野性爆弾が「まじもん！」に登場。“名字”と“昆虫”の博士から学ぶ2022/05/28
5月11日から始まったRKB毎日放送の新番組「まじもん！」（水曜午後7：00、福岡ローカル）。「本物・本当にすごい人」を取り上げ、「本気（まじ）」で「問（もん）題」に切り込む福岡発のノンジャンル＆フリースタイル番組だ。その6月1日放送回に野性爆弾（くっきー！、ロッシー）が出演。「まじもん！ -野爆のガクモンinふくおか-」と題して、マニアックな先生たちから2コマのディープな特別授業を受ける。
1時間目の「社会」は「名字の知られざる世界」を学ぶ。2人が訪れるのは、福岡市東区にある「はんのひでしま」。品ぞろえ日本一とも称されるはんこの専門店だ。「どんな名字のお客さんも待たせたくない」という店主・秀島徹さんの思いから、店に用意したはんこの数は10万種類におよぶ。まさに名字博士の秀島さんから全国の難読姓や珍しい姓について教えを請うことに。さらに、実在する名字を組み合わせて“おとぎ話”を成立させようと挑戦。そこに登場する「日本さん」「桃さん」「鬼さん」などの名字を持つ人たちへのインタビューも試みる。
2時間目は「理科」。昆虫を愛する“まじもん”の 九州大学（総合研究博物館）・丸山宗利准教授を訪ね、「小さな虫たちの面白すぎる生態」を教わる。「必殺技がおなら!?」「キラキラに光るおもちゃみたいな虫!?」など、想像を超えた個性的な昆虫が続々と登場。丸山氏は史上初となる「生きている虫だけの図鑑づくり」にも挑戦していた。掲載する2800種類もの虫をすべて撮影するという、とてつもなく忍耐がいる制作の現場に密着する。
収録を終えたくっきー！は「（授業を受けた）お二人ともいい方で、楽しい時間でした。（番組名『まじもん！』にちなみ『まじ』で取り組んでることは？）俺が『まじで取り組んでること』といえば趣味かな。バイクやギターと多趣味やけど、全部まじでやってますよ。最近は御朱印集めにもよく行きます。福岡といえば太宰府天満宮が有名やけど、『鬼滅の刃』で有名な『竈門神社』も福岡にあるの？ ぜひ行きたいな。恋愛の神様みたいやけど、嫁がいるからなぁ…。そうそう『まじで取り組んでいること』といえば、嫁を愛し続けることかな！（笑）。…僕の顎、青く光ってます？ たぶん番組で僕の顎、青く光るはずなんですけど、その理由は番組を見たら分かりますので、ぜひご覧ください」と語った。
一方、相方のロッシーは「福岡といえば『食』のイメージですが、今回は町の人と触れ合えたので楽しかったですね。もともと『由来』をたどるのが好きだから『はんのひでしま』は特に面白かった。北九州（福岡県北九州市）の小倉に『城野（じょうの）』っていう地名があるでしょ？ 僕の名字は『城野（しろの）』なので『もしかしたら何かつながりがあるのかも？』と考えていました。実家は滋賀だけど、実は福岡にルーツがあるのかも。秀島さんや丸山先生のように、一つのことを突き詰めるのは面白いですよね。研究している姿もかっこよかったです。ぜひ（番組を）見ていただきたいと思います」と振り返る。
制作を担当したRKB報道局情報番組部の後藤弘之ディレクターは「なんでこれ？と思ってしまうようなマニアックな学問を追い続ける、面白くてかっこいい人たちから『学ぶ楽しさ』を感じ取ってもらえたらうれしいです。そして、くっきー！さんとロッシーさんのトークを何も考えず楽しんでください」とコメントを寄せた。
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