内村光良&バイキング・小峠が日本全国の爆発的な家族愛を堪能!「『ここに涙腺があるんだ』とか、それぞれのツボがある」2022/05/27
TBS系では5月29日に、内村光良(ウッチャンナンチャン)がMC、小峠英二(バイきんぐ)が進行を務めるバラエティー「今日もドッカ~ン!家族愛が爆発だ!GP」(午後2:00=MBS制作)を放送。番組収録後に、内村と小峠が見どころなどを語った。
番組では、日本全国の爆発的な家族愛を一斉調査。時にはほっこり、時には爆発する家族愛を堪能するバラエティーだ。内村、小峠のほか、スタジオゲストには、織田信成、川田裕美、児嶋一哉(アンジャッシュ)、生見愛瑠が登場。VTRゲストとして、東京ホテイソン(たける、ショーゴ)、別府ともひこ(エイトブリッジ)、金井憧れが出演する。
「思わず二度見!ドッカ~ン!仕送り部門」では、Twitterの「一口かじられたハンバーガーが親からの仕送りで送られてきた」という投稿を調査する。宮古島に住む投稿主の母親にその理由を聞くほか、地下アイドルとして頑張る娘に、1800食ものうどんを仕送りする父親にその真相を直撃。お互いを思いやる父娘の姿に、織田は号泣する。
また、「若手芸人 お母さん笑わせたい部門」では、東京ホテイソンのツッコミ担当・たけるがサプライズで母を笑わせたいと、父と共に漫才に挑戦する。“家族あるある”ネタを詰め込んだ家族愛たっぷりの漫才を披露するたけるは、思い出エピソードネタを見せているうちに、当時の思いがこみ上げ、その様子を見守っていた兄も泣きだしてしまう。
そして、エイトブリッジ・別府は兄と共に母に漫才をプレゼント。幼い頃に離婚した母に対してひどい言葉をかけてしまったことを今でも後悔している別府は、なかなか言えない謝罪の思いも「この漫才の中で伝えたい」と必死でネタを考える。VTRを見た内村は、それぞれの家族の奮闘ぶりに「タレント性がある」と感心する。
「命名 家族愛ヒストリー部門」では、親から贈られる最初のプレゼントである“名前”の由来に関するエピソードを調査。VTRでは、名前に送り仮名があるフリーアナウンサーの金井憧れが登場。中高生の頃には同級生から名前をいじられたこともあり、苦労したそうだが、命名にどんな思いがあったのか、父のもとを訪ねて名づけの由来を聞くことに。すると、あらためて感じる父と母の愛情に金井が涙する。また、北海道に住む大学生“内村光良”くんを取材。名前の由来をきちんと聞いたことがなかった内村くんは、両親に自分の名前をどうやって付けたのか、話を聞きに行く。さらに、内村くんが、スタジオの内村とリモートで対面する。
収録を終え、「予想していたよりも、しっかりしたVTRでしたね。本当にちゃんと取材が行き届いている、グッとくるVTRでした」(内村)、「内村さんもおっしゃいましたが、何かVTRの入り口と出口が想像していたものと違って、いい裏切りのVTRばっかりだったので面白かったですね」(小峠)と、予想を上回る番組内容だったと口をそろえた2人。
印象に残った企画を尋ねると、内村は「同姓同名の方ですかね。(同姓同名の人に)初めてお会いしたんですよ。上京した頃、ガスの点検か何かに来られた方が、『内村光良』って漢字が書いてあったんですが、内村“みつよし”なのか“てるよし”なのか、もしくは(その人が持ってきた)領収書に書いてある俺の名前なのか…ということがあったんですが、そのぐらいしか記憶になくて。本当に珍しい名前なので、会えて話せてよかったです」と“てるよし”くんとの対面に感激した様子。続けて、小峠が「“憧れ”さんですかね、やっぱり自分のお子さんにも、そういう名前を付けている(「結な」ちゃん)と聞いて、ババッとハマった感じがありました」と話すと、内村も「“憧れ”というその名にふさわしい育ち方をしているのが素晴らしいと思いました」とうなずいた。
また、自身の「仕送りエピソード」について、内村は「酒屋の息子だったんで、当時はビールのミニ缶というのがはやっていて。それを4ケース毎月送ってくれた。それを仕事終わりにクイッと飲む。店で売っているおつまみセットも送ってくれていて、それがすごくよかったですね」と振り返る。小峠は、大好きなカロリーメイトを母親が送ってくれたそうだが、苦手なベジタブル味もあったため、「ベジタブル味はいらない」と伝えたものの、「ベジタブル」というワードだけが母親の頭に残っていたのか、次は「ベジタブル味だけが10個ぐらい送られてきた」とほほ笑ましいエピソードを披露。内村が「いいね、いつかCMとかやってほしい」と笑うと、小峠は「結構言ってるんですが、全然話は来ませんね」と嘆いていた。
さらに、「家族での変わった習慣」に関して、内村は、毎週日曜に家族でやっていたという不思議な習慣を告白。「本当にお米が大好きな家だったんですが、日曜日になるとなぜかパンを食べるんですよ。トーストにバターを塗って、『兼高かおる世界の旅』(TBS系)を見るんです。急に日曜日だけ上品になる。世界に行った気持ちになるんです。今思えば、変な習慣だったなと思いますね」と懐かしそうにした。一方、答えに困った小峠は、親戚一同薄毛のため、「お葬式で親戚が集まると全員がハゲで、お坊さんも坊主。そして棺桶を開けるとそこにもハゲが…」と明かして笑いを誘った。
番組MCとして活躍する2人だが、MCと進行として、しっかりとタッグを組むのは今回が初。お互いに「やりやすかった」と言うが、今回あらためて感じた内村を見習いたい点について、小峠が「やっぱり柔らかいなっていうのは横にいてすごく感じました。優しいですし、柔らかいです。でも、ずっと柔らかいだけじゃなく、ココっていう時は、バーンって上げていく感じは、勉強になりましたね。いやすごいなと思いますよ、淡々とやられていますが、切り替えのすごさが勉強になりました」とそのMC術を絶賛。「そういうことはいいんだよ。言うんじゃないよ」と照れた内村は、小峠の進行に「完璧です! これからもMCがバンバン来ると思いますよ」と手放しで褒めていた。
今回の番組内容に手応えを感じていた2人。あらためて内村は「本当に取材した人が面白かったんですよね。意外性があった。最初のところで、まず『同棲してたんだ』っていうカウンターパンチがあったり、たけるの兄ちゃんが号泣していたり。ああいう、人の面白さが垣間見えて、本筋からちょっとそれたところの衝撃が多かった。番組タイトルから想像するに『ちょっと違う番組じゃないかな?』という変わったテイストがあって、『ここに涙腺があるんだ』とか、『ここに引っかかる琴線があるんだ』とか、それぞれのツボがあるような番組なんで、それを楽しんでもらえたらと思います」とアピール。小峠は「家族で見たらめちゃくちゃ盛り上がると思いますので、ぜひご家族で、ゆっくりご覧いただければと思います」と呼び掛けた。
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