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今田美桜主演で「悪女(わる)」が30年ぶりにドラマ化。江口のりこと初共演2022/02/16

今田美桜主演で「悪女(わる)」が30年ぶりにドラマ化。江口のりこと初共演

 今田美桜が、日本テレビで4月スタートする連続ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(水曜午後10:00、開始日未定)で、ドラマ初主演を務めることが分かった。今田は、ポンコツだが型破りな新入社員・田中麻理鈴を演じ、謎多き先輩社員・峰岸雪役の江口のりこと初共演する。

今田美桜主演で「悪女(わる)」が30年ぶりにドラマ化。江口のりこと初共演
今田美桜主演で「悪女(わる)」が30年ぶりにドラマ化。江口のりこと初共演
今田美桜主演で「悪女(わる)」が30年ぶりにドラマ化。江口のりこと初共演

 ドラマは、累計710 万部を突破している深見じゅん氏の大人気少女コミックが原作。30年前、石田ひかり主演でドラマ化されヒットした作品が、時を経て、再びドラマ化される。ワークライフバランスや副業、リモート会議…「働き方」が大きな転換期を迎えている今、底抜けに明るい1人のポンコツ新入社員が、誕生する。

 窓際部署に配属された主人公・麻理鈴は、同じ部署で働く謎の先輩社員・峰岸から「あなた、出世したくない?」とそそのかされる。“デキない”が、“メゲない”麻理鈴は、各部署のくせ者社員たちが抱える職場の問題にぶち当たりながら、持ち前の明るさと、峰岸の小ずるい出世メソッドを武器にして、出世の階段を駆け上がっていく。

 どうして麻理鈴はがむしゃらに頑張れるのか? それは、一目ぼれした名前も知らない先輩社員に近づきたいから。さらに、峰岸が麻理鈴を出世に導くことにも理由があって…!? 暑苦しく働くのが青臭いが、一生懸命働くということがカッコいいと感じられるような、日本のお仕事を明るくする“ラブ・ジョブ・エンターテインメント”だ。

 先日、東京のJR渋谷駅の巨大ポスターなどで話題になっていた「田中麻理鈴って誰?」キャンペーン。特設サイトでは情報公開前にもかかわらず、謎を解けた人のみにドラマの企画書が見れる仕組みになっていたが、キャストは未公表だったため、SNSを中心に「田中麻理鈴は誰が演じるの?」と話題になっていた。

 今田が扮(ふん)する麻理鈴は、三流の大学を四流の成績で卒業した新入社員。一度聞いたら忘れることのできない名前を持つ彼女は、運よく大手IT企業に就職するものの、配属されたのは備品管理課という超窓際部署。麻理鈴が配属された備品管理課で働く、先輩社員・峰岸さん(江口)から「あなた、出世したくない?」というこの言葉をきっかけに、麻理鈴の会社人生が大きく一変していく。常識にとらわれず、がむしゃらに突っ走る麻理鈴は、峰岸さんという強力な先輩の助言を武器に、職場の問題を解決しながら、会社の最下層から、ステップアップを目指していく。

 今田は「底抜けに明るく型破りな田中麻理鈴役を演じることになりました。麻理鈴は、やる気と根性があって、いつも目の前のことを一生懸命に頑張っている女性です。負けん気が強く、酒豪で、大食いで、見た目とはちょっと裏腹に男らしさもあったり、そして、どんな上司にも、ひるまずに立ち向かっていきます。最後には、いろいろな人たちをどんどん仲間にしてしまう魅力あるキャラクターなので、クランクイン前ではありますが、今から楽しみにしています。私も、麻理鈴のように、どんどん周りを巻き込んでいけたらと考えています」と役柄を紹介し、抱負を述べる。

 さらに、「(原作は)30年近く前の作品なのですが、私の同級生がちょうど新入社員だったり、2年目だったりするので、同級生から聞いてる話と、あの時はこうだったんだという、そのギャップを感じられてすごく楽しかったです。漫画に登場するそれぞれのキャラクターがすごい個性豊かで、その中で奮闘する麻理鈴に、とても勇気づけられて、私も頑張ろうと思いました」と作品に励まされたことを明かす。

 江口との共演については「とてもかっこいい女性だなとずっと思っていました。今回お会いして、かっこいいプラス、面白くて楽しい方だなと思っています。すごくドラマに入るのがとても楽しみですし、いろいろなことを江口さんから、学ばせていただききたいです」と期待している。

 当の江口は「私が演じる峰岸雪という役柄は、麻理鈴が配属になった窓際部署でじっと大人しく仕事している謎の女性です。とにかく謎多き女性なのですが、麻理鈴と一緒に仕事していくことで、峰岸自身も影響を受けて変化をしていきます」と役どころについて触れ、「今の時代、やる気を出したり、出世するぞ!っていう気持ちを前面に出して働くということが、何か『青臭くてカッコ悪い!』というふうに見られがちな世の中ですが、このドラマは、その青臭さが逆に格好いいんじゃないか!って思ってもらえるようなドラマになると思ってます」と物語の魅力を伝える。

今田美桜主演で「悪女(わる)」が30年ぶりにドラマ化。江口のりこと初共演

 原作に関しては「面白かったです。30年前って、いいなって思いました。その原作を今の時代にドラマ化するので、原作の持つ面白さを生かしていければと思います。時代もだいぶ変わっているので、30年前は仕事で出世する女性が、いわゆる『悪女(わる)』というイメージがあったかもとは思うのですが、今は全然そういう時代ではありませんので。30年前と比べて、人の気持ちや思いは、今も変わっていないなと感じました」と変わらないもの感じたそうで、「今田さんは、元気いっぱいの明るい女の子っていう感じで、よく笑う方ですね。私がたいして面白くないこと言ったのに、たくさん笑ってくれて、とてもありがたいです(笑)」と話している。

 ドラマを手掛ける諸田景子プロデューサーは「『悪女(わる)』が30年ぶりに再ドラマ化!と聞き、懐かしいと思う人もいれば、『???』となる人もいるかもしれません。30年経って、女性が働き続けることは当たり前になりました。一方で、周囲の女性たちに話を聞くと、『たくさん働いて何が楽しいの?』『出世より、そこそこがいい』という声も…。いろんな情報がありすぎて、何が正解なのか? 自分はどう生きたいのか?…と働き方迷子になっていたアラサーの私が出合ったのが、『悪女(わる)』です。主人公・麻理鈴が『仕事が好きです! 女が頑張っちゃダメですか?』と周囲に問いかけながら、出世の階段を駆け上っていく姿に勇気をもらいました」と作品にたどり着いた経緯を説明。

 続けて、「一方で感じたのは、時代は変われど女性たちは、『本当に』働きやすくなったのだろうか、ということ。今こそ、『悪女(わる)』の出番です!! 働き方が多様化した現代を舞台に、再び麻理鈴の力を借りて、『一生懸命働くってカッコいい』と視聴者の皆さんが前向きになれるドラマをお届けします」と意気込んでいる。


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