「明日、私は誰かのカノジョ」で“カノジョ”役は吉川愛、横田真悠、齊藤なぎさ、箭内夢菜、宇垣美里2022/03/11
吉川愛、横田真悠、齊藤なぎさ（＝LOVE）、箭内夢菜、宇垣美里が、MBS制作で4月12日からTBSほかでスタートするドラマイズム「明日、私は誰かのカノジョ」（火曜深夜、時間未定）で、“カノジョ”役を務めることが分かった。
原作は、女子を中心に口コミで火がつき単行本は累計300万部突破。連載中のマンガアプリ「サイコミ」ではランキング1位をキープし続ける、をのひなお氏による人気漫画。エピソードを重ねるにつれて、悩みや葛藤を抱えた「彼女」たちが登場し、それぞれのリアルな恋愛を紡いでいく内容に、どこかで味わったことのある感情を想起させられる物語が展開。5人の主人公それぞれがコンプレックスや悩みを抱え、もがきながらもそれを克服しようとした先にはあるものとは？
主演を務める吉川が演じるのは、1週間に1回誰かの彼女になる“レンタル彼女”として日々お金を稼ぐ雪。吉川は「原作はもともと知っていて、次に読もうと決めていた作品でした。漫画好きの友達から、『明日カノ』面白いと聞いていたので、その実写ドラマ化をできると聞いて、本当に驚きましたが、同じくらいうれしくもありました。雪ちゃんを演じる上で、友達と話す時とレンタル彼女の時の差を出せるように気を付けながら、少しでも原作の雪に近づけれるように、そして私らしい雪を演じるように、頑張っています！ 放送を楽しみにしていてください！」と役作りに励んでいることを伝える。
埋められない孤独を抱え、寂しさを男性で紛らわすリナに扮（ふん）する横田は、「今回リナ役に決まった時は素直にうれしかったです。原作を読ませていただいたんですが、面白くてページをめくる手が止まらなくて。個性豊かな女の子たちの1人になれると思うと、心がワクワクしました。ほかの子は誰が演じるのかな、と現場で皆さんのお芝居を早く見たい！と思いました。別作品でお世話になった酒井（麻衣）監督とまたご一緒できることがうれしいですし、成長した姿を見せられるよう頑張りたいです」と張り切っている。
また、自由を求め上京し、夜の街で“今”を生きるゆあ役を齊藤、周りに流されず、“自分”を持っていると語る萌役を箭内、見た目に固執して整形を繰り返す30代女子・彩役を宇垣が務める。
「原作は何度も読ませていただいた大好きだった作品で、携わらせていただきたいという思いでオーディションに臨みました」と明かした齊藤は、「ゆあというすてきな役をいただき、とてもうれしい気持ちと同時に、緊張もしています。原作の世界観、そして、ゆあちゃんの気持ちを大切に、作品の魅力をお届けできるよう頑張ります！」と意欲を燃やし、「悩みやコンプレックスを乗り越えながら生きる現代の女の子の『強さ』を、ぜひたくさんの方々に見ていただきたいです」とアピールする。
「今回、真矢萌役を演じさせていただけることが決まり、本当にうれしく思います。酒井麻衣監督の作品に出られるということで、一つ夢がかなった瞬間でもあります」と出演を喜ぶ箭内は、「萌のようなキャラクターを演じさせていただくのは初めてで、役をつかむことに少し難しさも感じています。この作品を楽しみにしてくださっている皆さまの期待に答えられるよう、撮影頑張ります!! ぜひ楽しみにしていてください！」と気合十分。
原作ファンだったという宇垣は「アプリでの配信を毎週楽しみに待っていた作品のドラマ化に関われることを、とてもうれしく思います。今回、彩ちゃんにより近づくために髪もバッサリ切りました。内面はもちろんですが、見た目も原作ファンの皆さんの期待を裏切らないよう鋭意研究中です」と報告し、「意地っ張りで、自分にも他者にも厳しくて、その実とても繊細で優しくて不器用な彩ちゃんを、皆さんに愛してもらえるよう、精いっぱい頑張ります」と力を込める。
ドラマを手掛ける酒井監督は「原作が大好きで、お話をいただく前から読んでおりました。をのひなお先生、原作、そして原作を愛する読者の皆さまにリスペクトを込めて、キャスト・スタッフ一同、一丸となって描きます。今のこの日本を、自分の足で歩いている若者たちの姿に、強さを感じながら日々撮影をしております」とコメント。
そして、「吉川愛さんの訴えかけるような瞳と、そのたたずまい・表現力に魅了され、横田真悠さんの天真らんまんでいながらも嫌みのない様子に説得力を感じ、宇垣美里さんの彩へ懸ける思いの強さと人間力に深みを感じています。ゆあ役と萌役は、何回もオーディションをさせていただき、齊藤なぎささんと箭内夢菜さんと出会うことができました」と出演者たちについて語り、「キャストの皆さまも原作愛が強く、今から『明日、私は誰かのカノジョ』をドラマとして体感できることを私自身、とても楽しみです」と期待を持って、作品に臨んでいる。
原作者・をの氏は「連載開始時、担当編集から『映像化狙いましょう！』と言われた時は、『そんな…夢のまた夢…』と思っていましたが、まさかこうやって実現するとは…」と感激し、「これもひとえにふたえに映像化に尽力していただいた関係者の皆さまのおかげです。本作のファンの方もそうでない方も、放送を楽しみにしていただけたら幸いです！」とメッセージを寄せている。
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