須賀健太、村瀬紗英、窪塚愛流、織田梨沙らが生駒里奈主演「OTHELLO」に出演2022/07/13
ABCテレビとテレビ神奈川(tvk)で7月にスタートする連続ドラマ「OTHELLO(オセロ)」(ABCテレビ=7月24日スタート 日曜深夜0:25 、初回は深夜0:50。tvk=7月26日スタート 火曜午後11:00)で、物語の鍵を握るメインキャストが発表となった。
ドラマの原作脚本を手掛けるのは、「リング」「貞子」シリーズでジャパニーズホラーというジャンルを確立した巨匠・鈴木光司氏。鈴木氏の書き下ろし最新作は、小劇団を舞台に、怪奇現象をきっかけに複雑に絡み合う人間模様を描いたホラーサスペンスとなる。
大阪の通天閣近くの薄汚れた雑居ビルに稽古場を置く小劇団「ENGINE」。看板女優の山口麻依(生駒里奈)をはじめ、若い劇団員たちは東京公演を間近に控え、寝る間も惜しんで稽古に励んでいた。今回挑んでいるのは、劇団の代表作「DICE」。10年前に初演を行い、初の東京進出を果たした劇団にとって思い出深い作品で、座長の重森も普段以上に気合が入っているが、劇団員たちの芝居の出来に納得がいかず不満を募らせていた。そんな中、麻依は劇団事務所の資料庫で「DICE」と書かれた1本のVHSビデオテープを発見する。そこには10年前の初演時の稽古風景が収められていたが、その映像を見た途端、麻依たちの周囲では不可解な怪奇現象が起こり始める。
演出家を夢見て、親に内緒で演劇活動に没頭し、同じく親に内緒で女優を続ける麻依にひそかに思いを寄せている大学生・遠山雄一を演じるのは須賀健太。須賀は「自分も日頃舞台に立たせていただく身として感情移入しやすい部分が多かったです。生駒さん演じる麻衣との恋愛未満の甘酸っぱい掛け合いも注目ポイントです! キャスト・スタッフの皆さんと支え合いながら駆け抜けた作品です。今年の夏は『OTHELLO』で涼んでください!」と呼び掛ける。
麻依のよき理解者で親友で、自らも劇団の若手女優として活動し、夜は実家のお好み焼き店で働く苦労人である竹村ひとみに扮(ふん)するのは村瀬紗英。「ひとみは大阪出身の長女というキャラクターで私自身と重なる部分があったので、お話をいただいた時は自分が演じられることがとてもうれしかったです」と明かす村瀬は、「常に周りを見ていて、人のために動ける、そして一歩引けるひとみの強さはすごくカッコよくて演じながら見習いたいなと思いました。あと人生で一番明るい髪色に染めました! 撮影期間はすごく楽しく濃い日々で、私にとっても忘れられない夏になりました。皆さんぜひ、劇団の行く末を見届けてください。そして見終わった後、劇団「ENGINE」のファンになってくれていたらうれしいです!」と笑顔で語ったメッセージを寄せる。
個性的な稽古着に身を包んでラップやおバカな発言を繰り返し、周りをあきれさせる半面、いざとなれば男らしく頼りになるところもある劇団「ENGINE」随一のムードメーカー・有坂徹役は窪塚愛流が務める。窪塚は「『OTHELLO』は僕自身初のホラー出演作となりました。僕は、幼い頃から今も変わらずホラーがとても苦手です。ですが、今回のお話をいただいた時『挑戦してみたい!』と心の底から思いました。理由はストーリーにひかれた部分ももちろんありますが、シンプルにどんなふうに撮影するのだろう?と、作品の仕上げ方にも興味を持ちました。今年も猛暑の日々が続きますが『OTHELLO』を見て楽しい夏の夜に汗をかき、涼んでください(笑)」と意気込み十分で挑んだことを明かす。
劇団の追加オーディションで類まれなるダンス力を見せ、全会一致で入団が決まるも、麻依のことをなぜか目の敵にしており、主役の座から引きずり落とそうと企む新人女優・浅田エリカを演じるのが織田梨沙。織田は「怖いシーンの撮影の中でも思わず笑ってしまう場面があったりと、ホラーの中にもクスッと笑えるような要素も散りばめられた作品になっていると思います。ミステリアスな雰囲気を漂わせるエリカがこの作品のいいスパイスに感じていただけたらうれしく思います!」との見どころをアピールする。
また、麻依の姉・真理子(生駒・2役)が、自らの体をいたわることより舞台で生きることを選び、病でこの世を去ったことで、演劇に対して強い拒否反応を持つ麻依の母・山口恵子に扮する伊藤かずえは、「長女を病気で亡くし、次女の麻依まで亡くなるかもしれないと不安を抱えています。主演の生駒里奈さんとは初共演でした。とても気遣いの細やかでかわいらしい方でした。この作品の放送をとても楽しみにしています」とコメント。
そして、初めて東京進出を果たした代表作「DICE」に人一倍愛着を持ち、今回の再演にその強い情熱を注ぎ込む劇団「ENGINE」の主宰者であり演出家・重森孝久役を担う橋本じゅんは、「ホラーコメディー!! 面白そう!と思いつつ、ふと気付いた水と油感覚。矛盾するこのホラーとコメディーをどう融合させるのか? 実に楽しい作業になりました。特に『貞子』や『リング』でおなじみの鈴木光司先生との異種格闘技戦は本当に今思い出しても笑える思い出で…あ、ネタバレでしょうか? バレてしまってはしょうがねえ!って粋な感じでお贈りいたします」と期待感をあおっている。
さらに、本作の主題歌は、音楽ユニット・DUSTCELL(ダストセル)のMisumiがドラマのために楽曲を書き下ろし、ガールズグループ・FAKYのメンバーであるHina&Takiが歌い上げる。
「普段、FAKYとして5人で表現する音楽とはまた違う、新しい音楽にTakiと2人でチャレンジできて、とてもいい経験になりました。ドラマのストーリーに沿った歌詞になっているのですが、歌いながら幽霊の気持ちが少し分かった気がして切なく、苦しくなりしました。皆さんにもドラマと合わせて楽しんでいただけるとうれしいです」とHina。一方のTakiも「主題歌を担当させていただけることをとてもうれしく思います。また同時に『OTHELLO』の一部になれることに感謝しています。この楽曲はドラマに基づいたホラー要素と、ポップさが混じったエッジがスパイスになっています。私自身こういった楽曲に挑戦するのは初めてですが、ドラマを見ながら、曲を聴いていただいて、歌詞に隠れている意味などさまざまな視点から楽しんでいただけたらうれしいです」と喜びを語っている。
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