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竹内涼真、「六本木クラス」撮影に手応え十分。 “6C”ポーズのムチャぶりに「なんか僕がスベったみたいなんですけど(笑)」2022/06/30

竹内涼真、「六本木クラス」撮影に手応え十分。 “6C”ポーズのムチャぶりに「なんか僕がスベったみたいなんですけど(笑)」

 韓国ドラマ「梨泰院クラス」を日韓共同プロジェクトの下でリメークし、テレビ朝日系で7月7日にスタートする連続ドラマ「六本木クラス」(木曜午後9:00)の制作発表記者会見が行われ、主演の竹内涼真、ダブルヒロインの新木優子、平手友梨奈、竹内の宿敵役となる香川照之が登壇した。

 竹内演じる宮部新による、自分を絶望の淵に追いやった香川演じる「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂への復讐(ふくしゅう)劇が一つの軸となって物語が進行していく本作。「昨日もバチバチのシーンを撮影しました」と語る竹内だが、「現場では、香川さんがアイデアを出してくださったり、お芝居を投げかけてくださって、いろんな球を受けて。すごくいいセッションができています」と充実した様子を見せる。

 香川も「本読み、顔合わせの段階から竹内さんの宮部新に対する役作りにブレがなくて、すごく準備をされてきたんだなと感じていました。現場でも、感情は動くんだけども、すごく1本心(しん)の通った姿勢なので、竹内さんを軸に僕がその周りを回っていると感じていますし、相対しているといろんな時間の流れを感じられます」と竹内の姿勢には感心していると語る。

 さらに「ご覧の通り、僕と竹内さんは非常に身長が違いますので、ツーショットは大変なんです。でも、僕は思ったほど身長の違いを感じないんですよね。もちろん竹内さんはものすごく身長が高いんだけれども、『六本木クラス』の力なんでしょうか、不思議と身長の違いを感じることなく撮影をしております」と、作品の強い力に後押しされながら撮影を進めていることを明かした。

 また、本作の舞台である東京・六本木での撮影について、新木が「新と平手さん演じる麻宮葵、そして私が演じる楠木優香の3人で六本木の街を走るシーンがあったのですが、車を確認しながら赤信号を気にしなくてはいけないなど、六本木での撮影ならではの大変さを痛感しました」と苦労を挙げると、平手も「私もあのシーンの撮影は印象的でした」と続けた。

 そして、会見では撮影スタッフからキャスト陣に関するタレコミ情報も披露された。「六本木クラス」にかけて、両手で“6”と“C”と作る“6C”ポーズを作ったそうだが、「竹内さんはそのポーズができない」というタレコミに対して、竹内は「そんなことないですよ!」と実際にポーズを披露。“C”の向きが逆になるなどやや怪しげではあったものの、なんなくクリア! 普通にできてしまったことから盛り上がりに欠けてしまい、「なんか僕がスベったみたいなんですけど。これスタッフさんのせいですからね(笑)」と笑顔でツッコミを入れる一幕も。

 さらに、新木についてのタレコミで「ドラマに出てくるお料理がおいしかったのか、スープをもらいに来たことがある」との情報も。新木は「新さんの店『二代目みやべ』に食べに行くシーンがあったのですが、そこで出てきたご飯がおいしくて。その後すぐお昼休憩だったのですが、ちょうど焼き肉弁当の差し入れがあって、それに撮影で食べていたスープが合うなと思って、こっそり紙コップを持ってもらいに行ったんです」とその時の状況を説明。

 すると竹内も「やっぱり『みやべ』の唐揚げだよね! 唐揚げがどんどん進化していくのが、今回のテーマです。香川さん演じる長屋の唐揚げと、僕の店が作る唐揚げが、お互いに戦い合いながら、どんどん進化していくんです。本当においしいんですよ。それぞれの唐揚げの隠し味の違いはストーリー上で明かされていきます」と本作の“食”についての見どころポイントを挙げた。

 「六本木クラス」の初回放送日は7月7日・七夕(たなばた)ということで、キャスト陣がそれぞれに願い事を発表。平手は「『六本木クラス』がいい作品になればいいなと思っています」とストレートな願いを挙げ、新木は「これ以上、暑くならないでほしい」とロケの苦労が多い撮影スタッフを気遣う願いを掲げた。竹内は「この作品が皆さんに見てもらえて、ヒットしてほしい」ということと「撮影終了までみんな健康で、いいチームワークで乗り越える」という座長としての心からの願いを明かした。そんな中、香川の願いは、なんと「4人の願いがかぶりませんように」というもので、これは見事に会見中に実現した。

 また、会見には「梨泰院クラス」原作者で、韓国版ドラマの脚本も手掛けたチョ・グァンジン氏が韓国から駆けつけた。「六本木クラス」のキャストとはこの日が初対面となるチョ氏は「とても不思議な感じがしますし、またとてもうれしくて光栄です」と印象を述べた。

 さらに「映画『響-HIBIKI-』を見て、平手さんが演じていた鮎喰響と『梨泰院クラス』のチョ・イソ(キム・ダミ)の役の感じが似ているなと思いました。イメージや演技面でも、平手さんにやっていただくと合うんじゃないかと思いました」と述べ、麻宮葵役に平手を推薦したことを説明。それを聞いた平手は「すごくありがたいなという気持ちでいっぱいです」と恐縮しきり。また、チョ氏は「平手さんをはじめ、4人のキャストの皆さんが、画面を通して見るよりも実際にお会いした方がさらにすてきだなと思いました」と絶賛した。

 会見の最後に竹内は「『梨泰院クラス』という本当に素晴らしい原作があって、それを日本でリメークさせていただけること、本当にうれしく思います。また一から新しいキャストと新しい日本のスタッフで台本を読み直して、1個1個緻密に、いいチームワークでドラマを作っています。きっと素晴らしい、楽しいドラマになると思います。7月7日はぜひ皆さま、テレビの前で見ていただけるとうれしいです」と視聴者に向け、メッセージを送った。

 会見では、「六本木クラス」の撮影の裏側を追った特別編「ウラ六本木クラス」がTELASAで独占配信されることも発表された。秘蔵メーキング映像やNG集が公開されるほか、キャスト陣が㊙エピソードを暴露する本音トークなどが配信され、地上波の初回放送後には、未公開シーンの入ったディレクターズカット版も配信する。


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