永瀬廉、「新・信長公記」で共演の“同期”西畑大吾は「いい友であり、よきライバル」2022/07/11
日本テレビ系で7月24日にスタートする連続ドラマ「新・信長公記～クラスメイトは戦国武将～」（日曜午後10：30＝読売テレビ制作）の制作発表会見が行われ、主人公の織田信長役を務めるKing ＆ Princeの永瀬廉をはじめ、日下部みやび役の山田杏奈、豊臣秀吉役のなにわ男子・西畑大吾、明智光秀役の萩原利久、上杉謙信役の犬飼貴丈、伊達政宗役の三浦翔平、武田信玄役の満島真之介、徳川家康の小澤征悦が出席した。
本作の原作は、甲斐谷忍氏によるコミックス「新・信長公記～ノブナガくんと私～」（講談社「ヤンマガKC」）。誰もが知る戦国武将のクローン高校生たちが大集結したとんでもない学校を舞台に、くせ者ぞろいの英雄たちが、学園のてっぺんを目指して大暴れする学園天下獲りエンターテインメントだ。
永瀬は「ジャニーズ事務所の中でも、たくさんの先輩方が信長役を演じてこられていて、その中で本作は史実とはちょっと違うような織田信長っていうのもあり、僕だけの織田信長というものを見つけ出しながら、しっかり最後まで演じていきたいなと思っています」と自分らしさを出しながら、個性的な役柄に向き合っていくことを誓う。
人たらしである秀吉役を演じる西畑は「（役柄と同様に）ぜひともこの個性豊かな皆さんに愛されるような、秀吉でありたい。頑張っていきたいなと思っております」と意欲を燃やす。そして、同期で、関西ジャニーズJr.時代には同じグループに所属していたこともある永瀬と西畑は、永瀬いわく「ジャニーズの中で一番ぐらいに仲がいい」のだとか。映像作品では今回が初共演となるが、永瀬は「大吾が現場に居るって、やっぱり安心感もありますし、最近、なにわ男子がグイッときてるんで、King ＆ Princeとしても、やっぱいい友であり、よきライバルでありっていう認識の中でやっています。でも現場の中では1人の友達として接しています」と関係性を明かす。
一方の西畑は「なんか撮影現場にいる廉っていうのが想像できなかったんです。プライベートの廉しか知らなかったので。でも現場の廉を見て、自然体でいるのがすごくよかったと思いました。取り繕うことなく、普段のままの廉でいたので、友達として安心しましたし、すごく大人になったなって感じましたね。この記者会見でも、（小澤のことを）ゆきちゃんって呼んでいて、人見知りだったのを知っているので、びっくりしました」と永瀬の変化について語った。さらに、2人の共演にファンが喜んでいることを聞いた永瀬は、「（友でありライバルである）僕らの関係は一生変えたくない関係ですね。ドラマでも多く絡んでいるので楽しみにしてください！」とアピールした。
また、会見では、満島と小澤が現場のムードメーカーであることが判明。冒頭のあいさつで、満島が「King ＆ Princeの満島真之介です」と自己紹介すると、永瀬は「違うし！ 真之介さんがキンプリだったらキャラが濃すぎて渋滞しちゃうので」とすぐさま否定。続く小澤も「King ＆ Princeの小澤征悦です」とあいさつすると、西畑が「（キンプリが）3人おった！」とツッコみ、永瀬は「（小澤と満島）2人は一緒にいるべきじゃない（笑）」と自由なふるまいの2人をけん制していた。
さらに、小澤と満島は、深夜に及んだ撮影で、若手メンバーの疲れが見える中、2人でなかやまきんに君のものまねをするなどハイテンションで過ごしているとスタッフからタレコミが。「パワー！」と2人が再現する中、きんに君が、アーノルド・シュワルツェネッガーの英語の発音のネタをやっていることから、それを小澤にやってほしいと永瀬がお願いすると、逆に永瀬がやってみせることに。まさか自分に振られると思っていなかった永瀬は「エグいって」と困惑しながらも披露。加えて現場からのタレコミで、永瀬と小澤が“全力あっちむいてホイ”をやっていたことが発覚すると、2人はそれを再現。現場では「れんちゃん、ゆきちゃんと呼び合っている」という2人をはじめ、和気あいあいとした雰囲気でチームワークのよさを感じさせた。
質疑応答では、永瀬に対し、今回の登壇者の中で、「1日だけKing ＆ Princeのメンバーにするなら誰」という質問が。永瀬は「ゆきちゃんと真之介さん以外でお願いします。ほかの皆さんは誰でも来てもらいたいです。2人からは破滅のにおいしかしない」とコメントすると、小澤は「俺らがいたら楽しいよ」とにっこり。満島が「なにわ男子なら？」と西畑に問いかけると、「なにわ男子なら、真之介さんとゆきちゃんですね。2人にはなにわ感があるんですよね。盛り上げてくれそうだし。真之介さんは、うちのリーダーと一緒のにおいがする。（永瀬「大橋和也ね」）そう大橋と。太陽の2人っていう感じなので」と歓迎。「現場で『俺たちなにわ感あるよ』って言ってた」とまんざらでもない様子の2人だったが、小澤は「でも大ちゃんごめん、俺キンプリに入りたい」と本音をこぼし、西畑は「フラれたんかい！（笑）」と残念がった。
現場でのエピソードを尋ねられると、萩原が「日々面白いことがあるんですが、結局、真之介さんと、小澤さんの印象しか残らず帰っている」とコメント。永瀬は「分かる！ いい意味で、記憶にこびりついて、磨いてもとれないんですよ」と笑うと、小澤は「キンプリの記憶にこびりつくんだったらうれしいよな」と喜んでいた。
最後に、永瀬は「このドラマは、下が18歳、上がゆきちゃんの48歳ですごい年の差の中、15歳という同級生を演じているところが、一つの注目ポイント。やっぱり武将戦なので、この個性が強い皆さんが武将を演じることによって、よりキャラが強い武将にもなっていますし、戦いの面でも武力だけでなく、知力っていう頭を使う部分でも、いろんな見せ方の戦いっていうのもありますし。僕ら自身も台本読んでいて、『へぇ～』って思うような、豆知識じゃないですけどそういう知識も入ってきたり。日曜日からいい意味で、『何見てんだよ』って思うような緩い部分もある。その緩さがちょうどいいドラマだと思います。ジャンルでいうと、本当に『新・信長公記』という新たなジャンルだなって思ってるぐらい、僕の中では衝撃的な作品。ですので、皆さまにもいい意味で、印象にこびりつくようなドラマになってるんじゃないかなと思います」と熱く語った。
会見では、ドラマの主題歌がKing ＆ Princeの新曲「TraceTrace」となることも永瀬から発表された。
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