「マイファミリー」で美 少年・那須雄登が二宮和也と初共演。玉木宏、松本幸四郎、高橋メアリージュン、サンド・富澤たけしも出演2022/03/14
玉木宏、松本幸四郎、高橋メアリージュン、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、富澤たけし(サンドウィッチマン)が、TBS系で4月にスタートする連続ドラマ「マイファミリー」(日曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。
二宮和也が主演を務める同作は、黒岩勉氏が描く、人生最悪の事態に見舞われた家族の絆が試されるノンストップ・ファミリーエンターテインメント。主人公であるゲーム会社の社長・鳴沢温人(二宮)は、プライベートでは湘南・鎌倉に家を構え、妻・未知留(多部未華子)と小学生の娘を持つ父親だ。そんな一見幸せそうな彼に、娘を誘拐されてしまうという悲劇が訪れる。何もかも手に入れたはずの温人が、たった一つの一番大切なものを失ったことで直面する数々の試練、そして浮き彫りになっていくさまざまな人間模様。愛娘を取り返す唯一の方法は、警察を排除し、妻と力を合わせて誘拐犯と戦っていくこと。リアリティーがありつつ、エンターテインメント性に富んだオリジナル脚本に期待がかかる。
今回発表された5人は、玉木、那須、富澤が刑事役。幸四郎はネットサービス企業のCOO(最高執行責任者)、高橋は温人のビジネスパートナー役で登場する。
初の「日曜劇場」枠に出演となる玉木が演じるのは、神奈川県警捜査一課・特殊犯対策係の葛城圭史。柔和な外見とは裏腹に、ある種執念のような強い信念を持ち、どんな状況になっても捜査を推し進め、数々の現場で実績を挙げてきた刑事だ。また、襲名後、初の民放ドラマ出演となる幸四郎は、日本を代表するネットサービス企業「NEXホールディング」ナンNo.2の阿久津晃を演じる。湘南に豪邸を構え、鳴沢一家の隣人でもある阿久津は、温人の会社とも関係があり、どのように関わっていくのかがドラマの見どころの一つだ。
玉木は「TBSの『日曜劇場』はすごく重厚な作品の枠だと思っていて、自分が参加できることがとてもうれしいです。主演の二宮くん、多部さんとの共演も久しぶりなので、すごく楽しみにしています。私自身も父親になったので、それぞれ子どもを抱えてこの作品を見た時、きっと心が痛むのだろうな、ということを考えながら読み進めていました。置かれている状況は非常に苦しいのですが、家族の絆が崩れかけた夫婦が少しずつ誘拐事件を機に近づいていくところも垣間見えたりするので、悪いことだけじゃないのかなと考えさせられました」と作品の印象を語っている。
幸四郎は「松本幸四郎になって初めての現代ドラマなので、そういう意味での緊張感と、また新たな刺激を受けられるんだなという楽しみの気持ちでいっぱいです。台本を読んでみて、すごく前進しているというか、いろんなことがあるけれど、生きるという道を常に歩んでいる、そういう人たちのドラマだなと思いました」と作品への思いを明かす。
また、「日曜劇場」初出演の高橋が務める立脇香菜子は、温人のビジネスパートナー。温人と「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」を立ち上げて成功させた同志であり、強い絆で結ばれているのだが、果たして敵か味方なのか、気になる役どころだ。那須は同局のドラマ出演は初めてで、事務所の先輩である二宮とも今回が初共演。そんな那須が演じるのは、新人刑事の梅木司。鳴沢家の誘拐事件を担当することになり、葛城と行動を共にしていく役柄だ。
さらに、ノンキャリアでたたき上げの神奈川県警捜査一課・一課長の吉乃栄太郎を富澤が演じる。温和な人柄で部下からの信頼も厚い人物の𠮷乃。誘拐犯と交渉を進める中で、鳴沢夫婦によって排除されてしまう警察だが、被害者の協力を得られない状況で、どのように事件を解決していくのか?
高橋は「個人的に『日曜劇場』を見るのが大好きで、『いつか出演したい』という目標があったので、お話をいただいた時はすごくうれしかったです。内容はまだ全部分かっていないので、『どうなっちゃうの?』と、続きが気になって仕方がないです」と作品の展開に期待する。
「『日曜劇場』に出させていただけるなんて、すごくうれしいし光栄です。オファーの話を聞いた時は、うれしくてしばらく固まってしまいました」と感激する那須は、「台本を読ませていただいたのですが、すぐに読み切ってしまうくらい面白いです。それぞれの登場人物の家族模様をすごく繊細に描いていたり、ハラハラドキドキな展開だったり。予想と違うことが続くので、これをドラマで表現するのがとても楽しみです」と胸を躍らせる。そして、富澤は「犯人役と思ったら、刑事役だったのでびっくりしました(笑)。『俺でいいのかな?』と思いました。台本を読んでみたら、すごく話が面白くて、僕自身が早くドラマを見たいくらいです」とアピールしている。
ちなみに、「“マイファミリー”の存在とは、また、どんな時にファミリーを感じますか?」という質問に対し、それぞれ「私は、家族だけでなく、昔からの友人などもまとめて『ファミリー』ということだと思っています。今回、『マイファミリー』に出演するにあたって、あらためて親友や家族をしっかり守っていきたいなと思いました」(玉木)、「自分自身、お芝居を演じるにあたって、いろんなことが起きます。自信満々なときもあれば、不安でしょうがない、やるのも嫌だっていう時もあったり。家族はそんな時でもそばにいてくれる存在だなと感じます。何かの時に必要だということではなくて、どのような状況、どのような自分の気持ちになった時にでも、そばにいてくれる、支えみたいな存在ですね」(幸四郎)、「私がファミリーを感じる瞬間は、農業を一緒に学んでいるメンバーと、野菜のことだけを考えている時間や、収穫をしてみんなで喜んでいる時です。フードロス削減プロジェクトを行う上で、農家の方に失礼がないようにと、農業の学校に入ったのですが、血はつながっていなくても、人と地球と他の生き物は、みんなでファミリーだというふうに感じました」(高橋)とコメント。
那須は「今回、ドラマに出させていただくことを家族に話した時に、両親も弟もすごく喜んでくれたのですが、僕がうれしいことを僕以上に喜んでくれたのは、『うれしいな。家族がいるっていいな』と思いました」、富澤も「僕にとって“マイファミリー”だと思える存在は、相方(伊達みきお)です。いつも一緒に仕事をしているので、兄弟と仕事をしているような感じです。一緒にいて、しゃべらなくても平気だし、しゃべる時はしゃべるしっていう、気にしない関係性が家族っぽいなと思います」と話している。
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