出深い作品で、座長の重森(橋本じゅん)も普段以上に気合が入っているが、劇団員たちの芝居の出来に納得がいかず不満を募らせていた。そんな中、麻依は劇団事務所の資料庫で「DICE」と書かれた1本のVHSビデオテープを発見する。そこには10年前の初演時の稽古風景が収められていたが、その映像を見た途端、麻依たちの周囲では不可解な怪奇現象が起こり始める。

 この怪奇現象の原因を突き詰めて、あわよくばバズらせたいと狙うオカルト動画で月500万円以上を稼ぐ有名インフルエンサー・松原タニシを、松原タニシ本人が演じる。松原は、“事故物件住みます芸人”として、大阪、千葉、東京、沖縄など15軒の事故物件に住み、その経験を生かして怪談イベントや執筆活動を行っている。2018年に発売した初の著書「事故物件怪談 恐い間取り」はベストセラーとなり、20年に中田秀夫監督、亀梨和也主演で映画化も果たした。

生駒里奈主演「OTHELLO」に原作・脚本の鈴木光司ら出演!「不思議なオーラを放ちながら弁慶のように座っていらっしゃいました(笑)」

 松原は「“事故物件住みます芸人”という役どころを、“事故物件住みます芸人”が演じるという、現実なのか虚構なのか自分でも分からなくなる不思議な体験をさせていただきました。果たしてどっちが本当の自分なのか。そして僕はどうなってしまうのか。お楽しみに!」と視聴者にメッセージを送っている。

 そんな松原について、主演の生駒は「服が個性的で、なおかつお芝居も個性的で、ドラマに独特の彩りを与えてくださいました。ひょっこり出てくるシーンでご一緒したのですが、登場シーンがホラーでした(笑)。次は怖い話をたくさん聞かせてください!」と印象を述べている。

 また、劇団主宰の重森が連れてきた怪奇現象を止めるための“最後の切り札”で、特徴的なハイトーンボイスで除霊グッズを高値で売りさばくうさんくさい修験者・鐘尾磨久須に市川九團次が扮(ふん)する。11代目市川海老蔵の一門として歌舞伎役者として活躍する一方、20年の鈴木光司作品「あの子が生まれる」(FOD)で映像作品にも進出し活動の幅を広げている。

生駒里奈主演「OTHELLO」に原作・脚本の鈴木光司ら出演!「不思議なオーラを放ちながら弁慶のように座っていらっしゃいました(笑)」

 市川は「この暑い夏にふさわしい?ホラーでございますが、昨今あるホラーとは一味違うドラマになっていると思います。物語の中盤に登場する鐘尾磨久須は、霊能者でありますが、どこかインチキくささの一面も持ち合わせたお役で、劇団員の恐れ苦しみの日々の中で、切り札として投入されます。実際に磨久須の祈祷や水晶、そして、護符がどのような効力を持つのか! 演技に対しキャストスタッフが一丸となり、役者として、最高の時間を味わわせていただきました! 今から放映が楽しみでなりません! どうぞお楽しみに!!」とアピールした。

 そんな市川に、生駒は「目力とセリフの強さがすごすぎました!! 一つ一つの言動が歌舞伎の作品から出てきたようなインパクトで、間近で見ることができてうれしかったです」と圧倒された様子。

 そして、劇団の怪奇現象のうわさを嗅ぎつけ山奥から降りてきたという、なぜか右手に自撮り棒を持った正体不明の霊能者・太田無軌道を演じるのは、本作の原作・脚本を担当する小説家・鈴木光司。「リング」や「貞子」シリーズで社会現象を起こし、ハリウッド映画化も果たしたジャパニーズホラーの巨匠が、自ら体当たりの演技を魅せる。

生駒里奈主演「OTHELLO」に原作・脚本の鈴木光司ら出演!「不思議なオーラを放ちながら弁慶のように座っていらっしゃいました(笑)」

 映画やドラマで1シーンのみ監督や原作者が出演することを“カメオ出演”というが、実は鈴木は、自身が原作の映像作品にカメオ出演が多いことでも知られる。「映画『らせん』では“遊園地で子どもとたわむれる父親”役、映画『アイズ』では“呪われて死ぬバスの運転手”役、連続ドラマ『あの子が生まれる』では“大病院の院長”役を演じて好評(?)を博してきた。今回、満を持して挑戦するのは、正体不明の霊能者“太田無軌道”役である。アドリブでセリフを増やしてまさにやりたい放題……もはやカメオの域を越えてしまった。無軌道な小説家が演じる太田無軌道なだけに、鬼気迫るものがあるぞ」と重鎮作家の貫禄を感じさせる姿でコメントしている。

 その様子を見た生駒は「初対面が衣装を着られた状態で……ホラー界の巨匠らしい不思議なオーラを放ちながら弁慶のように座っていらっしゃいました(笑)」と謎に満ちた雰囲気を感じたことを明かした。

生駒里奈主演「OTHELLO」に原作・脚本の鈴木光司ら出演!「不思議なオーラを放ちながら弁慶のように座っていらっしゃいました(笑)」

 そして、いよいよスタート間近となったドラマの120秒PR動画も公開された( https://youtu.be/2yMaj1RH_E0 )。最後に生駒は「キャストの皆さん本当にすてきな方々で、ホラー作品ではありますが、笑い声や、芝居についてのディスカッションが絶えない現場でした。皆さんとご一緒することができて本当によかったです! ドラマ『OTHELLO』、お楽しみに!」と呼びかけている。


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