神サイとRin音のコラボ曲「六畳の電波塔」リリース記念! エフエム福岡が特別番組を放送2022/06/10
エフエム福岡は6月12日に、特別番組「送受信〜福岡の電波塔から」(午後8:00、福岡ローカル)を放送。ロックバンドの“神サイ”こと神はサイコロを振らないと、ラッパー・Rin音によるコラボシングル「六畳の電波塔」が6月3日にリリースされたことを記念しておくる。
「夜永唄」がバズっている神サイは、2015年に福岡で結成され、20年にメジャーデビューした4人組。一方、福岡県宗像市出身のRin音は大学在学中の2019年にデビューした。今回のコラボは、神サイのボーカル・柳田周作が22年の初めに「Rin音と一緒に曲を作る」初夢を見たことがきっかけ。「たった一つ叶うなら、うたで世界を救いたい」の歌詞通り、柳田の真っすぐな思いをもとに、今の時世だからこそ伝えたいメッセージが込められている。
神サイは「ジュブナイルに捧ぐ」が、Rin音は「Sweet Melon feat. ICARUS」が、それぞれ20年に同局の「邦楽パワープレイ」に。神サイは21年に同局でレギュラー放送の冠番組をもったこともある。そんな彼らが生まれ育った街・福岡のスタジオで、神サイの柳田とギターの吉田喜一、Rin音が楽曲に込めた思いを語り合う。
誹謗中傷、差別、戦争…争いが絶えない今、音楽にできることとは? ラジオの役目とは? 進行役の同局・愛智望美アナウンサーを含め、出演者全員が20代という視線で、激動の時代における音楽やラジオの在り方を考える。
愛智アナは「SNSが発達し、聞きたくない言葉まで自分の耳に入ってしまう今日、何かを主張したり発言したりするのは実はものすごく勇気がいることです。そんな中、届いた『六畳の電波塔』。初めて聴いた時は目の覚めるような感覚でした。フィールドは違えど、思いを声や音に乗せて発信する人間として、そしてここ福岡で育った同士として…。私が彼らの思いをより深く掘り下げ、福岡から日本中の多くの人に向けて届けたいと強く思っています」と意気込む。
番組を担当した濱俊介ディレクターは「暗いニュースが続いて、どこか鬱屈とした気持ちが晴れない日々を過ごす中で『六畳の電波塔』を拝聴しました。どこまでも奇麗でストレートな思いを紡ぐ柳田さんと、重い現実を直視させるような切れ味が鋭いRin音さんの、対称的ともとれる歌詞。この2組の間でどのようなやりとりがあってこの曲が生まれたのか、この曲がこの世界にどのように響いていくのか、同世代としても強い関心を持ちました。福岡から、リスナーの方に少しでも何かを考えるきっかけを作り出せたらと思っています」と期待を込める。
同じく中山さやかディレクターは「お二組がラジオにも結び付いた歌詞で今の時代を歌ってくださったことにより、福岡で生まれ育ち、地元のラジオ局で働いている身として、自分たちはラジオで何ができるのだろう、とあらためて考えるきっかけになりました。20代のわれわれが思うことを素直に伝える番組を一緒に作れたらと思います」と共感した。
番組はYouTubeでも生配信。メールやTwitterでもリスナーからメッセージを受け付ける。
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