二宮和也&多部未華子、高橋一生&柴咲コウ、上野樹里&松重豊…TBS初のドラマ合同会見に豪華な面々が勢ぞろい!2022/03/28
TBS系で、4月にスタートとする三つの連続ドラマの合同会見「TBS DRAMA COLLECTION 2022 Spring!!」が行われ、4月10日スタートの「マイファミリー」(日曜午後9:00)から二宮和也、多部未華子、賀来賢人、濱田岳、4月15日にスタートの「インビジブル」(金曜午後10:00)から高橋一生、柴咲コウ、桐谷健太、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、4月19日スタートの「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(火曜午後10:00)から上野樹里、田中圭、磯村勇斗、松重豊が参加した。
三つのドラマの出演者が一堂に会して行われる合同会見は、同局として初の試み。二宮は「僕たちも初めての経験なので、いろいろと探りながらかもしれませんが、楽しくできたら」、高橋は「かつてないステージングとともに、春ドラマを発表できることをとてもうれしく思っております。TBSの2022年の春ドラへの期待が膨らむと思います」、上野も「初めての試みで、私たちもすごくワクワクしています。皆さんで盛り上げられることをうれしく思っています」とそれぞれが期待十分で会見はスタート。
「マイファミリー」は、娘を誘拐されてしまったゲーム会社の社長・鳴沢温人(二宮)と妻・未知留(多部未華子)が、学生時代からの親友の弁護士・三輪碧(賀来)と元刑事・東堂樹生(濱田)らと共に、娘を取り戻すために奮闘する“ノンストップ・ファミリーエンターテインメント”。この新ジャンルに、二宮は「われわれもよく分かってないんですが…皆さんにぜひ見ていただきつつ、われわれも見ながら、”ノンストップ・ファミリーエンターテインメント“を学ぼうと思います」とコメント。
撮影中の「ノンストップ」な出来事については、二宮が「娘を捜すために“ノンストップ”で走っている」と回答。多部は「何をそんなにしゃべることがあるのかというぐらい、男性陣がずっとしゃべっている」と暴露すると、賀来も「無口なイメージだった二宮さんがずっとしゃべっている」と同意。二宮は「何をしゃべっているのかな? 初めましての方もいるので、会話の入り口的な話ですが、中身のある話はしていないですね」と苦笑すると、そばにいるために自然と会話が耳に入るという多部が「本当に大した話しはしてないです」とバッサリ。二宮は「マジでしゃべってるよね。俺も現場で驚いてる。黙りたいけど、しゃべってるんですよ」と言い、緊迫した展開が続く物語の中で、緊張感は保ちつつ、楽しい現場にしたいという思いから、しゃべり続けていると説明した。
また、「もしも4人が家族なら?」という質問には、二宮が「お父さんは僕、お母さんは岳ちゃん。公の場で話す時の岳ちゃんのしゃべり口が優しくて、客観的な視点もあるので。そして、賀来くんは弟かなと思ったけど、頼れるタイプだし、僕の話を笑って聞いてくれる、うつわの大きさがお兄ちゃんぽいかな。多部ちゃんは、妹ですね」と回答。多部は「賀来さんがお父さん、背が高くて頼れそうだし、濱田岳さんがお母さん、見た目がお母さんみたい(笑)。兄は二宮さんかなと、なんとなく。自分は妹。実際に末っ子で、一番下って楽だなと思って生きてるので」と答え、2人から「お母さん」に指名された濱田は「意外ですね。見た目からお母さんって言われた。褒め言葉として頑張っていきたいですね」と笑っていた。
続いては、クリミナルズを捕らえるため、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相容れないはずの2人が異色のバディを組む前代未聞の犯罪エンターテインメント「インビジブル」のトークへ。警視庁管内で起きた未解決事件の継続捜査を行う、特命捜査対策班に所属する刑事・志村貴文を高橋、志村のバディとなる犯罪コーディネーター“インビジブル”のキリコを柴咲、志村の天敵ともいえるキャリア監察官・猿渡紳一郎役を桐谷、捜査一課の刑事・磯ヶ谷潔役を有岡が務める。
「見えない」という意味のある、「インビジブル」に関連して、透明人間になったら何をしたいかと聞かれた高橋は、「自分の関連シーンで、自分が全くいないという状態になったら、皆さんがどう撮影をしていくのか見てみたい。皆さんにちょっと慌ててほしい」と語ると、桐谷から「めっちゃ欲しがりやん!」とツッコミが。また、有岡は「プロ野球が開幕して、(Hey! Say! JUMPの)メンバーと一緒に見ていたんですが、バッターボックスの打者の反対に入って、特等席で観戦してみたい」と無邪気に話すと、そこでも桐谷が「えっ? めっちゃ危ないやん」とすかさずツッコミを入れ、話を盛り上げていた。
さらに、司会者から二宮に話が振られるも、なぜか黙ったままの二宮。そんな二宮に桐谷が「ニノ!」と声をかけると、「見えてました?(透明人間に)なってるつもりだったんですけど(笑)」とニヤリとしつつ、「困っている人を助けたり、世の中をよくしたいな…」ともっともらしく話したものの、「ごめんなさい。いやらしいことしか思いつきません(笑)」と頭を下げた。
物語の見どころについて高橋は、志村とキリコの会話劇のほかに、自らのアクションシーンを挙げる。「今年で42歳になるんですが、まさかこんなに動かされると思ってなかったです。ちょっと慌ててます。体を動かさなきゃいけない役だったので、衣装合わせをしてからからちょっと体を鍛え直したんです。そうしたらせっかく作っていただいたスーツが全く合わなくなってしまって、作り直してもらって撮影に入りましたね。自分で鏡を見てもちょっと大きくなったかなっていう感じがありました」と明かすと、柴咲が「なんか背も伸びた気がする」とコメント。髙橋は「おかげさまで、筋肉の膨張などでしょうか。背が大きくなったそうですよ。ちょっとこのまま鍛えていきたいなと思っています」と語った。
そして、最後は、「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」のトークコーナーへ。本作は、ヨガインストラクターの主人公・沢田杏花(上野)が、妻に先立たれた父・沢田林太郎(松重)と共に、父娘2人で婚活にチャレンジする物語。杏花と出会うことになる東村晴太役を田中、杏花と18年ぶりに再会する幼なじみの不破颯役を磯村が演じる。
婚活パーティーの撮影では、松重が、パーティーで出会う日向明里役への井川遥への食いつきがすごかったと上野が暴露。「アドリブがすごくて、ぐいぐい行っていて恥ずかしかった」と話すと、松重は「なんかさかっている父親を見る娘の視線っていうのが、あんなに冷酷なんだなと味わいましたけども、そのぐらいショッキングな出来事だと思いましたね」と振り返る。「婚活パーティーの会場に、井川遥さんがいるんですよ。そんな“if”考えられます? それはスイッチが入りますよ」と至って真面目に話していた。
「持続可能な暮らしのために実践していること、してみたいこと」を問われると、上野は、海の上でボードに乗って行う「SUPヨガ」と回答。「ヨガをどうせやるなら、太陽の下で、海の上でぷかぷかとボードの上で浮きながら、やってみたいなぁっていうのが去年ぐらいから思っていて。今年は絶対やりたいですね」と説明。田中は「持続可能な目標にしたいんですが、本を最後まで読みたいです。読み切る前に時間がなくて途中でやめてしまったり、読み直すのは嫌で、途中からだと覚えてないので、ほかの本を読み始めてしまったりすることの繰り返しなので、本を読み切るのを続けたいですね」と目標を掲げる。
磯村は「持続可能な自家発電ですね。やっぱりなるべく自分で電気を生んでいきたいなと思っていて。今はまだできてないんですが、家にソーラーパネルとか、自転車を漕いだら電気が自然にたまるようにするとか、ソーラーパネルの服を着るとか。そういう、自分で何かを生んでいく方がいいのかなと思ってますね」と今の時代に合った回答。
松重からは「出家」と驚きの答えが飛び出し、「もう本当に皆さんに比べて持続可能な時間が残されてないので、できれば穏やかに死んでいきたいなと思ってますし、お寺が大好きで、お寺で座禅して、野菜を育てたり、廊下の掃除をしたりする暮らしをしてみたいなっていうのを、本当に思ってます。願望として出家と書かせていただきました」と解説した。
また、柴咲が「『持続可能な俳優生活』をするにはどうすればいいのか皆さんに聞きたい」と質問。すると上野が、「常に疑問を持つことですかね。当たり前になっていることに。そしてちょっとでも違和感を持ったら、どうしたらいいんだろうって考えますね」と持論を述べ、柴咲も「同感です。よりよいものづくりをするには大切ですよね」と頷いていた。
約1時間半にわたって行われた合同会見の最後には、二宮が「今のご時勢ですので健康には気を付けて、楽しい現場でやっていきたいと思ってますし、こういう場を与えていただきまして、いつもより、ドラマの横のつながりもできたんじゃないかなと思っているので、みんなで一緒になって、TBSの4月期のドラマを盛り上げられるかなと思っています」と有意義な時間になったことを伝え、高橋は「各ドラマを見させていただいて、それぞれの毛色の違うエンターテインメントドラマだと思います。僕たち自体は毎週毎週、純粋に見てくださる人たちの楽しみになるような、娯楽性のある楽しいドラマを作っていきたいと思います」と意欲を燃やす。
上野は「今日参加することによって、より一層モチベーションも上がりましたし、皆さんとこうしてお会いする機会もなかなかないので、みんなで盛り上げていけたらいいなと思います。火曜ドラマは、サスペンス色はないですが、温かいホームドラマで、ラブストーリーの方もどんどん回を追うごとに、面白くなっていくので、皆さんぜひご覧ください」とアピールした。
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