大泉洋が「元彼の遺言状」で綾瀬はるかと初共演。遺産山分けを共謀する謎の依頼人に2022/02/09
大泉洋が、フジテレビ系で4月にスタートする連続ドラマ「元彼の遺言状」(月曜午後9:00、開始日未定)で、主演を務める綾瀬はるかと初共演することが分かった。
ドラマは、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新川帆立氏による同名小説を原作にした、痛快リーガルミステリー。綾瀬は、大手弁護士事務所に勤める超優秀な弁護士・剣持麗子を演じる。麗子は元彼・森川栄治が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、依頼人と共謀して遺産を山分けする計画を立てる。しかし、麗子はなぜか毎度殺人事件に出くわし、法的視点で渋々事件を解決する羽目に。原作の世界観はそのままに、映像化に当たってはドラマオリジナルのエピソードも描いていく。
大泉が演じるのは、そんな麗子に遺産山分けの提案を持ちかける謎の依頼人・篠田敬太郎。麗子の元彼を殺した“犯人”になりすまし、麗子と共謀して巨額の遺産を狙うミステリアスな役どころで、原作でもストーリーの鍵を握る重要人物として登場する。ドラマ化に当たっては、キャラクターをより深化させ、麗子と行動を共にする“相棒”として描かれる。猪突猛進で勇猛果敢な麗子と、優柔不断でヘタレな篠田という異色のバディが、巨額な遺産と栄治の死の真相に迫っていく。
ある朝、篠田は栄治が部屋で椅子にもたれて亡くなっているのを発見する。死因は風邪をこじらせての病死と診断。栄治には巨額の遺産があり、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残していた。遺産額はなんと1080億円。篠田は、栄治とかつて交際していた麗子に連絡し、遺言状の詳細を麗子に伝える。巨額の遺産に心が揺れ動いた麗子は、遺産の山分けを条件に「完璧な殺害計画を立てましょう。私があなたを殺人犯にしてあげる」と約束する。
篠田は栄治が暮らす軽井沢の別荘の管理人を務め。病気がちな栄治の面倒を見ながら居候させてもらっている。栄治にとっては大学時代のサークルの先輩であり、かつて麗子とも会ったことがあるようだが、彼女は全く覚えていない。自分のことを覚えていない麗子にムッとすることなく優しく対応する篠田は、物腰が柔らかくたたずまいもスマートで、その人畜無害な様子に麗子も一定の信頼を寄せるようになる。昔からミステリー小説が大好きで、ミステリー作家を目指しているとのことだが、定職に就かずブラブラしている篠田の過去を、栄治亡き今となっては誰も詳しくは知らない。
2012年放送の「ラッキーセブン」以来約10年ぶりの同系連ドラ出演となる大泉は、「今回のお仕事は“楽しみです!”以外に言葉が見つかりません! 綾瀬はるかさんとの共演、なんて面白そう! 鈴木雅之監督、16年前、まだ右も左も分からない私を主演にしてドラマを撮っていただいて以来です」と歓喜。
放送に向けて「今までにも数々の名作を撮ってきた監督が、綾瀬はるかさん主演でミステリードラマを撮る。絶対面白いやつです! そこに私も出させていただけるなんて、もうもうもう、イヌなら延々と、尻尾追っかけて回ってるんじゃないかというくらい楽しみです。頑張ります」と気合十分だ。
その大泉がテレビドラマ初主演を務めた、同局で2006年放送の新春スペシャルドラマ「おかしなふたり」でメガホンを取っており、今回16年ぶりに再タッグを組むことになる鈴木監督は「大泉さんは、大泉さんにしか出せないキャラクターを持ってらっしゃる。ほかの方には代えがたい魅力があります。綾瀬さんと大泉さんというバディはとても魅力的ですよね。大泉さんがどんなキャラクターを演じられるのか注目度は高いでしょうし、いい作品になるようスタッフみんなで頑張りたいと思います」と意気込んでいる。
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