内田理央が「ロマンス暴風域」で渡辺大知に苦言を呈する姉御肌の友人に2022/06/27
内田理央が、MBS制作で7月5日からTBSほかでスタートするドラマイズム「ロマンス暴風域」（MBS＝火曜深夜0：59、初回は深夜1：19。TBS＝火曜深夜1：28、初回は深夜1：50）に出演する。
渡辺大知が主演を務める本作は、「おんなのいえ」「先生の白い嘘」「地獄のガールフレンド」など、リアルな描写で読者の心をえぐる話題作を生み出し続ける鳥飼茜氏の同名コミックが原作。非モテ人生を歩むアラサー男性・佐藤民生（渡辺）と、風俗嬢の運命の恋とその後を描いた物語だ。
原作の解像度の高い人物描写と緻密な心情描写を、ドラマ「シジュウカラ」（テレビ東京ほか）の脚本家・開真理氏と、映画「猿楽町で会いましょう」（2021年）で長編映画監督デビューを飾った児山隆監督のタッグで丁寧に映し出す。恋愛のままならなさ、そして人生の本質をえぐる共感度100%の、痛くて、刺さるビターな恋愛譚――。“ありのままの自分”を認めてほしい、愛してほしい…そんな誰もが一度が感じる思いをリアルに描いた、“恋愛弱者のロマンス”が展開される。民生と出会う風俗嬢役で、工藤遥と小野花梨が出演する。
内田が演じるのは、デザイン事務所勤務のブックデザイナーで、風俗嬢・せりか（工藤）にのめり込んでいく民生を心配する友人・芝内理加。佐藤の美大時代からの友人で結婚が控えている。姉御肌で面倒見がよく現実的な性格で、思ったことをすぐに口にするタイプ。民生から聞くせりという人物に対して懐疑的な目を向けており、彼女にのめり込むサトミンに対してたびたび苦言を呈す。民生にとって芝内は、自分ができなかった“フツー”の恋愛をして結婚ができたという点で、“自分がそうなりたかった”存在。そんな芝内に、風俗嬢との恋愛を“フツー”の価値観でとがめられ、衝突する2人。民生と芝内の会話の中にも共感しすぎて心にグサッと刺さるセリフが満載だ。
物語に触れ、「主人公が運命の人におぼれていく姿に胸がヒリヒリした」という内田は、「自分とは違うのに、友達にもいないのに、こんなにリアルを感じるのはなぜだろうと、鳥飼茜さんの作品を読むたびに思います」と心境を明かす。
そして、「私はそんな主人公・サトミンの友人の芝内理加役で、この物語の登場人物の中では一番現実主義、そして一番幸せに近い人間な気がします。渡辺大知くんとの掛け合いをたくさん楽しみたいと思います！」と抱負を述べている。
また、内田を含めたメインキャスト4人によるポスタービジュアルが解禁。せりかとなっちゃん（小野）、2人のヒロインとそれぞれ並ぶ民生は、まるで違う人間のように見える。2人との関係は“運命”なのか。「運命の恋、30分7000円。」せりかに出会い、人生が回り始めた民生が最終的にたどり着いたのは、果たして――。
また、オープニング主題歌は和ぬかの「ラブの逃走」、エンディング主題歌は、パスピエの「4×4」に決定。
和ぬかは「オープニング主題歌を担当させてもらえること、とても光栄に思います。念願のテレビドラマ主題歌なので、これまでの活動を振り返ると感慨深いです。『ラブの逃走』の自分の中にある愛に対して『逃げ去って！』と叫ぶメッセージが、ドラマの世界観と呼応すると思うので、ぜひ両方を楽しんでもらえるとうれしいです」と主題歌への起用を喜んでいる。
パスピエの成田ハネダは「『４×４（フォーバイフォー）』というタイトルは、空間や時間の流れ、変化するリズムなど、一方向からでは切り取れない感情や感覚、さまざまなことを表しています。このドラマのストーリーや、一言では表せない各登場人物の心情など、複雑に揺れ動く様相に、最後楽曲が添えられたらうれしく思います」とメッセージを寄せている。
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